ALLOUTを見る。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2016年12月1日
タメた後はアゲる、というわけで、江文の投入とハーフタイムの一言をきっかけに神高がひたむきさを取り返し、吉田先生や相模の心を動かすプレイを見せる展開。
神校の強さだけではなく、弱さも冷静に見つめる展開が合宿での成長を実感させ、非常に良かった。
前回イラつかされたダーティさは、ヤンキー爆弾江文を投入することでうまく空気を変え、地力勝負に持ち込む形に。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2016年12月1日
こういう時、空気を読まないアウトサイダーは優秀だ。
心を呑みれず呑み返す江文の強さを見切って、あのタイミングで投入した篭の手腕が光る。あとマツさんとのホットライン。
篭さんは『子供には言葉と導きが必要』という自分の発言を、ハーフタイムの一言でしっかり実践した。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2016年12月1日
『これは練習試合、合宿で掴んだものを全部出して、強みを確認し、相手の強みを盗んでこい』という方針を与えることで、子供たちのプレイは見違え、負けを糧にする負け方も出来た。
『格上から盗め』という言葉を与えることで、押され気味な展開、点数の表示に惑わされることなく、集中力を高めてひたむきなラクビーが出来るようになる。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2016年12月1日
それが吉田先生の心を動かし、ナメてかかった相模の心も動かす。信頼関係が生み出す、力のある言葉の使い方だ。凄いなぁ篭さん。
吉田先生は期待したとおりのチョロ蔵で、いつの間にか摩耗してしまった期待感や熱意を神高のプレイで感じ取り、自力で本質を思い出していた。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2016年12月1日
これもコモさんに働きかけられ、試合を見に来た結果なわけで、キックスターターとしての篭コーチの優秀さ、自発性を信じる粘り腰が状況を良くしている。
無論、吉田先生が完全に擦り切れてしまっていたら今回の変化はないわけで、それはプレイから何かを受け取る感受性あってのこと。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2016年12月1日
教えを受けた子供たちも、導きを自分の中で膨らませた吉田先生も、脂質がある教え子だったということなのだろう。シナジーというか、相互作用と言うか。
相模は地金の強さを表に出し、神高の泥臭いプレイとは違った交わしと繋ぎの巧いIQラグビーを展開。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2016年12月1日
突進をロールでかわしたり、突っ張った手で距離を作ったり、テクニカルさがちゃんと絵になっているのは、説得力があっていい。
地力があるので、ダーティーさを捨てても試合グズグズになんないし。
格上相手に差をつけられた状況でも、チームが折れずに最後まで戦える基盤は、やはりキャプテン赤山。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2016年12月1日
流血にもめげず、点差にもめげず、「30点取り返すぞ!」と真顔でいえる闘志が仲間に伝わっているからこそ、「一人がタックル巧いだけ」では終わらず、試合が持続していく。
『結果なんてどうでも良い』というのは外野の言葉で、彼らは誰より勝ちたいと思うが、それでも結果を超えたところに神高のプレイの、ラグビーの凄みはある。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2016年12月1日
敗者であるはずの彼らの姿が沢山の人の心を動かした展開を見ると、そういうメッセージが強く伝わってくる。いいアニメだ。