イマワノキワ

TRPGやアニメのことをガンガン書き連ねていくコバヤシのブログ

狩人達の月

二本目はサイコロフィクション最新作、ハンターズムーンだよ。
シナリオタイトル:腐敗獣サファール登場 システム:ハンターズムーン GM:シェンツさん
田中君:"ベアトラップ"熊野陸:26才男性:復讐鬼:罠 トラップ戦術を使いこなす猟師。大切な人をモノビーストに食い殺された過去があり、怒りを秘めてコンクリートジャングルでバケモノを狩る。
新米GMさん:加藤剛蔵:24才男性:組織人:ナイフ ビビり入ってるガードマン。警備するビルがモノビーストに食い尽くされ、恐怖を押し殺して、ビーストハントに参加する。
浅間忍さん:ライカ・クドリャフスカ:11歳女性:一般人:犬 犬使いの少女。ロシア研究機関謹製の特殊能力者。わふーとかは言わない。イヌを使った支援を得意としている。
PIPさん:茅原秀二:26才男性:人猟師:槍 「自分がゾンビである」という妄想に取り付かれたキの字。ハンターをぶっ殺して肉を食い、妄想じみた現実に足を踏み入れた。
オレ:ジビエ:31才男性:防衛者:銃 猟もするコック。珍味を求めて、ついにモノビーストの肉にたどり着いた結果、現実から足を踏み外した。料理のためなら死んでもいい狂人。
このような現代ホラーメンバーが、不死にして不可視にして無敵のバケモノ、モノビーストを狩り込むゲーム。それがハンターズムーンです。満月の出る夜だけは、不死性が無くなってヤれるのだ。食うか食われるか、日常を超越した一夜が幕を明ける……って感じのシステムだよ。
やってみた感想としては、とにかく殺意が濃くて、現代ホラーという背景設定に非常にマッチしていると思いました。ヒリヒリした感じが常時漂ってて、プレイングの実感がするっと世界観を飲み込ませてくれる感じ。敵が超強いのも、戦いながらも安易に殺せないのも、ホラーの常道っぽくていい。そこらへんは非常によく考えられてました。速いし。