Dr.STONEを見る。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2019年8月23日
暴虐の司帝国に対抗するべく、石神村乗っ取りを企てる千空! かわいい雌ライオンと妖術師の弟子を引き連れ、ロードマップを爆走だ!!
しかしとにかく人手が足りねぇ。捨て童子・スイカを足してもなお足りねぇ。
なら胃袋から侵略するしかないでしょッッ!!!
ていう、クラフト感溢れるエピソード。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2019年8月23日
ヒトもモノも、地道にコツコツ積み上げていく感じが好きなので、ここら辺の地固めエピだ~いすき。
新しい仲間、スイカへの向き合い方で千空の人の良さも見れて、『あ、なんか積み上がってる』感も強く、いいお話だった。
冒頭ズドンと『これからやること』『最終的な目標地』をダイレクトに”絵”で見せちゃうのは、この作品らしいな、と思う。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2019年8月23日
主にゲーム方面で発揮されてる想像力を、いい具合にアレンジして取り入れている印象。適度なチートと達成感の重視も含め。
©米スタジオ・Boichi/集英社・Dr.STONE製作委員会 pic.twitter.com/fRc6RYD2W7
このアニメチート無双に見えて、地道な素材収集とトライ&エラーが続くので、見取り図がないとダレる可能性があんだよね…。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2019年8月23日
なのでロードマップをドドンと掲げて、砂鉄と情報収集自体は地味にやる。地に足がついた感じと、うわっ付いた高揚感を上手く同居させてる。
磁石と星、地軸にまつわる冒頭のやり取りが好きで。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2019年8月23日
どの顔で『天才は一人もいねぇ!』って吠えてんだって感じではあるが、千空先生はクロムに色々仕込む知恵者先達でありつつ、謙虚に学ぶことをやめない。
自分がポールシフトの可能性を見落としていたことに、屈辱よりも喜びを覚える。
知恵が逆に先入観を生み、虚心な観察を覆い隠していたこと。教え子のはずの”原始人”に、教えられることがたくさんあること。まだまだ学び、作り、やることは沢山あること。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2019年8月23日
司帝国との決戦はシビアだが、それはそれとして学習の喜びは全身の毛穴で受け止める。まだ、感性は死んじゃいない。
そういう魂のみずみずしさ(こう言ってよければ”少年っぽさ”)が主役にあるのは、科学漫画としても少年漫画としても良いことだなぁ、と思う。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2019年8月23日
クールぶっているようで、スゲー熱血人情人間だからな千空…そこが好き。
親子の縁を切られた娘。町外れの妖術師。未熟な仮面少女。過去からの異邦人。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2019年8月23日
こうして並べてみると、科学王国はアウトサイダーばかりである。
水遊びに調理実習。今回は『はみ出し者たちのサマースクール』って感じもあるね。みんな可愛い。
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つーかコハクの肌色よりも、少年たちの引き締まった裸体描写に露骨力点があって、ちょっと笑ってしまった。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2019年8月23日
千空とクロムの肉の付き方をキッチリ書き換えているのが『あ、好きなんすね…』って感じで素晴らしい。この脂肪薄い、青い感じがなぁ…ホント凄い。水着回として正しいかどうかは知らん。
スルスル近寄ってきたスイカは、自分を無用のものと思っている。村は彼女をそう遇してきたし、顔を隠す”恥”の意識はそこから生まれている。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2019年8月23日
千空は仮面の理由を問わない。『科学は人を平等にする』とかつて言ったが、それは筋力だけに限らない。
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『スカシた俺様天才児が、世界のはみ出しモノに向ける表情』がコレなんだから、千空くんの人情もよくわかろう、というものだ。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2019年8月23日
磁石を信頼の証として預け、小さいからこその強みを的確に発揮させる。
千空のチートが本質的には科学知識ではなく、他人を信頼する資質にあることが、よく判る。
スイカの小さい体は砂鉄を集めやすくし、情報収集を容易にする。自分では何も出来ないと思っていても、適材適所、『科学的な視点』で人材を活用すれば、魂の居場所が生まれてくる。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2019年8月23日
ちびっ子コハクに優しい…だけでなく、資質を活かして実利を生み、プライドを充足させる千空くんが俺は好き。
鉄を作るためには人手が要って、そのためにはアウトサイダーから信用される必要があり、だからまずは情報収集。ニーズのあるところに、必要な資材を投入する。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2019年8月23日
千空くんは科学技術をどう活用して、心理や社会をどう動かすかもよく考える。知識チートの土台は、優れた人間観察と戦略立案にあるのだ。
美味いメシが食べたい。イケてる彼氏が欲しい。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2019年8月23日
原始の村でも渦を巻く欲望を、否定せずむしろ加速させる。銭ゲバ上等のラーメン戦術は、なかなか生臭くて良い。
悪ぶりたい、楽しいことがしたい。
スゲー綺麗な理想を追いつつ、そういう欲もちゃんと満たす所、エンタメだなぁって思う。
実際の科学も、人の欲望を満たすからこそ発展してきた。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2019年8月23日
銭金満腹を求める願いは、突き詰めれば”安心”を求めるプリミティブな願いでもあり、それに背を向けないのは嘘のない生き方と言える。
色んな欲やどす黒い感情があって、凄く綺麗な夢も追う。熱い涙も流し、ゲスな顔もする。
千空くんは人間曼荼羅全体を肯定し、自分の(つまり、自分の中に残った科学の)生存戦略を立てている感じがする。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2019年8月23日
『こうあるべき』という固定観念を、極力固めないようにしている、というか。その上で、一番普遍的な価値には嘘をつかない。サイエンティスト以前に、ヒューマニストだよね彼。
仲間と力を合わせ、集めた情報、作ったラーメン。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2019年8月23日
果たして”村”の壁を壊して、はみ出し者たちの平和なリベンジなるか! というところで、次回に続く。
ここで”メシ”で切り込んでいく所、この話っぽいなぁ、と思う。暴力に拮抗するために武力は必要なんだけどども、基本は”活かす”技術で良い、つーね
おとぎ話に込められたサバイバル知識とか、色々伏線も仕込みつつ。千空の石神村乗っ取り計画はまだまだ続く。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2019年8月23日
波乱も沢山あるけども、知恵と勇気、新たな出会いと結ばれていく友情で、ガンガン乗り越えていくぞ! って話だ。
やっぱ流行りの外装整えた、少年マンガど真ん中だなぁ…来週も楽しみです。