Fate/Apocryphaを見る。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2017年7月8日
聖杯ガチャで引き当てた英雄と絆を深めよう！ パーフェクトコミュニケーションで好感度UP!!って塩梅の、マスター＆サーバントの関係性開示回。
片っ端から正解を引きまくる獅子劫Pの無敵っぷりと、黒陣営のグラグラ感の対比が面白かった。
お話としては第1話で紹介した器に中身を入れていく感じで、片っ端からコンビの関係性を見せていく回。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2017年7月8日
赤陣営の主人公っぽいモードレッド＆獅子劫コンビの関係構築がスムーズで、見ていて気分が楽。ほんとマスター、コミュニケーションに失敗して死ぬ輩ばっかだから。
モーさんは相当に面倒くさいイキモノだと思うが、獅子劫さんが大人の余裕でざっくりと受け流し、正解を引きまくる。反抗期の娘と度量の広いパパさんって印象。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2017年7月8日
しかし演技というか、勝つためのその場しのぎって感じはしない。ナチュラルに思うままに対応したら、花丸対応だったって感じがいい感じだ。
お見合いの結果が延々続く回なのだが、黒陣営の威力偵察でアクションがあったのは良かった。モーさんが完全にキャメロット謹製魔力サイボーグで、圧倒的なインチキ力に心が躍る。挙動がメカっぽいのかっこいいなぁ。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2017年7月8日
獅子劫Pも修羅場を泳ぎこなす古強者で、こっち方面でも相性のいいコンビだ。
剣を投げ捨て、ステゴロになっても勝ちを拾いに行くモーさんと、邪道魔術を己のスタイルとして使いこなす獅子劫さん。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2017年7月8日
日常的な会話の応対だけではなく、戦場の中で『どこか似た者同士なのだ』と見せたのは良かった。アクションの波長が合っていると、パーフェクトコミュニケーションっぷりにも頷ける
しかしモーさん、バックが大胆に空いたあの服装で女扱い=即死って、ほんと面倒くせぇな…。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2017年7月8日
女扱いしない。腫れ物のように扱わない。適度に褒めて褒めすぎない。地雷を片っ端から回避する獅子劫Pは、運命を変えるために『二週目』やってるみたいでもあったが、他が面倒くさいし人数多いから良いか。
一方黒陣営は良かったり悪かったり。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2017年7月8日
眼鏡とフランちゃんは凄くフツーにコミュニケーションして、能力の把握も順調、油断なく健全であった。この子が黒のメインっぽい立場かしら？
フランちゃんは感情表現が全体的にあざとく、ヒロイン力高いなぁ。バーサーカーってなんだっけ？
車椅子ちゃんとケイローンPも、非常に穏やかな関係を作っていた。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2017年7月8日
口では『弟殺しヨユーっすよ、自分魔術師なんで』とかいってたが、型月魔術師らしくネジ外れてるのか、はたまた凛ちゃんよろしく倫理担当なのか。
第1話でヒュドラのホルマリン漬けが出てたけども、ケイローンメタなのかなぁ。
そして『ホラー映画で真っ先に死ぬ人』みたいに敗着を積み続ける、大川さん超えのまつげの長いオッサン。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2017年7月8日
聖杯戦争は超倫理的に見えて、最終的には常識的な中庸と他者尊重が世界のルール。なので、私益でコミュニケーションを阻害するのはバッドコミュニケーションなのだ。
みんながみんなパーフェクトコミュニケーションしても話は凸凹しないし、正解を引き続ける獅子劫Pの凄さも目立たんからな。今はあのオッサンが『間違える役』ということなのだろう。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2017年7月8日
そっから反転して成長を見せるのか、とっとと退場する役か。そういう座組も気になっている。
私益というか、全力で性欲に向かい合っていたのがアストロフォ班。天下無双の豪傑召喚してやることがそれか、とは思うが、そういうやつもおろうな。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2017年7月8日
一枚岩を強調している黒陣営がグズッグズなのは、ソロで関係の良いモーさん班との対比か。獅子劫さんはセックスを一切意識していないのも強みだなぁ。
あとダーニックが、取り繕った忠臣ッ面でブラド公と飲んでた。これもフランクに偽りなく繋がってるモーさん班と正反対だね。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2017年7月8日
今回聖杯にかける望み≒キャラのモチベーションが結構開示されてたけども、ブラド公が『吸血伝承の否定』と見せたのに、ダーニックは秘してんだよね。まぁ不老とかだろうけど
『なぜ聖杯戦争≒物語に参加しているか』はキャラの根っこを支える足場なので、秘密を溜めてドカンと盛り上げれもするし、さっさと開示して見通しを良くも出来る。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2017年7月8日
そう言えば獅子劫さんのモチベは未だ秘密だな。『こいつイカチィけどいい人です！』というメッセージが巧く出てるんで、不穏ではないね
黒陣営の不穏さは、アサシン周りの大事故で加速。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2017年7月8日
陣営整えてにらみ合いし続けてると、話が固着しちゃうからなぁ。思惑から外れたイレギュラーとして、ジャック班はどこまでかき回すのか。
この『かき回す仕事』はスパルタカスも同じかな。とりあえずぶっこんで、アクションシーンの火種を作ると。
ゾロゾロマスターが顔見世する黒陣営に比べ、赤陣営はガングロ神父と獅子劫さんだけ。人数多すぎるから一本化したのかなぁ。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2017年7月8日
露骨に『はい、悪巧みしてます。神父ですし』というシロウの立ち回りは、構造が分かりやすくていい。赤の主役である獅子劫さんが乗らない所とかもな。
人間と英雄（もしくは人間と人間）の相互理解/反目を詰め込んだ黒陣営に対し、マスターが排除されてる赤陣営は英雄同士の融和/反目が軸なのかな、などと読む。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2017年7月8日
人数多くて捌きが大変だけども、巧く話をうねらせ、見せ場を作っていって欲しい。この構図だと、早々に陣営の初期配置崩れていくかな？
赤VS黒の構図を維持するべく、ルーマニアに向かうジャンヌ。赤陣営のメインプレイヤーであるシロウは、ランサーを使ってこの駒を盤面から落とそうと画策してもいた。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2017年7月8日
つまりシロウはまともに赤VS黒をやるつもりがなく、テーブルをひっくり返すこと引っくるめてゲームだと認識しているわけだ。
これは『家』という単位に縛られ、不和を内包しつつ油断しきっているダーニックとは対照的な態度だ。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2017年7月8日
定められたルール内部で立ち回るものと、ルール自体を書き換えつつ利用しようとするもの。赤優勢だなこりゃ。イカれたシロウの謀略を、まともなイレギュラー達がどう切り崩すか、になるのかなぁ。
というわけで、先週見せた全体構図から個別コンビにクローズアップし、第一印象の奥にある脆さと謀略、可能性を見せていく回でした。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2017年7月8日
いやー、人数もやってることも多くて、脳内を整理するのがけっこう大変だ。『こいつはこういう仕事』というのはシンプルに、分かりやすく見せてくれてはいたが。
今回見せた関係性や構図、不穏さや可能性を今後どう拾い、どう裏切り、どう肉付けしていくか。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2017年7月8日
それが今後の軸になっていくと思います。赤陣営のサーヴァント紹介を抑えた分、黒陣営とモーさん班は分かりやすかった。パット見で分かった物語要素からもう半歩、踏み込んで捻ってくれると更に好みかな。
表面上の安定と内乱の予感を孕む黒陣営。ルールからの逸脱をためらわないシロウの謀略。赤と黒が睨み合う中、波乱を引き起こしそうなイレギュラー達。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2017年7月8日
いろんな火種が示されたわけですが、それがどう衝突し、生まれた火花がキャラをどう変化させるか。来週以降の運び方が楽しみになる第2話でした。
