イマワノキワ

TRPGやアニメのことをガンガン書き連ねていくコバヤシのブログ

unscripted小話 その7

つうわけで"劇破02"第二試合、ビビアーノ・セレーゾVSドミトリー・ハキーモフ戦についてのコラムですよ。
前二戦、ちょっと"劇破"としては変化球のコースが続きましたが、この試合は王道。ただ延々試合して、勝った負けたの結果を素直に受け入れて次に繋ぐ試合です。そのために準備して、説得力を増して、試合描写をして、勝ち負けの影響を見て、という。"劇破"がサラブレと藤の隙間を埋めることを代一目的に作られた大会なので、こういう風に淡々とやるのがある意味スタンダードではあります。
まぁPLであるソエジマさんとMisuzuさんが、unscriptedの中でも一二を争うMMA通なので、そこらへんの指示に素直に従った感じですね。二人とも"劇破01"が初お目見え(つうか"劇破"の目的の一つにヘヴィ級の拡充てのがあった)なので、流石に水に合う動きと演出です。そこらへんも汲み取って、前回前に出てたせいで02では後ろにあえて引っ込んだ解説コンビを出しました。観客三組では、こいつらがやっぱ一番楽です。プレーンな立場なので。
まぁ、今回藤を担当してみて思ったんですが。"劇破"の「試合をして、試合をして、試合をしてください」ていうのは、PLとしてはやりにくい部分もあるんだなぁ、と。情念は技術知識がなくても共通のもので、"劇破"には情念持ち込んじゃいけない、みたいな空気もちょっとあって。いや、持ち込んでくれてもゼンゼンかまわんのですよ。情念だけで全部乗り切るのが不可なだけで。
そこらへん、この試合はマテリアルな技術と試合への情念が巧く混ざってる見本みたいな試合かな、と思います。両方ジムがしっかりしてて、ネームドのセコンドがいて、スポーツとしてのMMAをやる上で必要なものの体制がそろっている、と。単純に試合して試合して試合するためには、ここら辺の整備が必須なワケで。そこらへん、この試合はようけできてます。
試合自体はですねー。実はミスってます。追加行動には準備フェイズがないので、関節技使えません。スイマセンでした。距離2での打撃戦は、フェイントから蹴りに繋ぐことになるので、フェイント抵抗が16で止まるこのゲームでは絶対にいつか貰います。その癖、見切りの発動条件に引っかかるほど致命的でもないので、ダイス目が揺れた&ベース能力が高いセレーゾさんが制しました。ヘヴィ級のボディ打撃はデフォルトで疲労点3(腹部疲労+根性)持って行かれるので、距離2で長い戦いするのは結構バクチですね。
んで今後ですが。セレーゾ兄さんはココで一勝をようやくひっぱて来たので、次の試合ですかね。モトロフへ乗りヴぇん時にはワンクッション挟みたい漢字でしょうか。校長は立ち位置からしてそこまで勝ちにがっつくスタンスではないわけですが、まぁ負けは負け。傷の入る負け方ともいえないのはいいかもしれませんね。まぁ結構自由に動けるんではないでしょうか。