魔王城でおやすみ を見る。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2020年12月16日
人間パークからも無事帰宅し、今日も今日とて姫様は、安眠求めて傍若無人の大暴れ。
ハーピーとのパジャマパーティに誘われたり、さっきゅんにモテテクニックを壊れたり、お日様野郎の悪夢を見たり。
寝る暇ないほど楽しい日々が、今日も過ぎていくのだった…。
という感じの、最終話一個前! 出落ち気味に使ってきたゲストを美味しく再利用するよッ! な回。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2020年12月16日
イヤ実際、相当美味しいキャラたくさんいたのに、なかなか再登場しないのがもどかしいアニメだったので、ここでワッと押し寄せてくれるのはありがたかった。
前回作ったイイハナシな流れもしっかり引き継ぎ、アなんとかくんネタも再度クスグリつつ、”いつもの姫様、いつもの魔王城”でしっかり笑わせる。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2020年12月16日
久々の死にネタも有り、一応の幕引きを前にほっこりと心が落ち着く、体に優しい回だった。いや、やってることはシニカルでエグいんだけどね…。
前回考えた魔物ニッコリサインが、でびあくまに大ブームを巻き起こしているところからお話は開始。これが後の悪夢に繋がるとは…。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2020年12月16日
でびあくまは画面に映る度、最高にあざとく可愛い。このお話をしっかり支えてくれた、ナイスマスコットだと思う。
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そんな姫様の元を再訪した、ハーピーの願いはパジャマパーティ。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2020年12月16日
『安眠をネタにすれば、とりあえず無視はされない』という学習力が、必ずしもホッコリいい話に繋がらないのがこの作品である。
魔王城で一番ディスコミってるまであるからなぁ、ハーピー…不憫な子だ。
一方魔王様は、フラグ管理と誘導を生真面目にこなし、セクシーパジャマで一眠り…って思ってたら、悪魔の子供が夜這いに来たッ!
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2020年12月16日
ここで予行演習の相手に魔王を選ぶ辺、なんだかんだ懐いてはいる。それが魔力爆裂の大立ち回りになるのが、この作品であるが
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さっきゅんへの対応にしても、姫様は妙にロイヤルなところがあって、”パーティー”と名前が付く以上エスコートが必要だし、ドレスコードもあると考える。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2020年12月16日
結構窮屈に王族してからこそ、好き勝手絶頂出来る魔王城で暴れ倒してる感じはあるよね。明らかにやりすぎだが。
というわけで、恋バナのネタフリを爆弾で拒絶されたりしながら、魔王様と姫様は仲良く夜を過ごす。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2020年12月16日
そこに現れる、魔王城最ヤバ人間。
こんなに初心な青年がハードファック狙ってるわけねぇだろ! どんだけ脳髄どピンクなんだよッ!!
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元々魔王様は可愛い方なのだが、今回はいつもの仕事着を脱いだプライベートが見れ、テレ顔も存分に堪能できてありがたかった。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2020年12月16日
寝台に飾ってあるパパンと幼年期の自分、そして多分飼い犬時代の改クンの写真とか見ても、根っこは気のいいボーヤだよなぁ…だからファックとかはしないのッ!
しかし姫様恋しさに頭が狂ったダークプリーストは、暴走する欲望で魔王城を根本から揺るがすのであった。…やっぱお前が一番ヤバいな。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2020年12月16日
予行演習で疲れちゃって、折角のお誘いをキャンセルされたハーピー…相変わらずの報われなさよ。
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求めどもすれ違うハーピーの切なさとは逆に、ズレまくりつつも妙に好かれたのがサキュバスのさっきゅん。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2020年12月16日
『あ、こりゃモテねぇ』と秒で理解できる残念淫魔っぷりに、姫様の熱血影武者指導が迫るッ!
…他人にこんなに熱心な姫様、初めて見たよ…。
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影武者の命を使い捨てて、本命を護る。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2020年12月16日
そういうロイヤルな薄情さを骨の髄まで叩き込まれたからこそ、睡眠モンスターが生まれてしまったのかもしれない。
前回垣間見えた、ポップでシニカルな魔物絶滅路線といい、やっぱ人間界問題あんじゃないの? アなんとかくんもヤベーし。
というわけで、スイッチ入った姫様のロイヤル修行は止まらない。でびあくまのブラッシングを自分で任せたくせに、嫉妬してるのかーわーいーいー。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2020年12月16日
『なんとなれば死ねばいい』
影武者の極意は、全く可愛くないがな! 相変わらず、命が異常な安値の世界だ…
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僕はこの作品の可愛くてシニカルな所が好きで、姫がすぐ死ぬのはその極みだと思ってるので、今回久々に死んで嬉しかった。(サイコの発言)
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2020年12月16日
散々さっきゅんブン回しておいて、勝手にマグマに落ちて勝手に死んで、妙に気に入りハーピーは一人落ち込む。
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構造的には女女女の情感トライアングルなのだが、全く湿っぽくないのがこの作品というか、姫様というか…。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2020年12月16日
思い込みと身勝手が嵐のようにブン回りつつ、奇妙に繋がるこの作品の基本形が、よく生きた2つのエピソードであったと思う。
怪物に好かれたさっきゅんも、袖にされるハーピーも、皆不憫よな…
まぁ一番の不幸(と幸福)は、そんな安眠モンスターが隣りにいる生活にすっかり慣れちゃった幹部たちなんですけどねッ! ちょこんと扉から顔を出すカット、子供力高くて良い。
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文句言うのに即座にお布団用意して会議中断する辺、ほんとダダ甘だよな…。
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再登場なった夢魔の力なども借りて、悪夢を切り開いてみればその根源は、自分を助けに来る勇者の強すぎる光ッ!
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2020年12月16日
『やっぱ闇属性だから、勇者でダメージ受けるんじゃねぇの?』とか言ってられないポジティブモンスターっぷりに、あの姫が”受け”に回っとるぞ…。
魔物たちも勇者の蛮行にドン引きしつつ、事の真相に気づいて勇者に厳しく当たることを決める。ほんっっっとに姫様の事好きね君等…。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2020年12月16日
姫様の方も悪夢を追い払って、無事に安眠成功。かくして、魔王城は今日も平和である。
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姫様の苦労を覗き見て、差し入れられるおめざのケーキ。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2020年12月16日
すっかりホームとなった魔王城は、妙に気合の入った美術でしっかり描かれる。
ここに力入れたの、凄く良いな、と思う。そこはファンタジックな悪の巣窟であり、姫様の楽しい遊び場でもある。
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魔王城の不思議な魅力があったればこそ、このお話が楽しく踊ってる感じは強くあるしね。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2020年12月16日
最終話一個前、作品全体を振り返るタイミングで、お話を支えてくれた舞台に感謝するように、しっかりと雰囲気出して描いてくれたのは、凄く良かったです。
つーわけで、このお話がどんな感じか思い出すような、ドタバタしつつも落ち着きのあるエピソードでした。いやー…やっぱ基本形が強いな、このお話。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2020年12月16日
同時にここまでの話数で積み上げたヘンテコな信頼、奇妙な人間関係も堪能できて、変化と安定をタップリ吸い込めるお話でした。大変良かった。
かなり変則的な味付けながら、足場は日常系コメディにあるこの物語。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2020年12月16日
『終わらない魔王城の夜、姫様の大暴れな日常は続いていく…』という〆になると思うのですが。
”いつもどおり”な今回見て、『その定番な終わり方が、最高に気持ちよく収まりそうだな』という予感も強くなりました。
次回も楽しみ!