イマワノキワ

TRPGやアニメのことをガンガン書き連ねていくコバヤシのブログ

プレイレポート 15/03/28 艦隊これくしょんRPG『風船爆弾』&まほう☆まーけっと『Magic of Cort』

今日はシンバシで、リアルタイムストーリージェネレート型TRPGを二本遊んできたよ。初恋ソーダは粉っぽかったよ。

シナリオタイトル:風船爆弾 システム:艦これRPG GM:シェンツさん

田中くん:比叡:戦艦 栄光ある混合型四姉妹の一員として、艦隊の最先任として、バランスの良い価値観で部隊を切り盛りする頼れる女。失われた金剛の幻影を追い求めるアンバランスな側面もある。

Braveoneさん:那珂:軽巡 かつてアイドルとして戦意高揚の一端を担ったが、死地に追いやった英霊のために最前線に躍り出た、擦り切れた太陽。未だにその笑顔には魔法がかかっており、新米達に希望を与える。

アカメくん:電:駆逐 故郷を守るために、希望を失わないために、苛烈な戦場に身を投じた無垢なる魂。戦場に綺麗事を持ち込む真っ直ぐさは、好感をもって迎えられた。戦艦並みの火力で敵を屠る小さなバーサーカー

コバヤシ:大鳳装甲空母 政争に敗れたジオフロント推進派が、スパイとして送り込んだ新兵器艦むす。エリート面したイヤーな艦むすだったが、現場の荒波にもまれて吹っ切れ、豪放磊落な戦場の狼となる。声は能登麻美子

というわけで、『艦これRPGでスイーツとかガールズトークとかお風呂でキャフフとか、あんまシックリこねぇぜ。秘密兵器とかロビーイングとか政治的腹芸とか内部抗争が、かなりしっくり来るぜ』というウチの環境で、切羽詰まった人類が絶望に牙を突き立てるお話の二回目をやって来ました。

アニメの放送で艦これというコンテンツが持ってる都合の悪い部分、引っかかる部分を自分たちなりに突き詰めたい欲求が強まっていたので、思う存分吐き出しあって、とても面白いセッションになりました。

僕は艦これRPGをやるたび、戦場の酸いも甘いも噛み分けた古参兵(ちびっ子)ばっかやって来たので、今回は中央から来た鼻持ちならないエリートをプレイ。リカバリーに気を使いつつ、適度に切れ者で、適度に間抜けで、適度に腰抜けな塩梅を見計らうのは難しかったけど、刺激的で楽しかったです。

元から塩梅のよろしくなかったシェンツ先生が、本格的にヘロヘロになりつつ自分のまほまけへ。

 

シナリオタイトル:Magic of Cort -死闘! 王者、蒼陽学園!!- システム:まほう☆まーけっとArrange GM:コバヤシ

アカメくん:沢渡純吾:18歳男性:天才 自分がバスケットの神に愛されていることを疑わない、才能の塊。傲ることなく鍛錬を続けているものの、チームを信頼出来ない頑なな心が足を引っ張るチームの柱。

Braveoneさん:江古田ユズル:18歳男性:先輩 才能もなく、バスケットへの愛だけで愚直に鍛錬を続けてきた凡人の星。ひたむきなその姿に尊敬を受けるが、自分を信じ切れない弱さがある。3ONで敵の長身センターにボコボコにされたことで、勝ちへの執念が芽生える。

田中くん:火狩圭一:ガード 高いバスケセンスを持ちながら、他人をかばって巻き込まれた事故で競技生活から離れていた、遅れてきた五人目。先輩相手にも物おじしないメンタルと、幅広い視野を持つ。

シェンツさん:千ヶ崎リョータ:15歳男性:マスコット 競うことより楽しむことを重視する、プリチケ届く系男子。純吾の幼なじみ。強敵との闘いの中で、競いあい高め合うことの楽しさを手に入れていく。

以上が、月影高校バスケット部の精鋭であります。

まほまけは受け幅が非常に広いゲームであり、かつ枠化が適切でハンドリングもしやすく、クライマックスが戦闘でなくても良いという特色があります。『これ、スポ根をTRPGでやるのにいいんじゃね?』と思い立ち、ちょっと手を加え、エブリデイ・マジック成分を弱めていざセッションと相成りました。

『自分引っ括めて厳密にバスケを知っているわけではないので、ジャンプ、もしくはボンボン的なふんわりバスケで構わんですよ』というマインドセットを共有したことが良かったのか、適当な事をバンバンぶつけあい、演出を拾い合い、とても気持ち良くなるいいセッションに相成りました。

アクション、アシストとパスの処理を丁寧にやっていくと、シーンに登場するか否か、誰が主役なのかなどのシーンの構図がはっきりし、お互いの見せ場を潰すこともなく、話が混濁することも少なく勧めることが出来て、大事な所だなと感じたり。

まほまけのフレームになってるEVAは、ストーリーをリアルタイムで進行、管理するためのエンジンとして非常に優秀なので、色んな事が出来そうだなぁという可能性と手応えを、強く感じました。

あ、一つだけ困るところがあるとすれば、手の内がよく見える気の合うメンツでやってると、話がノリ過ぎてそのジャンルでやりたいことを1シナリオでやり切ってしまう、一種の焼畑農法みたいなプレイングになることでしょうか。嬉しい悲鳴ってやつですね。

次は駅前聖杯戦争かなぁ……四月からUBWの二期も始まるしね。