SSSS.GRIDMANを見る。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2018年10月22日
蜃気楼の町に、雨が降る。
霞のヴェールの向こうで暴れ狂う、怪獣たちの超暴力。
それに立ち向かう超正義。全ては境界線の向こう側、曖昧な感触の中ででも、生き死の赤と黒だけがリアルに、少年少女に迫りくる。
硝子、雨、モニター。現実はいつも、境界の向こうから。
というわけで、グリッドマン初の敗北を描く、雨の第三話である。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2018年10月22日
敵も味方もメンツが増えて、話の展開もテーマもこれまで踏み込まなかった部分に足をかけ。
世界の謎は相変わらず霞の向こうだが、確実に”何か”が変化(あるいは再獲得)されている感覚がある。
何気ない日常の中にクリティカルな物語の核心を仕込むのは、劇作のメソッドとしてはかなりオーソドックスだ。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2018年10月22日
授業でやっていた、思春期と境界にまつわる物語。おそらくこのアニメは、これまでも、これからもそれを真ん中に据え続ける。
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BGMのない、閉塞した日常描写。その後にアガる展開と構図バリバリで暴れまわる、怪獣とヒーローのスーパーバトル。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2018年10月22日
息苦しい日常とスーパーバトルは切り離され…ていたはずなのに、段々と境界線は曖昧になってくる。その鍵となるのは、命の話だ。
将がネタっぽく(あるいはメタフィクションSFのお約束、特撮やヒーロー物の定番を茶化す調子で)切り出した『怪獣は人間かもしれない』という棘は、記憶と人間性を取り戻しつつある裕太にしっかり刺さる。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2018年10月22日
何しろ今回の敵は、人間の形と鈴村健一の声を持って、飯を食い造物主に焦がれる少年なのだ。
敵を殺すということ。自分が死ぬかもしれないということ。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2018年10月22日
携帯電話、窓、あるいはモニタ越しに展開する現実感のない(わりには、BGMとエフェクトで色づいたアニメ的リアリティは”そちら側”に配置されているけども)戦いは、生き死にの現場だと気づいた瞬間、様相を変える。
これは先週、六花ちゃんがサムライさんに手を引かれ、先んじて歩いていた人道でもある。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2018年10月22日
霧に覆い隠された死人との思い出を、忘れたくない。そういう等身大の痛みを我らがヒロインは投げ捨てないし、その後を少年たちも付いていく。
なんで生きるのか解らない、自分が何者であるか確信が持てない、思春期の檻。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2018年10月22日
アンチくんも含め、登場人物が基本的にティーンエイジャーなこの物語で、ありふれた青春の悩みは特別な怪獣によって鮮明化されている。
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曖昧な霧の向う側にある、世界の命運を賭けた戦い。そこでは敵も自分も、大事な他人も大事でもない他人も、バッタバッタ死んでいる。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2018年10月22日
記憶もないまま、状況に流されて戦闘に飛び込んだグリッドマン同盟にとって、BGM付きの”現実”/戦士としての存在意義は思いの外遠い。
しかし誰もが無視している(グリッドマンの戦いと同じく、認識を上書きされて”なかったこと”にされている)サムライさんは、学校の窓をぶっ壊し、当たり前のルールを蹴り飛ばして、裸眼で怪獣を見るよう子供たちを誘導する。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2018年10月22日
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それはアカネもおんなじで、仮面優等生として虚偽の中を泳ぐ日々をぶっ壊し、アンチくんが退屈をぶっ殺してくれる瞬間を、窓から身を乗り出して見る。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2018年10月22日
でも、アカネは怪獣そのものになるわけではない。雨の奥の血みどろのリアリティは、彼女からは遠い。
サムライさんが裕太と同じく、モニタ(仮想的境界)に飛び込んでグリッドマンとリスクを共有するのに対し、アカネはあくまで教室/自室という安全圏から、戦士たちの血みどろを消費するだけだ。アレクシスも、同じ場所にいる。
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黄色の安全圏で、モニタ越しに良心を麻痺させ、殺戮を楽しむ。自分の欲望を隠して、力ある子供を勝手に利用する。
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痛みから遠ざかり賢く立ち回っているアカネが、教室では外しているメガネを着用しているのは、とても面白い。モニタとグラス、生き死にの痛みとの、境界線は二重かそれ以上だ。
サムライさんもグリッドマンも、世界の真実、戦う意味を教えてくれないのはアレクシスと一緒である。だが都合のいい嘘で良心を麻痺させはしない。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2018年10月22日
生きること。死ぬかもしれないこと。裕太が遅ればせながら実感する、当たり前で大事な真実の至近で、闘争のリスクを共有はしてくれる。
そこに誠実があるのか、何らかの事情があるかは、まだまだ霧の中だ。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2018年10月22日
非現実的な現実と、生々しい実感が踊る超常の合間を、今後物語は走っていく。一枚一枚めくれていく謎、獲得されていく真実の知見は、それを進める強力なエンジンである。
六花も将も、グリッドマンに変身する特別な権利(主人公たる資質)を持たない。戦闘は境界線の向こう側、モニタを通じて把握するしかない非現実のなかで展開し、裕太が賭けている生き死にの実感から、彼らは特権的に守られている。
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通信が途絶し、戦闘は霧の向こうに消えてしまう。裕太の生き死にが分からないまま、グリッドマン同盟は解散の危機に近づいていく。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2018年10月22日
結局他人事な、生きたり死んだりの実感(あるいは世界の命運)。
将がキレ気味にいい出した解散を、六花ちゃんは『それは違うでしょ』と拒絶する。
他人の生き死にがその人ただ一人のものだからって、繋がらないのはおかしい。境界線から踏み込まず、安全圏で死を消費するのは間違っている。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2018年10月22日
やっぱり六花ちゃんは、非常にシンプルかつ明瞭な倫理とヒロイズムを抱えて、自分なり震えながら、思春期を彷徨い続けている。
世界の実感と自分を隔てるはずのモニタは、同時に他社と繋がるメディアでもある。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2018年10月22日
裕太が思いを載せて繋いだコールを、六花は掴めない。その事をずっと気に病んで、通信が途絶した後も接触の続きを求め続ける。
そのおずおずとした触れ合いに、良い感じの実感がある。
裕太からのコールを取れなかった理由が、雨の中苦しそうな赤の他人を気にかけていたからということ。
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裕太もまた、その赤の他人が生きて死ぬ命だという感覚を信じて、(アカネ達が非現実と切り捨てる)戦いの中で手を伸ばそうとすること。
アンチくんへのコンタクトを通じて、主役たちの赤心が踊る。
他人がホントは何を感じているかなんて、霧の向こう側の怪獣と同じくらいあやふやなものだ。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2018年10月22日
それでも、雨に濡れたら冷たかろう。腹が減ったら苦しかろう。
そうやって身勝手に想像して、手を伸ばす。コンタクを試み続ける。
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六花ちゃんが人間のメシを、怪獣でしかないアンチくんに差し出した仕草と。裕太が戦いの中、喪われていく敵の命に思いを馳せたのは、同じ歩みなのだ。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2018年10月22日
グリッドマンと仲間たちは、それを止めない。子供たちが曖昧な霧の中で、他人の生き死にや体温に手を伸ばす優しさを表す行いを見守る。
アカネがアンチくんにマトモな食事を与えない、教えないのとは、非常に分かりやすい鏡像関係だと言える。
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アンチくんは自分を怪獣だと定義し、戦って殺し死ぬのが使命だと断言する。それ以外を知らないからだ。マトモなメシの食い方のように。
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だがアンチくんだって、造物主の前に立ち、何かを求めて未来を見上げる。敵を憎悪し、味方を愛する。涙と血の代わりに、ぶん投げられた食事で顔面を汚す。
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ラテを飲もうとした新世紀中学生と同じく、アンチくんもまた、いびつな形で人間なのだ
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身内であるはずのアカネからは、遠い距離からメシをぶん投げられ、敵であるはずの裕太と六花からは、コンタクトの兆しを投げかけられる。
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時間切れで水が入り、アンチくんは怪獣のようには死ななかった。人間ならざる彼が、マトモに飯を食えるようになるか。アカネは自分が生み出した命に向き合えるか
それはグリッドマン同盟を描く筆とはまた別の、だからこそ強烈な鏡として、今後も生きてくる要素だろう。
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グリッドマンがBotのように繰り返す、ありきたりの愛と正義と倫理と使命。そこから外れ、我欲と無理解に暴れまわるアカネの世界。
そのどちらも実は、お仕着せのレールの中にある非実感であり、霧の中にある曖昧なフォルムでしかない。
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作られた世界の中を彷徨いながら、思春期の少年少女はレールを外れ、境界を乗り越えて、自分自身を生み直す。世の中で言われている善と悪が、果たしてどんな価値でしっくり来るのか。
その感触におずおずと手を伸ばし、自分のものとして獲得しようとしていく。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2018年10月22日
時間割に縛られず、必要ならサボる。雨の中泣いてる子供のために、あるいは死んでしまったかもしれない友達のために、自分の時間を使う。
優等生じゃない六花が、一番人間の在り方に素直なのは、面白い逆転だ。
外部から与えられるヒロイズムに同調する。あるいは、押し付けられた暴力や哀しさに反発する。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2018年10月22日
それだけでは、血が通って人生を真実前に進めていくような正しさは、獲得できない。僕らを包んでいる霧の曖昧さは、曖昧であるがゆえに圧倒的に本物で、屈折し、惑わせる。
その起源を白紙に展開する、裕太の記憶、怪獣の街、宿命の戦い。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2018年10月22日
軒並み曖昧な舞台設定と物語進行は、ヒーロー物語を必要とする視聴者(あるいは、ヒーロー物語になれきったと思いこんでいるベテラン)こそが、曖昧さを追体験して自分なり、ヒロイズムの形を再獲得する(出来る)主体なのだ、と。
かなり凝ってマニアックで、屈折しよく配慮されたこの物語は語りかけてきているような気が、三話まで見て、してきている。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2018年10月22日
既に一度物語を終え、答えを得ただろうグリッドマン達は、外付けのパワーとして少年少女に力を貸す。
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サムライさんが初登場したときのように、子供らが思い悩むホームに、ヒーローたちは足を踏み入れる。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2018年10月22日
モニタ越しの安全圏で嘘を付くのではなく、同じ場所、同じリスクを共有しつつ、自分が正しいと思えるものを静かに差し出してくる…中学生で年下なのに、自信満々だぜ。https://t.co/uf1ZXke61t
レールから外れることを恐れず、自分の目で裕太の生き死にを確認したいと、ドアの前に立った六花。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2018年10月22日
しかし彼女は扉の奥に封じられた真実(生き死にだけでなく、裕太の記憶、世界の真実もか)を確かめるのが、怖いと背中を向ける。
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将が常に、その背中を後追いする曖昧な存在であること。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2018年10月22日
お互い意気地のなさを確認した後、”背中合わせ”で”鏡越し”という、二重三重のコミュニケーションしか取れなくなっていること。
主役不在の非戦闘シーンは、だからこそ細やかに、それぞれの思春期を鮮明化する。
生きるの死ぬの、世界が本物だの偽物だの。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2018年10月22日
曖昧な幕の向こうにある真実に触れるのは、誰もが怖い。踏み込んで手に入れたつもりのものが、泡と消えてしまうことだって沢山ある。
その震えは、別に間違っちゃいないと、ヒーローたちはおずおずと近づく。世の中、そういうもんだ。
それでも六花達の手には携帯電話があり、境目を越えてコンタクトする手段がある。それを使えば、心を支える正義が視える。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2018年10月22日
サムライさんが死んでいないことを、先に結論を手に入れたヒーロー達(”大人”と言っていいかは、このアニメの成熟像が見えきれない以上保留とする)は確信している。
死んだはずのモニタが蘇り、死者の声が届く。霧の向こうに怯える子供たちが、凄くシンプルな生存の喜びに戸惑い、受け入れる表情の作画が、とても細やかだ。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2018年10月22日
アクションのアガる作画が目立つけども、このアニメの強さはここだと、個人的に思う
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友達が生きていることは、良いことだ。死んでしまって哀しいのは、人として当然だ。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2018年10月22日
そういう当たり前の答えを、子供たちは自分のものにしていない。白紙なのはなにも、裕太だけの特権ではないのだ。だから、真実と出会った時子供は戸惑う。
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そのキョトンとした一瞬の無垢を見逃さず、ちゃんと映像に刻み込んでくるところが、このアニメが思春期の柔らかさを取り扱う資質だと思う。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2018年10月22日
そしてヒーローは、こういう戸惑いと確信を心に湧き立てさせてくれるからこそ、思春期に必要な幻影なのだろう。
アカネにとって都合のいい、戸惑いを産まない答えだけを与え続けるアレクシスと、子供たちを不気味な真実の前にそっと連れて行くグリッドマン一味とは、明瞭な対比をなしている。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2018年10月22日
ある意味、”教育”にまつわるアニメなのかもしれない。心地よい欺瞞と、当惑する事実。突きつけるべきなのはどちらか。
アンチくんも、良き問いとマトモなメシを与えられないまま、造物主(”大人”)へと、捨て犬のような視線を投げ続ける。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2018年10月22日
クソ大人であるアレクシスから、クソっぷりがアカネに継承されて、一番幼い立場であるアンチくんにクソが投げられ続けてる連鎖、ホントクソ。
アンチくんのコピー能力が、グリッドマンキャリバー相手の一戦目では勝利を作り、新たな力と繋がったマックスグリッドマンとの戦いでは、逆にコピーされて負けたり。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2018年10月22日
(マックスグリッドマンの、身長よりデケェ巨大アーム、マジで超かっけぇぜ)
信号が強力なフェティッシュとして巧く使われ、キャラクターの状況と心理を描画したり。倫理とヒロイズム以外の描写も、鋭く力強かったです。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2018年10月22日
アンチくんをせき止める赤信号は、同時に彼が真実”怪獣”になってしまう危険へのセーフティかな。
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グリッドマン同盟には、道を決定的に間違えてしまいそうな時に、曖昧な霧の向こうの真実を見せてくれるヒーローがいる。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2018年10月22日
日常の中で、戦いの中で。”怪獣”と己をうそぶきつつ、人としての縁をつないでしまった六花と裕太は、自分がしてもらえたことを、より弱い存在に返せるか。
アンチくんがマトモに飯を食えるかは、その造物主たるアカネの進退にも直結する、大事な部分だろう。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2018年10月22日
自分勝手に人を殺し、安全圏で高笑い。死んで当然のクソアマと切り捨てるのは簡単だけども、彼女が閉じ込められている境界線は、別に他人事じゃない。
そういう場所に、少年少女は踏み込んでいけるのか。その時、ヒロイズムはどんな仕事ができるのか。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2018年10月22日
『そういうことを、今後やってくぞ』という静かで力強いメッセージを、誠勝手ながら受け取ってしまうエピソードでした。ナイーブで憂鬱で、でも前を向き続けていて。当たり前の震えを切り捨てはしない
そういう角度にぐっと足を付けて、特撮とかグリッドマンとかヒロイズムとか仮想と現実とか青春とか、幾度も語られてきて何度も語らなければいけない大事な物語を、このアニメは今後掘り下げていくのでしょう。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2018年10月22日
その情熱、洗練、詩情。どれもとても好きだから、来週も楽しみですね。