イマワノキワ

TRPGやアニメのことをガンガン書き連ねていくコバヤシのブログ

とある科学の超電磁砲 5

冬川基鎌池和馬アスキーメディアワークス。日本のゴサムで少女がひどい目に逢う話の五巻目。学園都市のクソみたいな部分が、たっぷり表に出てくる暗部がらみのお話でした。ホントに酷いね、未来の立川。アニメ最終話でキラキラしてたビリビリの目も、すっかりドブ川みたいな色に。
今回はVS一通、VSアイテム編でした。能力者VS無能力者、能力者VS能力者バトルの描写としては、かなり面白く仕上がっていたんじゃないでしょうか。冬川さんは絵が巧いなー、とつくづく思う。能力発現時の絵に力があって、まさに異能という感じ。このお話では、そういうところ大事じゃないかな。
フレンダちゃんは可愛かったけど、二ヵ月後には一見優しい麦野にオープンゲットされちゃうし、羽化した蝉を見てる気分。まぁこの街にお似合いのクズどもですよね。ともあれ面白かったです。最後に出てきたやつが正直邪魔だけど、まぁ美琴の話であることを維持して欲しい感じ。あと、巻末イラストの一発目がなかじまゆか先生なのは、爆笑モンだった。まさかのD.L.actionでした。