イマワノキワ

TRPGやアニメのことをガンガン書き連ねていくコバヤシのブログ

プレイレポート 21/03/13 BLP『シャドウ・イン・ザ・ミラー』

昨日は第三回ブラッドパスオンリーコン当日ッ! 僕はGMで参加させていただきました。

シナリオタイトル:シャドウ・イン・ザ・ミラー システム:ブラッドパス GM:コバヤシ

つばささん:ミラ:外見14才女性:夜者=界律 SIDに”購入”された、古き夜のもの。あいをけつらくしており、何事にも消極的な態度を取るペシミスト。遠くの空に瞬く星のように、摩耗しきった希望を何処かに探している、運命の迷い子。
クロアさん:須見輝:18才男性:義士=狩人 希望に満ち溢れたSIDのヤングライオン。いつでも前向き、明るく元気! ……という態度の裏に、惨劇の生存者としての薄暗い影を残す少年。因縁の糸に絡め取られ、その幼年期が終わる。

こんな感じの血盟で、運命が交錯する夜を遊んできました。楽しかったです!
このシナリオは結構特殊な仕掛けをしていて、それが初対面同士のコンベンションでは駆動が難しくなってしまう部分もありましたが、PLお二人の協力を頂いて楽しく遊ぶことが出来ました。
GMの力不足でストレスを感じる時間が結構あったと思いますが、シナリオとキャラクターに真摯に向き合っていただけるプレイヤーの地力に支えられ、このセッションでしかできない体験が共有できたと思っています。愛とその喪失にまつわる傷に、触れ合いつつも抱き合えない三人のドラマは大変重く、濃厚で、自分としては心地よい疲労が残響するセッションとなりました。
シナリオライターとしてGMとして、もっと心地よくゲームが出来るようアシストできる部分もあったと後悔しきりではありますが、お互いの断絶を認識しつつ、それでもひとかけらの変化と希望を掴み取って終わった物語は唯一のドラマとして、大変魅力的でした。
良いセッションでした。同卓していただいて、ありがとうござました。

卓が終わった後はオンライン打ち上げで、5時間くらい喋ってた。そのうち一時間半くらいはシン・エヴァネタバレ真剣喋り場で、バキバキのエヴァキッズ達が幸福と少しの寂しさを抱え、一生喋ってる場所でした。劇場で見て以来、ずっと喋りたかったのでありがたかった。
あとソエジマが35分でシナリオ作ってて、ブラッドパスのポテンシャルとやつのクレイジーボーイっぷりに戦いた。マジ凄い。ブラッドパスがどんだけ凄いかって話も、むちゃくちゃしたと思う。オンリーコンの後に、そういう話ができるのは幸せだ。
今回のコンベンションはGMシナリオライターの個性が綺羅星のように輝き、堅牢なシステムの上一つの星座を作り上げていました。色んな可能性、色んなシナリオギミック、色んなドラマ。それが楽しく踊れるのも、やっぱシステムの確かな作り込み、世界観の豊かさあってのことだと思います。
そこをさらに補強する新サプリ”ジェノサイドサーカス”も、今月末にリリース。超大ボリューム&超実践派の内容も、からすばくんのアフタートークでしっかり語られ、期待感を高めてくれました。
ブラッドパス、マジ面白い。同卓していただいた方、コンベンション参加者の皆様、スタッフの方々、主催のライドくん、ありがとうございました。良いコンベンションでした!