ガルパ履修記録
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2019年9月24日
・夢と現と百の歌
百人一首に親しむイベントの、主催を引き受けた紗夜。より良い笑顔のために、”私”に出来ることは…。
そんな感じの”ちはやふる”なエピソード。ビジネスの現場において、ガルパ女子がどういう仕事するか良く見えるお話だった。
今回個人的に一番印象的だったのは、実はイベントメンバーに選ばれていない燐子で。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2019年9月24日
『やるか・やらないか』の選択肢を置かれた時、まず『やる』を選ぶタフな人格に育っていて、凄く頼もしかった。
その無謀をため息まじりに、しっかり引き受けて支える紗夜と合わせて、Roseliaメンの成長が良く見える
今回は千聖が最後にまとめるように、何かをみんなで作り上げる時、個性がどう作用するか、というお話で。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2019年9月24日
卓越した才能がそれ単体では機能せず、社会に繋げるアダプターの地道な仕事が大事、ってのは前回”Runっ♪in the hallway”でも描かれた部分。
今回は別の人物、別の事件、別の角度からそれを掘る
紗夜は実務をきっちりこなす着実性が強みで、しかしイメージを広げてデカイ賭けに出るビジョンがない。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2019年9月25日
そこを補うのが『夢物語』大好きな丸山で、作業量がパンクしようが、実現が難しかろうが、ガンガン状況を混絵に進めていく。
百人一首大会は、このツインエンジンで進んでいく。
紗夜が状況を俯瞰で見れる(からこそ、自分の感情を上手く扱えない時、それを他人に伝えにくい時がある)キャラなのは今まで通り。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2019年9月25日
しかし俯瞰で見た光景を人事に生かして、タスク量に応じた人材を算出・用意・実働させるマネージャーの適正は、今回初めて活きた気がする。
孤高のギタリストとしてピリピリ尖ってた紗夜が『誰かを頼る、人を動かす』という行動に出れている時点で、相当な人格の変化を感じる。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2019年9月25日
それが丸山達の無謀にドンピシャハマって、着実に夢を形にしていく。あんなに狂犬だったRoseliaの緑が…人と人を繋ぐなんて…。
適材を適所に配置する。自分が何に適しているか見つける。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2019年9月25日
この楽しさを”ちぐはぐ!? おかしなお菓子教室”で体験したからこそ、自分がなすべきことをマネジメントに置いて、人と仕事を円滑にするよう動けたのかもしれない。
マジでつぐは立派。歴史の教科書にのるくらい立派。
作業量を冷静に分析して、『あ、このままだと丸山パンクするわ』と判断できているのは、紗夜のクールな強さだ。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2019年9月25日
妹が天才で感覚するところを、じっと見つめて静かに算量する。Roseliaでデカ目の舞台を捌いてきた経験も、ここら辺の見切りに生きてんのかなー、と思う。
一方丸山は夢いっぱいのアイデアマンとして、とにかくやりたいことを表に出していく。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2019年9月25日
形にするために精一杯努力するけど、足場は現実よりも憧れに置く。
誰かの偶像になることが職務な”アイドル”として、デカい夢を見るのは大事な仕事なのだ。
かのちゃん先輩も丸山に付き従って、イラスト書いたりアイデア出したり。どっちかというと夢サイドである。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2019年9月25日
これもハロハピで、夢を諦めず笑顔に向かって突き進んでいく経験が生んだ変化かもしれない。ふえぇ~と震えているより、思い切って踏み出したほうが面白いことはたくさんあった。
成功体験は人間を貪欲にするし、その挑戦が楽しさを広げていく。そうやって花開く個性には色々あって、それぞれに役割と価値がある。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2019年9月25日
ここらへんを俯瞰で見てまとめ上げるのが、白鷺千聖なのは納得だ。
冷静に自分の値段を査定し、出来るところに滑り込まないとサバイブできなかった凡人役者。
ここら辺、紗夜と共通する強さである。自分がフォワードに立つのではなく、人連れてくる立場なのも同じ。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2019年9月25日
千聖の俯瞰目線は芸能界をサバイブする武器だったのと同時に、役者としての限界を生み出してもいた。
ここらへんをパスパレの仲間とぶっ壊す”つぼみ開く時”を経て、資質を肯定できるようになった
そんな自分にかけているものを”丸山彩”に見いだしたからこそ、『彩ちゃんなら当然、すごいことを成し遂げるわよね』みたいな重たい信頼感を、サラッと出しても来るわけだが。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2019年9月25日
ホントパスパレは、”丸山彩”への信心が太い。それがエンジンになって、バリバリ成功してるので当然だが。
はぐみちゃんはプレイヤーとして、持ち前の反射神経を生かして大暴れ。それを上回るパフォーマンスを、短い準備期間できっちり仕上げる所が”丸山彩”である。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2019年9月25日
何かを本気で好きになって、凄く熱心に取り組めるのは丸山の才能なんだろうなぁ…心に天然モンのガソリンしか積んでない女だ。
星2はぐみちゃんの左エピが、”涙のスマイルアンカー””正々堂々! ふわキャラ選手権”を踏まえた彼女の”今”をよく見せてくれた。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2019年9月25日
本気でやれば、負けても傷つかない。本気でやるからこそ、負けても立ち上がれる。
勝って踏みにじる痛みに敏感だった少女は、今や堂々勝って負けることが出来る。
持ち前のフィジカルの強さ、コンペティターとしての資質が、ハロハピに混じって色んなことに挑む中で精神的・価値観的に補強されているのは、凄く面白い成長描写だと思う。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2019年9月25日
勝つことと負けることを畏れなくなったはぐみちゃんは”無敵”なんだよなぁ…。
きっちり仕上げてきた丸山の努力をちゃんと感じ取って、リスペクトを込めて悔しがれているのもとてもいいと思う。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2019年9月25日
誰かが流した汗を、はぐみちゃんはしっかり見れるようになっている。元々世界や他者への敬意が強い子だったけど、勝負への向き合い方を憶えて、より太くなった。
あと今回のネタが”百人一首”なのは、”夏の宵、水面たゆたう詩と花””ノーブル・ローズ-花々を連れて-””ホープフルセッション”辺りから続いている『言葉と私達』の一環かな、とも思う。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2019年9月25日
思いをどう形にして、どう届けるか。人類の文化史には、その試みがたくさん詰まっている。和歌もその一つだろう。
その伝統と多様性に少女たちが出会って、古式を学ぶことで”今”の自分たちを伝えるメディアに仕上げていく流れは、形を変えメンバーを変え、着実に繋がっている。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2019年9月25日
これがどこに流れていくかというと…やっぱりモカちゃんかなぁ、という気がする。青葉は巨大な不発弾、自爆、誘爆、御用心。
というわけで、百人一首イベの準備を通して各キャラの資質、それが噛み合って生まれる力を描くエピソードだった。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2019年9月25日
しっかり仕事を果たしていく頼もしさが、各々バンドで培った変化、それを生み出したドラマを思わせ、とても良かった。色んな出来事が、未来と今に繋がっていくのだ。
”ガルパ”だなぁ…。