イマワノキワ

TRPGやアニメのことをガンガン書き連ねていくコバヤシのブログ

ぬーーーん

土曜日はよねちょくんのオリジナルシナリオを遊んだよ。NOVA-Xだよ。
シナリオタイトル:紅白の手紙 システム:NOVA-X RL:よねちょくん
OKINAさん:"セキュリティライン"羅業仄:35才男性:カブト◎●カタナ、バサラ かつて天上から落ちてきた青年であったが、時が過ぎて落ち着きと諦めを手に入れたボディーガード。武器生成能力を有する異能者であり、修羅場においては抜身を躊躇わないタフな男……のはずだった。
田中くん:ローザ須崎:25才女性:レッガー◎マネキン●タタラ かつてホワイトエリアで優秀な研究者としてチームをリードしていたが、恋愛関係のいざこざで全てを破綻させ、暗黒街の闇医者に身を落とした女。男女問わず惚れっぽく、そして即座に恋に破れる不運な星に生まれついている。それでも恋を捨てられないカルマと優しさを持っている。
コバヤシ:"騎竜姫"バロネス・ミュンヒハウゼン:外見10代女性:ハイランダー◎カゼ●マヤカシ 多世界を渡り魔法と騎竜を自在に操ると豪語する、NOVA一番の大法螺吹き。王族の使命を掲げて弱者に優しく強者に阿ねないので、狂人ながら皆に愛されている。その正体は偉業を成し遂げ概念と化した異世界の姫君であり、様々な世界とシステムを股にかけ、次元を渡るドラゴンライダー。つまり、彼女の言っている駄法螺は、全て真実である。
ぬーーーん。結論から言うと、RLが想定してたシナリオ進行を破棄させて、クライマックスを経由せずシナリオを終わらせてしまいました。スイッチが入るとアクセルべた踏みで、シナリオの首根っこを掴んで制圧するのはホント自分の悪い癖です。PLサイドはその動きに賛同してもらって、RLも苦々しげに(これは当然。気合入れたオリジナルシナリオの描写を破棄して、アドリブ展開に飛び込むのは「PLの満足度優先」という題目があっても、相当しんどい)受け入れてくれました。シナリオとしてはレールから外れ、アクトとしては成功だった、という感じでしょうか。
反省(感想?)会はオンタイムでやったので再記述するのは止めますが、感想としては面白かったです。これは御為ごかしではなくて、キャラとシチュエーションがビカビカしていたので、思わずアクセル踏んじゃった部分が自分的にはあります(ザ・言い訳)。初のNOVAシナリオということで、色々と意欲的なギミックも盛り込んでいたし、全体的な構図も魅力的でした。
自分の動きを鑑みると、(自分的な価値観での)ベストエンドを露骨に取りに行ったなぁ、と思います。NOVAのデッドリーさとか、敵(と想定されていた)ゲストのいい人っぷりとか、色々咬み合って戦わないルートがベストかなぁと思ってしまったのですが、プレイが終わってから考えなおすとやっぱそれはエゴであって、より多くの人が幸せになるルートはやはり、RLの想定しているルートになんとかPLの要望をすりあわせていくルートかなぁ、と。ココらへんの考えは未だ答えが出ずモヤモヤしていますが、どちらにしても修行の足りないことでした。猛省。マジで。
さておき、PLの田中くんとOKINAさんの協力もあって、アクトは非常に楽しく進み、楽しく終わりました。こういう形で"失敗"しても、全体的な満足度は"成功"になることもある辺り、20年やっていてもTRPGは難しく、面白いものだと感じます。自分の感じるところを貫いた結果なので、反省をしつつ明日の糧にしたいなぁ、と思いました。楽しいアクトをいっしょに形成してくれたPLの田中くんとOKINAさん、そして素晴らしいシナリオを提供し、ハンドリングしてくれたよねちょくんに感謝です。