イマワノキワ

TRPGやアニメのことをガンガン書き連ねていくコバヤシのブログ

ぱにぽに 9

氷川へきるスクウェアエニックス。ダラダラグデグデした微妙にどこが面白いのか分かりにくいけど、とっても大好きでとっても面白い漫画。今回はC組メンバーとベホメディ、そしてハルカ姉さんに委員長部隊と眼鏡強化の巻。とはいうものの、学園っていうステージで色んな個性を持った面々がダラダラダルダルと面白いことをすることに変わりはなく。
コマの割り方、レイアウトの仕方をいじったせいか、結構新鮮な印象。2ページ使い、1ページ使いの話が変則的に挟まれるので、読んでいて躍動感がある感じかな。1コマ台詞無しのコマをはさんだり、テンプラを活用したりして空気を作るのは持続して使われてるテクニック。ここら辺が噛みあって、どーにもいえない、気付くと「クスリ」ではなくて「ゲフラ」と声を出して笑ってる漫画に仕上がっています。
なんとなくだけど、「ドラえもん」で出てくる『何故か知らんがのび太とドラが爆笑している漫画』ってこんな感じかなぁ、と読み終わって思ったり。色は濃いようで薄いようで濃いし、味付けも変なところで丁寧に作ってるくせに人口臭がする。いびつながらも一本筋の入ってる、変な漫画です。この空気は他の漫画には絶対ない訳で、延々ダラダラダルダル楽しませてほしい。とても好きな漫画ですよ。