イマワノキワ

TRPGやアニメのことをガンガン書き連ねていくコバヤシのブログ

ミス・モノクローム-The Animation 2-:第7話『AGAIN』感想

ロボとアイドルとコンビニの融合コメディ、今週はバンド成り上がりストーリーは少しお休み。
代わりにやっすい寝起きドッキリを請け負い、アイドルであることを後輩と一緒に思い出す展開。
と言いたいところだが、モノクロさんがそんなフツーの流れを許すはずもなく、後輩と一緒に恐怖のマネキンとして大暴れすることになった。

前回初登場したキャラメルをより印象付けるエピソードであり、素直に先輩のいうことを聞き、ミス・モノクローム(妹)として華麗に人間辞めていた。
コンビニで働いたりするのは微笑ましくて良いのだが、壁走るのはアイドルの仕事じゃないだろう……と視聴者に突っ込ませることで笑いを取るのは、いかにもふでやす先生らしいクレバーな流れだと思う。
ガッチリ笑いどころを決めてウケを作るビルドも好きだけど、弛いようで計算されてるモノクロ的笑いも、僕は好き。

妹分とモノクロさんの繋がりも描写し、中々実りがある回だったんだけど、ライブと本筋が絡まないと食い足りなく感じてしまうのは、二期になって舌が肥えたところだと思う。
八分の尺の中でライブを準備していくドキュメンタリー的な楽しみをしっかり埋め込んでいるからこそ、それが抜けるとどっか足らない感じがしちゃうんだな。
今回地味に衣装の問題を解決していて、ボケつつ本筋を確実に進める手腕はやっぱすごいなと思いました。