イマワノキワ

TRPGやアニメのことをガンガン書き連ねていくコバヤシのブログ

朋あり遠方より来る

土曜日は名古屋からソエジマどん、滋賀から浅間さんがやって来て、みんなでTRPGを遊んだよ。一本目はGHOST EISというシステムだったのですが、これはGF対象応募作なので、諸事情によりレポはなし。非常に楽しいセッションだった、とだけ書こう。二本目は田中くんが2日で準備してくれたアリアンロッド。マジ有難い。
シナリオタイトル:ネストブレイク システム:ARA2E GM:田中くん
浅間忍さん:"森の賢人"ゴリン:59才男性ドゥアン:メイジ=セージ 知性ある類人猿に育てられ、森と都市、人とゴリラの間をつなぐべく活動している賢者。深い知恵とゴリラパワー、そしてゴリラ式退魔術の火炎術式を使いこなす。
ソエジマさん:ジョン=ストン:22才男性ヒューリン:シーフ=アルケミスト 記憶を失った青年。両親の手がかりを探すべく、冒険者をしているという正統派。手パンで短剣を錬成し、風の様に相手を倒す軽戦士。
アカメ君:プロヴァンスの風:20〜30代男性ヒューリン:アコライト=アルケミスト 異世界からやってきた客人であり、断片的な記憶によると歌姫を支える仕事をしていたらしい。40レベルになって、コラボプラチナガチャチケを二枚手に入れるべく、冒険者をやっている。神聖魔法とエナドリスタドリによる支援の鬼。
コバヤシ:アンジェ:48才女性フィルボル:ファイター=ガンスリンガー アルディオン大陸からの密偵であり、ロリな外見に似合わずスパルタンな内面。右腕が義手で、キャリバーを仕込んでいる。声は仙台エリ。ガチガチに堅いディフェンダー
というわけでゴリラとP、ロリババアと正統派主人公が織りなすオモシロギルド「ZOO」の面々はこんな感じです。巨大蜂の発生と、その裏に潜む魔族アバドンに対峙するシナリオだったのですが、一手足らずで全員戦闘不能に。やっぱアリアンはガチだなぁ……。敗因は多分、全力移動の仕様変更をしっかり確認しなかったこと。システムへの練達は重要だ……。
「幸運か精神で判定して、ヒロインだけでも逃せられねぇ?」と自分が提案し、GM長考の後判定することに。ジョンがクリティカルで成功し、とどめを刺しに来るアバドンの足を、朦朧としながら掴む。ジョンの瞳の奥に宿る消えない炎に、魔族らしい気まぐれを起こしたアバドン。敵の情けで生き延びるものの、目覚めたギルドメンバーを心配そうに覗きこむヒロインには、片腕がなかった……。奥歯をかみながら復讐を誓うギルメンプロヴァンスの風にアンジェが呟く。
「40レベルになる理由が、ガチャチケ以外にも出来たな」
そんな感じで偶然がドラマを生み、ZOOは害虫と魔族は皆殺しにするギルドとして生まれ変わった。神殿に赴き、ゲッシュにふさわしい名前を考えてもらった所、「東方神那岐の秘伝に曰く世界に神徳を宿す十種神宝あり。その内に毒蟲惡精折伏に覿麺の効果を有する神宝、ハチヒレあり」とのこと。結果、お笑い人間動物園「ZOO」はシリアス魔族狩りチーム「十種ノ蜂比礼」にチェンジしました。いやー、TRPGの醍醐味だなぁ、こういう展開。
大変満足し、田中くんに感謝を表しつつシェンツさんと合流。武神降臨で出会った若人たちも気づけば三十路ということで、居酒屋でワイワイと話に花が咲く。武神降臨の話、最近のアニメの話、思い出話に下ネタ話。自分がビアーを一杯頂いただけで、酒も入っていないのに延々喋れるのは、付き合いが長いのと、まさに気が置けない仲なことが理由だろうか。心地よい疲労感に包まれつつ、オフセッションは終わったのであった。いやー、楽しかった素晴らしかった。