SB69を見る。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2016年11月13日
一期第6話を下敷きに、色んなバンドが旅や合宿を通じて己のスタイルを見つけていく回。
ソロアーティストではなく、バンドが主役になるSB69のスタイルを反映し、『みんな』が共通の答えになるエピソードだった。キングの師匠っぷりがマジ素敵。
お話はシンガンとシアン&キング、唐突な復帰を果たした徒然に分割されながら進むが、『みんな』が答えであるのは変わりがない。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2016年11月13日
ロムの過去を受け止めて『みんな』で曲を作り答えを出したバカガキどもと、過剰な仕事量を『一人』でこなそうとするシアンは好対照だ。
特訓の意味も教えない、答えも告げないキングの導き方はシアンにとっても視聴者にとっても強烈な圧があり、そのストレスがあってこそシアンは迷いを抜けられる。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2016年11月13日
なので、キングが直接試練の意味や『みんな』の大切さを解くのではなく、カットインしてきた徒然が代わりに答える。非常にテクニカル。
その前段階でも、シンガンは『みんな』という答えを先取りし、シアンがあれだけ苦しんでいる曲作りを一晩で終えて、ロムの迷いを吹っ切らせている。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2016年11月13日
辿り着く場所は同じでも、道の歩き方はそれぞれ違っていて、その違いがバンドの輝きにもなる。声高には叫ばないけどテーマをよく見た、鋭い作りだ。
特に悩むことなく、持ち前の徳の高さで王道を征く徒然も、まぁお師匠らしさってことで。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2016年11月13日
ガウガの門に立ったときは『お、ついに暴力を捨て音楽で説得するのか』と思ったが、結局イメージシーンでモブをなで斬りにしてて、お師匠結局徳の高さでゴリ押すんですねと。
しかし強キャラが強キャラでい続けてくれればこそ、若人は迷うことが出来るわけで。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2016年11月13日
弟子に圧をかけるキングさんスタイルも、『ワケわからんけども、間違ったことはせんはずだ』という強キャラへの信頼で成立しているのだから、マウントを取って殴るのもときには大事だろう。お師匠はやり過ぎ。
強くあり続ける存在と同時に、一期六話では仲間を導く側だったロムやシアンが迷いの中にいて、かつては導かれた弱い者たちが受け止めるという逆転もしっかり切り取られていた。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2016年11月13日
第2期だからこそ出来る変化と成長の描写で、一期レトリーみたいに閉鎖的になってるシアンをレトが抱擁する流れはマジ神。
尊敬できる先輩の悩みを、自分たちに出来ることで吹き飛ばそうとするシンガンのバカガキどもも最高にチャーミングで、SB69らしい可愛さが全面に出ていた。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2016年11月13日
口では強いこと言いつつも、ロムを傷つけないかビクビクしているクロウの少年っぽさが非常に良かった。今週、作画癖あったけど良かったな。
話が停滞した時の特効薬である『合宿』を再度扱いつつも、ひっくり返すべきところは回転させ、『みんな』の大事さという根本は忘れず、新しい伝説を打ち立てた良いエピソードだった。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2016年11月13日
SB69二期は一期要素の使い方が非常に巧みで、各話のみならずシリーズとしての取り回しに巧さと熱さがあるなぁ。