22/7を見る。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2020年2月8日
いつも元気なムードメーカー、河野都。ITFの大舞台で結束不足を露呈した22/7は、彼女の提案でお好み焼きパすることになる。
朗らかで鷹揚な態度の奥に隠された、小さな家の大きな涙。おかんの愛ときょうだいの想いを背負い、アイドル稼業頑張ります!!
そんな感じの、舛成コンテが唸る都個別エピ。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2020年2月8日
俺は道化師の仮面をかぶりつつ、みんなが少しでも楽しく、何かが少しでも上手くいくように必死に頑張ってるヤツに死ぬほど弱いので、綺麗にクリティカルされた。
ほんっっっとこういう噺に弱い。ベタ足の家族ものと合わせて、火力は累乗だッ!!
今までただのお調子者って印象だった都の明るさが、湿り気のある”家”の重さと暗さ、それに負けず前を向くガッツから生まれていること。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2020年2月8日
それが”22/7”という都合で生まれ経済に運ばれていく船の大事なエンジンとなって、善いものをたくさん連れてくること。
話の構造と掴みどころが、非常に分かりやすい
今まで基本”遠さと冷たさ”を全面に押し出し、当事者性がないまま凄いスピードで進んでいくアイドルの生っぽさを強調していたこの話。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2020年2月8日
フツーにアツくて、フツーにいい話もやれるってのは第3話で判ったが、今回は更にどっしり地面に根を下ろし、話にしがみつく足場がしっかりしていたと思う。
都の話が胸を打つのは、かなり利他的な物語だからだ。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2020年2月8日
ファッションデザイナーという夢から屈折した、アイドルという止り木。
それをひっつかんでも露出を増やし、おとんを取り戻して家族を守る。苦手な料理も、溢れる涙も全部背負って、誰かのため…その先にある自分のために。
みうの肥大化した自意識をベコベコ叩きつけられたからか、都の成熟したバランス感覚は風通しが良く、気持ちがいい。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2020年2月8日
まぁあの前髪女が過剰な自意識でもって、ウジウジウジウジポエム垂れ流すの嫌いじゃないんだけどね…つうか好き。根っこはパンクスなので、爆発するまでの”タメ”が大事なのだ。
さておき、桜エピと同じく今後爆発する地雷を埋めつつも、ITFの失敗と克服、チームとしての個性と統合にバッチリ手応えがあり、何かが前に進んでいる感覚がハッキリしていた。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2020年2月8日
こういう話を積んでいくと、見ている側も充実感がある。やっぱ大事よね、フツーの満足感…。
さてお話は、暗い表情を自販機の奥に隠す都から始まる。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2020年2月8日
携帯電話に閉じ込められた、家族の肖像。そこにどんなドラマと思いがあるかは、今回全体を通じて語られるところだ。
つうか舛成さん、アイマスやよい回といい庶民派アイドル話と縁深いな…。
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ビル全体を激しく揺らす、秋もt…壁からの司令。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2020年2月8日
異常な状況にすら人々は慣れていって、顔のないオーダーをこなす日々にも順応していく。
次なる舞台はITF。デカい野外ステージで、大人数を相手取るサクセスは、全自動で転がり込んでくる。
努力してないわけじゃないけど、結果がデカすぎる不均衡。
大資本巻き込んだドメジャーアイドルのリアリティとしては、当事者性の不在はリアルなんだと思う。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2020年2月8日
全てが勝手に決まり、その流れになんとか追いついていくだけで精一杯。そんな”速度”が特徴だと思うが、それは視聴者も振り落としてしまう気はする。
キャラと背景が上手く等速で流れない感じ、というか
加速するアイドル経済のリアリティと、少女個人が持つ熱量をどう合わせていくか。あるいは、取り残されること自体に当事者性を見出していくか。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2020年2月8日
そこら辺の調整がどうまとまるかが、このお話の大事な部分だと思う。都エピは前者のアプローチとして、かなりいいとこ当てた気がする。
汗水たらしてチラシとか配らなくても、外部のビジネス装置が夢の舞台まで一週間で連れて行ってくれる、超恵まれた環境。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2020年2月8日
楽屋のみんなは繋がっているようでバラバラで、MCは噛み合わないまま、爪痕は残せない。
”みんな仲良し”の解像度を上げて、的確に売り飛ばす商売。
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それもまた、アイドルである。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2020年2月8日
つまり上っ面だけの関係性で、熱量のあるエピソードを絞り出せねぇ今のナナニジはドル商売失格!! ってことだ。
プライベートとパブリックの区別が薄く、全てが物語化する近代アイドルの、厳しい所だな…嫌でも距離を縮め、血の通ったストーリーを回収しなきゃいけない
本当の夢への腰掛けであっても、都はアイドル商売に本気だ。『イヤイヤやってました…』みたいなこと言い出すパンクなセンターとは、ちょっと違うな!
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2020年2月8日
緑の木陰、それぞれバラバラに座るみんなの前に立ち、結束を捏造していく。自然と心が通じ合うのを待つ余裕は、アイドルにはないのだ。
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そのリーダーシップ、モチベーターとしての資質が何処から来たかを、一年前の”家”とザッピングしながら見せていくのが、今回のお話だ。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2020年2月8日
姉として、不在の母の代理として、都は強く明るく正しくなければいけない。不仲を仲裁し、みんな仲良う出来るよう、自分を押し殺して前に立つ。間を取り持つ。
弟妹にそうしたように、都はかなりナイーブな内面を笑顔で覆って、明るく楽しく、みんなの間を繋ぐ。少なくとも、その努力をする。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2020年2月8日
少し空回り気味でも、その意志は尊い。エピソード回収のため、仕事のため。そういう冷たさは確かにあるが、差し出す掌は温かい。
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色んな食材が混ざり合う、美味しいお好み焼き。これをフェティッシュにして、都のキャラクター、22/7が目指す方向性が今回スケッチされていく。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2020年2月8日
私室に置かれたもの、各員の私服など、情報量の多い描写が、色んなことを教えてもくれる。
相変わらず、静物の使い方に特徴のあるアニメだ…。
ロボット人間も不思議ちゃんも、ガチ志向のツンツン女も。都は分け隔てなくメンバーに声をかけ、間を取り持とうとする。なんてええ子なんや…(チョロい)
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2020年2月8日
そんな指先に触れて、前髪女も今まであんま見せなかった笑顔を見せる。笑うと可愛いじゃん…(チョロい)
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『間を取り持つ』演出は人間だけでなく、時間においても上手く活用されている。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2020年2月8日
ナナニジのおかんとして、みんなを自分の部屋に上げて差し出した現在のお好み焼き。それは兄弟の腹を満たし、”家”を繋ぐ過去の象徴でもある。
あの時代があって、今の都があるのだ。
その全てを知らないとしても、そこから生まれたものはナナニジの氷を溶かし、個性が繋がってより大きなものが生まれる素地を作る。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2020年2月8日
アホみたいな速度とスケールに向き合うとき、都が差し出せるのが”みんな”を繋ぐお好み焼きだけだった、とも言える。立派な武器じゃねぇか…。
ブーブー言われつつも、父親が違っていても。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2020年2月8日
生活が苦しく、母は哀しい涙をひっそり流し、己もまたゆめを隠す。そんな暗さは、確かに都の背中に伸びている。
その重たさに負けないように、必死に明るさを演じ、幼い弟妹を守る。それが都の闘い…だった。
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しかし都は”家”の奴隷ではなく、巣立ちの時を待つ思春期の少女なのだ。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2020年2月8日
スケッチブックに書き留めた、自分だけの夢。それを掴むために、足がかりになるかも知れない黒い封筒。
そんな都の葛藤を、『頼むお母さん…判ってやってくれ…』と見てた。年取ったなぁオレ…。
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おかんに未来を問われたとき、薄暗い場所で凄く繊細でシリアスな顔をして、笑顔を作って振り返る都の強さと脆さ、優しさにウッカリ泣いてしまった。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2020年2月8日
それを表に出せば、”みんな”が困る。せっかく苦手なお好み焼きを焼いて、朗らかな仮面で空気をよく保っているのに、壊れてしまう。
都はそれが嫌で、『銀河警察に就職や~』とおどける。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2020年2月8日
サムい関西人ギャグのラッシュは、厳しい現実に膝を屈しないためのタフなユーモア、自分と”みんな”を守るための小さな武器へと、印象を変えていく。
笑いで場を満たすためには、知性と反射神経と視野がいる。頭が良くて優しい子なのだ…。
外で不在の父の代理をしてる母の、そのまた代理を”いい子”が引き受けているという、優しく歪んだ構造。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2020年2月8日
これを乗り越えるために、アイドルになって顔を売る。チャラい芸能活動で、親父を取り戻す。
都のモチベーションは、泥まみれで切実だ。そして、やっぱ”みんな”のためだ。
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誰も知らない布団のなかで、ひっそり眺める過去の思い出。街頭テレビに流れ征く、涙涙の再開を、夢見つつも踏み出せない。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2020年2月8日
都が歩く町に、服屋や靴屋が多いのは細かい演出。”家”を第一に考えつつも、彼女の世界はファッションへの興味で埋まっているわけだな。
枕の奥に押し込んだ、夢への黒い切符。悩める我が子の青春を、お母さん、アンタ見落としてないよ!!
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2020年2月8日
金色の世界に美しく、切なく流れる涙を誰も受け止めてくれないと、マジでキツいところだったんで一安心。
はー…ベタベタに人間が人間見てる話が好き。ありがとう22/7。
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ため息交じりに涙を拭いて、笑顔を作って暗い”家”に入る。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2020年2月8日
そこで手渡された、十万円の命金。
この”投資”に報いるためにも、都は”アイドル”で勝たないといけない。
サムいMCで評判が落ちるなら、すぐさま扉を開けて飯を食わせて、間を繋がなきゃいけない。
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それは冷たい計算、勝つための合理ではあるんだけども、同時に都に漲る強さと優しさ、それを育んだ”家”の温もりが生んだもので。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2020年2月8日
そういうモノが背骨にあるから、都はアイドル頑張れる。”みんな”に話しかけて、距離を縮め、パフォーマンスを良くしていける。
キャラとドラマの冷たい所、温かい所が非常に上手く混じって、色んな思いが混じり合う人間の面白さをグッと全面に出す作りになっている。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2020年2月8日
これを”お好み焼き”というモチーフで、地域色出しつつしっかり象徴化し、バラバラなナナニジとも重ねてまとめるのは見事な運び方。
”家”を去るとき弟妹に語った、お好み焼きの訓話。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2020年2月8日
バラバラなものが混ざり合うとき、お互いをしっかり見て思い合うとき、力と温もりは生まれる。
それは誰かからの借り物ではなく、都が涙と笑顔でその手に掴み取った、少女なりの人生訓だ。ほんま立派や…。
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ここまでは『現在→過去』というラインでモチーフの受け渡しがなされていたんだけど、お好み焼きの訓話は『過去→現在』へと変化する。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2020年2月8日
都の”今”は、アイドルとしてのステージにある。そこに、そして踏み出した未来に、仲間は確かにいるのだ。
みう…桜ちゃんとキャッキャしてるときよりいい顔だな…。
都が繋いだ体温は、世界を埋め尽くした群衆に爪痕を残し、ナナニジはアイドルとして必要なイノセンス、可愛げ、親密な雰囲気を的確に提出する。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2020年2月8日
ここら辺の感情労働としての解像度は、このアニメ独特だなぁ、と思う。他人が見たいと思う物語と感情を、リアルタイムで的確に提供する仕事。
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それは同時に、思春期の震えと心配りに満ちた関係性でもあって。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2020年2月8日
みうが話し出すとき、ちょっと心配そうな表情で見てる都と、自然と前髪の向こうにある世界を見つめて、バチッと”センター”の仕事をするみうの書き方が好きです。
都はほんと、人間関係の視力が良い。そこが強さだ。
個別エピソードってのは、キャラの強さと弱さを鮮明にするためにあると思う。そこをしっかり描くことで、弱点を補うチームワーク、長所を加速させるハーモニーにも重さが出る。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2020年2月8日
そういう意味でも、都がなんで強くてなんで弱いか、よく見える今回のお話、非常に良かったです。”次”に繋がりそうな手触り
アイドルと言えば円陣と、独特の掛け声。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2020年2月8日
定番武装をバチッと手に入れ、ナナニジの未来は明るい。
それは過去との離別に、静かな涙に、確かに繋がった未来だ。
涙はあくまで、誰にも見えない所で。都…アンタ頑張ってるよ! これからも頑張んなよ!!
©ANIME 22/7 pic.twitter.com/boAXrWpLJA
結構古い倫理の人間なので、感情を押し殺し”みんな”に奉仕する姿に、美しさと健気を感じてしまう。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2020年2月8日
凄まじくベタ足の貧乏美談ガッツストーリーなんだが、そのど真ん中っぷりが気持ちよく、突破力がある。
真ん中を抜けるように、絵力のある場面を組み立てる巧さ。それが生きてる印象。
都は瞳の端で、やっぱり父を探している。それが掴めなかったとしても、仲間の手は優しく伸びる。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2020年2月8日
でもそれは、都が必死に手を伸ばしたから、返ってきた掌だ。優しくしたら、優しくされる。そんな当たり前を、彼女が必死に守っているからだ。
その小さな温もりが、微かな灯火となる。
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そろっそろ暴徒の”圧”が昇進なしでは乗り切れなくなってきたので、育成リソースを回収し突っ込んで強まらせるフェイズに来たのかな、と思います。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2020年2月8日
とりあえず、料理が得意な熊前川かな…やきうの亀でガチガチに固めて時間稼ぎしたほうが良いのかもしれんが。
それぞれバラバラ、よく知らない同志。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2020年2月8日
でも流れていく運命が、過酷な試練が、少しの強がりと優しさが、私達を繋いでいく。
そうして進んでいく中で、仮面の奥に秘めたもの、少女の中で息づく輝きが、また見えてくるのだろう。
そしてその先に、闇の中息づく巨大な舞台も待つ。
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最後にこの後の展開への目配せを手際よくやって、都の過去から繋がった今、現在から伸びていく未来の話は終わる。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2020年2月8日
それは彼女がお好み焼きと優しさで混ぜ合わせ、繋いでひっくり返した”22/7”の、現在と未来でもあるのだ。
ふーむ…やっぱいい話だったな!!
育成リソース重いよねぇ…色々使ってみたくなるゲームデザインと合わせて、狙ってレベルデザインしてるところだと思うんだけど。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2020年2月8日
盾はホシグマさんが一人いるので、セカンドをどーするかが悩みでござんすな。気持ちのいい悩ませ方、現状上手いよねぇ。
って安心してたら、壁から垂れ流される無茶ぶりの乱打(ラッシュ)!!
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2020年2月8日
”圧”をかけて少女が化ける瞬間を消費する、残酷ドキュメンタリー商売。その本領発揮という感じの、アイドル・モダンタイムスである。
悪趣味で良い絵面だなぁコレ…。
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化けないで潰れたらそれはそれ、『残念だったね』で損切りして次のお商売へ…という、秋元先生が取り回すアイドル商売へのイメージ。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2020年2月8日
それを本家本元が取り込んで、批判的にメタ化してる構図とも言える。噛み砕くのにむっちゃリテラシーがいるけど、俺は面白い。
アイドルアニメ見てる人の殆どがアイドル”アニメ”が見たいのであって、リアルな”アイドル”の事情や構造に興味や知識があるわけじゃないからなぁ…。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2020年2月8日
完全にレッドオーシャン化した、部活要素を取り込んだ真っ直ぐなアイドルストーリー。そこで勝つための独自の武器として、リアルな冷たさと速度を穿つ
それが一部の好事家(つうか僕)以外の誰に刺さりうるのか、正直確信は一切持てないけども。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2020年2月8日
その訳のわからなさもひっくるめて、やっぱ好きだなぁ、と思う。今回みたいにベタ足の、しっかり伝えたいものが届くいい話もやれるわけだしね。
都…お前がナナニジの柱や!!
ドルが銭稼ぐために、プライベートを切り売りしなきゃいけないヤダ味。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2020年2月8日
それを売り物水準まで引っ張るために、積極的な”努力”をしなきゃいけない事情。
そんなシビアさを視野に入れつつ、”家”の重さと温もりを背負い、笑顔の鎧とお好み焼きの刃で頑張るど根性少女の生き様。
色んなものが伝わる、いいエピソードだったと思います。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2020年2月8日
ただのいい話で終わらず、戦略的に人間関係を良くしてく(しなきゃいけない)ドル商売の陰影が入ったことで、独自の立体感があったと思う。
仕事は仕事、本気で冷たくもやる。
でもそこに確かに、青春と体温はある。嘘じゃないからウケるのだ。
少女の青春と感情と関係性をパッケージ化して、マスに向かって売り飛ばす束ものアイドルのカルマを、無視してないのはやっぱ良い。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2020年2月8日
部活動じゃねぇんだから、納得しなかろうが状況は転がるし、訳わかんなくてもこなさなきゃいけない。目の前の雪だけかいてりゃ、仕事はならんのだ。
都は”家”で培ってきた視野の広さ、人の間を繋ぐ積極性で持って、そんな”仕事”を立派にこなす。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2020年2月8日
サクセスに体温と冷静さがしっかり宿っていて、お仕事モノとしてもいい手応えの話でした。やっぱ働きかけが何かを変える話は良いな…。
こうして生まれた繋がりの先に、何が待つか。次回も楽しみ。