イマワノキワ

TRPGやアニメのことをガンガン書き連ねていくコバヤシのブログ

セッションはじめ

今年のTRPGはじめは、浅間さんGMブラクラオンセでござったよ。
シナリオタイトル:蛇の御参り システム:ブラッド・クルセイド GM:浅間忍さん
シェンツさん:追名静音:18才女性:刀剣/ハンマー 鞍馬神流の流れを汲む対吸血鬼剣術の使い手。シグルイ方面に強く魂を惹かれている、黒髪ロング系剣客。ぶっちゃけた話ヤンデレの人格破綻者だが、数字を伴う狂気に突っ込んだ綴屋から漂うモノホンスメルに、やや引き気味。
田中くん:小野塚聖:20才男性:斧/十字弓 同人誌作成と就職先に幸福を感じる、普通の青少年。だが吸血鬼を憎む心と、斧の扱いは本物だ。吸血鬼との戦いを同人誌で発行する平和な日常は、見事にぶっ壊され、自分自身もボロボロの体を石仮面で修復するはめに。なんともブラクル。
コバヤシ:"馬鹿歩き(シリー・ウォーク)"綴屋綺堂:17才男性:鞭/杭 古式異形の鬼殺し流派を収めた少年。メガネを外すと人外殺しの側面が表に出る、判りやすい七夜コピペ。だったのだが、死を回避するために狂気の領域に突っ込み、生き死にの掛かった状況になると一切の緊張感のない殺しの歩法「馬鹿歩き」が出るようになってしまった。ついでに学校も燃えた。
というわけで久方のブラクルです。のどかな房総半島の地方都市を舞台に、蛙を取ったり、ダイス目が死にすぎて折り返し点でリソースがぼろぼろだったり、それのリカバーをするために極力触りたくないリソースに手を付けて暗い気持ちになったり、やっぱり幸福が燃やされたり、ブラクルらしい伝奇力とキツ目のストレスにあふれた展開でした。
ルールブック3以降プレイしていなかったのですが、追加されたリソースがのきなみ、ルールブック2まではあった「詰み」を回避しつつ、スッゲェイヤーな影響が出る「らしさ」溢れる仕上がりで、非常に良かったです。折り返しで感情が20代まで行き、「うう……死ぬけど死にたくない」というオーラむき出しで打開を模索する光景は、ブラクルの楽しさが濃縮されていたのではなかろーか。非常に楽しみました。GMの浅間さんありがとう、同卓のみんなありがとう。