アイドリッシュセブンVibrato EP3&4『巻き込まれた男』を見る。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2019年1月29日
あの運命の第4話、男たちは一体何に巻き込まれて遅刻したのか。
本編の隙間を縫うハチャメチャ対テロアクションストーリー、始まるよ~! てな塩梅の、リアリティフレームぶち壊しな如何にも『外伝』ストーリー。
お話としてはTRIGGERライブに遅れてきた三人組が巻き込まれた、誰にも信じてもらえない大冒険の実情…という塩梅。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2019年1月29日
アクションあり、すれ違いギャグあり、凄まじい所までぶっ飛んでいくスケールあり。湧き上がるトンチキが、なかなか楽しい仕上がりであった。
ヒッチコック型の取り違えスリラーにB級アクションを混ぜたような展開で、ところどころ『そうはならんやろ…』とツッコミたくもなるが、まぁそこら辺の大仰な構えは時折本編でも出るからな…。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2019年1月29日
大事なのは話が盛り上がるかどうか! ビバ大映イズム!!
中身は第4話の補足というか外伝なので、当時のちょっと硬い関係性を踏まえてみると、いろいろ面白い。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2019年1月29日
強く心に刻まれていればこそ、兄との夢を否定する。TRIGGERステージを前に封じてきたコンプレックスが表に出てきた陸とかね。お前は兄貴が好きすぎ。
ここら辺はアニメ終了時間軸でも完全に解決したわけではない(ので、btRG後編のやり取りがある)ので、過去補足という形を取りつつ未来の物語の種をまく形でもあるか。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2019年1月29日
陸の方は素直に兄を追う自分、でも足場はアイナナにある自分を肯定できてる感じ…なんだけどなぁ。
そういう意味ではおそらく前半のナギが一番大事な描写で『ノースメイア』なる出身地を匂わせつつ、荒事銃弾に慣れすぎてる得体のしれなさが唸りを上げる。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2019年1月29日
痛めやすい拳ではなく、掌底でベコベコにする辺り『護身術』って感じがして面白い。良いケリ撃つねぇ…。
あんだけ荒事に慣れてると犯罪組織か、逆に国家のトップクラス出身ってところなんだろうけども、ロイヤルなキャラ付けを考えると後者かなぁ…。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2019年1月29日
残りの六人が身近な血縁と因縁でウダウダやって、なんとか脱出口を見つけた後最後の最後の爆弾で燃やす立場…かな?
一期本編でもナギはどっか超然とした部分があって、道化師として場の空気を抜いたり、へし折れそうなタイミングで大事なこと言ったりしてた。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2019年1月29日
それがプレッシャーの強い生まれで育まれたものだとすると、色々納得は行く。しかし『北欧の王族』って結構強いタマなんで、使うの難しそうね。
ナギは身につけた暴力もタフな精神も、オタクの仮面に隠して誤魔化す。仲間には教えない。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2019年1月29日
まだ繋がりの弱い第4話時点だから、ってこともあるだろうが、一期終了時でも言わない気がする。その壁の高さ、内側に隠しておきたいものに仲間はどんだけ踏み込めるのか。
こういう今後の課題を、トンチキ極まるドタバタアクションの中にひっそり埋め込む所が、アイナナっぽいなぁと思う。いや、爆発すんのか知らんけども…この配線、この配置なら多分、って感じ。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2019年1月29日
このタイミングでチラッとシリアスな裏を見せるつーことは、二期はナギのマジ顔が必要になるんかな?
そこら辺の先読みはさておき、アホバカ三人組のうち環は相変わらずのベイビー自由人っぷりで、大和は相変わらずのお兄やんだった。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2019年1月29日
無茶苦茶フリーダムに振る舞ってるのに、鉄火場になるとブルブル子鹿のように震える環が、年相応で可愛い。やっぱこういう子を『抱かれたい男』として見ちゃダメ!
大和はアイナナの最年長らしく、タフな状況でもパニクらずスルスル受け入れていく。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2019年1月29日
『お前はスペースコブラか』とツッコミたくなるような、鉄火場での軽口が信頼感あっていい。犯罪行為が起こる度に50セントもらってたら、アイナナ今頃大金持ちさ!
刑事のお姉さんに『一年後、答え合わせってことで』と正体を隠すシーンは、一期ラストまで見てるとちょっとジンと来るいいシーンだった。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2019年1月29日
アルタのヴィジョンで堂々答え合わせだぜぇ! 掴めサクセス!!
ここら辺の後出しいい話が出来るのも、時間軸を戻した外伝故か。良いクスグリだった。
まぁ話自体はあくまで外伝というか、ドタバタの強さスケールのデカさでガハハと笑い飛ばし、いい気分になって終了! という塩梅。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2019年1月29日
そこら辺のライトさがジワジワした伏線描写と合わせて、まさに”外伝”という塩梅だった。昔のOVAっぽい雰囲気だね!(オッサンの感想)
環、大和、ナギそれぞれの精神年齢格差、修羅場慣れの違いを確認する話だったのかなー、と思う。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2019年1月29日
チェーホフの銃じゃないが、作品内部で生きないものを描写する必要はない。つーことは、今後展開されるお話はそういうタフさ…爆弾よりも怖い因果を背負う展開になるんだろうなぁ。一期と同じだ!
大和は最年長としてどっしりグループを背負う立場にいて、これまで崩れることがない。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2019年1月29日
ということは彼が崩れると『まじヤバい!』という印象が強くなるわけで、ピンチとスリルを強調する意味でもどっかで崩すよね、おそらく。
そうしてもらったほうが良いとも思う。現状、ちと頭と物分りが良すぎる。
みっともなく乱れれば人間らしいとはけして思わないけども、大和おにーさんには結構脆い部分が見え隠れする。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2019年1月29日
それを隠して強がって”仲間”だの”アイナナの最年長”だの言ってても、いずれ無理が来るだろう。隠し事が幸福を連れてこないのは、アイナナの基本原則だと思う。あと”血と家”のカルマな。
二期が始まる前にそういう覚悟をある程度決めることが出来る、良い予告編でもあったかな、と思います。まぁスカされるかも知んねーし、気楽な外伝ではあんだけどさ。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2019年1月29日
次回配信もお気楽なパーティーチューンっぽいタイトルだけども、とんでもねぇ爆弾が仕込まれてそうでもある。楽しみですね。