徒然チルドレンを見る。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2017年8月29日
言葉にする思い、出来ない思い。すれ違う思いはもどかしく、そのすれ違いこそが恋でもあろうか。そんな感じで、甘酸っぱさと卑しさが交錯する四編であった。
上根さんの性欲獣っぷりが限界を突破しており、『やるねェ』と思わず戸愚呂弟になってしまった。積極ガール好き。
今週はコミュニケーションの真芯を捕らえない、巧く伝わらないもどかしさが縦軸になっていた。目線、ほのめかし、カマかけ。小細工を弄すれば本心は伝わらず、でも真正面から戦えるほど潔くもない。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2017年8月29日
剛田くんは今回唯一、ど真ん中勝負ボーイではあるか…でもそれが、状況をスムーズにするわけでもない
このアニメは恋愛を保護し、柔らかく惑わせる世界律で包まれている。なのでコミュニケーションのすれ違いは恋のスパイスとして、あるいは微笑みの材料として扱われ、そこまで深刻な事態を引き起こさない。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2017年8月29日
そういうソフトな安心感は、色彩や動きの柔らかさで確保されている。日高政光コンテ素晴らしい
ゼロから積んでいる高野さんの恋は、相変わらずピュアで可愛らしい。ロボットが感情を学んでいるような、ぎこちない純真が眩しい。つーかとっととくっつけ…と自然に思える好感が、高野さんにも菅原さんにもあるのが良いのだろう。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2017年8月29日
ちびちびした進歩を積み重ねる楽しみは、ショートショートの醍醐味か
高瀬-神田組は等身大の保身恋愛というか、恋の前で足踏みしてる無様さを楽しむコメディというか。恋のピュアさと不格好さを、カップル単位で振り分けで幅広く描くのは、形式を活かしていて面白い。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2017年8月29日
その分カップルのやることが固定されて流動性が薄くもなるが、これもコンパクトな形式で回避してるか
そして後半押し寄せる卑し系女子の乱打(ラッシュ)
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2017年8月29日
上根さんはホント、身体接触欲しがる系だなぁ、ドスケベともいう。そのくせ剛田くんの方からのアプローチじゃなきゃダメなんだから、マジ面倒くさい。剛田くんの人間力が高いからどうにかなってるけども、他だと簡単に破綻するんじゃないかアレ。
まぁ剛田くんも自分の欲望には素直なタイプで、凸凹が綺麗にハマるカップルではあるのだが。一度ファックしたら一生ズブズブになりそうだなぁこの子ら…よし頑張れ!!
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2017年8月29日
上根さんが自分のズルさに気づいていないところが、最高に卑しくて良いと思います。エゴ塗れ少女最高。
ズルさに自覚的な皆川さんが、古谷くんの童貞力を弄ぶ第四編。しかしあんまやな感じがしないのは、皆川さん嘘はついていないからだろう。好きは好きだし、恥ずかしいは恥ずかしいのだ。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2017年8月29日
でも小悪魔っぽいことしちゃう。賢くて卑しいから。素晴らしい。今後もガンッガン弄んでくれ。
本音をベールに隠してやり取りするのは、傷つくのが怖くて、じゃれ合うのが楽しいから。思いを生のまま叩きつける露骨を楽しめない繊細さは、人源共通のものだし、それがラブ・コメディを成り立たせてもいる。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2017年8月29日
そういうことを考える、四者四様のすれ違いエピソードでした。相変わらず可愛いアニメだ。