イマワノキワ

TRPGやアニメのことをガンガン書き連ねていくコバヤシのブログ

プレイレポート 21/03/23 BLP『シャドウ・イン・ザ・ミラー』

昨日はソエジマどんと、ブラッドパスを遊んだよ。

シナリオタイトル:シャドウ・イン・ザ・ミラー システム:ブラッドパス GM:コバヤシ

ソエジマ”エル・サント”ラモン・ソベラーノ:57才男性:義士=監者 吸血鬼にこそ救いがすくようと考える、現在の聖人。破天荒な態度を支えるのは、人生の裏側を歩き通した体験であり、闊達自在な破戒僧である。
コバヤシ:ピータ”パン”ムーア:外見17才男性:夜者=火華 永遠に大人になれない呪いを刻まれた、永遠の青春を生きる吸血鬼。ずっと未熟なまま揺れる心、不幸を呼ぶ宿命を持て余しつつ、今日も銃弾に明日の行方を占う。

こんな感じの継続血盟、GMC導入の”シャドウ・イン・ザ・ミラー”四回目でした。
このシナリオもうちょいブラッシュアップするつもりで、数積んでる感じですけども。今回のちょっと特殊な形態は、そのためのデータを取る意味合いがある手筋でした。快諾対応してくれたソエジマさんには感謝。
実はブラッドパスのGMCをやるのも初めてだったのですが、シナリオに入る視点と立ち回りが二つあって、非常に楽しい経験となりました。時々『心が二つある~~』とちいかわになりつつも、自PCをシナリオヒロインのように扱ってゲーム体験をコントロールしていくのは新鮮で、とても面白かった。
何しろ永遠のピーターパンなのでトゲトゲ尖ってぶつかるわけですが、ラモンの人格が朗らかによく整っていて、見事に受け止めてもらいました。全てを包み込む成熟と、全てを拒絶する幼気。そんな二人が二人だからこそ飛び立てる新しい空に、しっかり向き合うシナリオになったと思います。

ソエジマどんをPLに指名して立卓したわけですが、それは彼の明瞭な見解が欲しいってところもあって。それにしっかり答え、色々お土産をくれるセッションにもなりました。マージありがたい。
データ取りの視点があったのは事実で、そっち方面でも実りが多かったわけですが、二時間半を共有する体験として特別で面白いものにしたかったし、ちゃんとそういう物語になってくれました。データを冷静でロジカルな目で見てる自分を保ちつつ、敬意をもってプレイヤーとシナリオに向き合う熱量も保てたのは、自分としてはとても良かったかな、と思います。

というわけで、大変面白いセッションでした。ソエジマさん、ありがとうございました。