かげきしょうじょ!! を見る。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2021年7月18日
奈良田愛は、鍵を求める。
自分を他人から遠ざける、安全な場所の鍵。
なにもない自分に、立ち入らせない鍵。
品格も美しさも、何もかもが求められる紅華の舞台に、それは落ちているのか。
逃げ出した場所に楽園など無いとしても、それでも。
そんな感じの、クールビューティーの秘めたる傷が顕になる、かげきしょうじょ!! 第3話である。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2021年7月18日
大変に辛い。
愛ちゃんは仕事と芝居に耽溺する母にないがしろにされ、それでも幸福を鎧った外装を暴力的に壊され、自分の中に詰まっていたものを全部出して、ギリギリのところで生きている。
危うい綱渡りのような生活はJTXでの生活を破綻させ、紅華に移った後も温もりを遠ざける。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2021年7月18日
誰も頼らず、誰にも求められず、孤独に生きていくには、愛ちゃんの心根はあまりに全うで、しかし今は太一以外に頼る場所がない。
信じていた母の隣には、なにもないことをあまりに幼い頃に、思い知らされてた。
さらさは果たして、その喪失を埋めるのか。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2021年7月18日
他者…遠く理解不能で恐ろしい存在としての”男性”に怯える姿は、痛ましいと同時に狂暴で、何かを伝えようとするものを遠ざけている。
愛ちゃんを壊してしまったものと、違うが何処か似ているものを、今の彼女は怯えながら振り回す立場にある。
取り澄ました能面は脆い外殻でしかなく、その内側には怯え狂う小さな子供が、震えながら誰かを待っている。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2021年7月18日
大変に辛くかわいそうで、早々簡単には癒やされない破綻を抱え込んだ愛ちゃんが、流れ着いた紅華の舞台もまた、別に優しくはない。
迷うのも、傷をなめ合うのも、許されざる厳しい社会。
今後彩子を追い込んでいく、体型と脱落への恐怖は”女”の視線からやってくる。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2021年7月18日
愛ちゃんを追い込む存在だけが、尖った刃で柔らかい魂を苛むわけではない。
女だけのシェルターを求めてアイドルになった時と同じように、愛ちゃんはある意味間違えて、紅華にたどり着いてしまった。
何処に逃げても修羅の巷、皆が少女を追い込む…そう思い込まざるを得ないセカイの何処に、鍵をかけて自分を守ってくれる場所を、より良い場所へ繋がる扉を、見つければ良いのか。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2021年7月18日
愛ちゃんはひどく不器用に、不格好に、必死に、人生を駆けていく。かわいそうが過ぎる…。
『そんなにお人好しじゃない』と自称する、世話焼きのさらさはそんな彼女に、何を成し遂げうるのか。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2021年7月18日
愛ちゃんが逃げ、闘う理由が描かれた後は、それが掘り下げられていくことになる。
ウザいほどに深く踏み込んでくるステップを、受け止めて歩き出す道のりに、愛ちゃんは足をかけられるのか。
今回はそんな、巣立ちの前景を切り取るエピソードである。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2021年7月18日
明るい未来が待っているからといって、ずたずたに壊された過去が消えるわけではなく、深い闇の中チカチカと瞬く光も、嘘になるわけではない。
明暗同居する不可思議な世界を、よく見据えた描写が良かった。
と、いうわけで。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2021年7月18日
張り巡らせた無関心のバリアが、なぜ生まれたかを追う今回。
愛ちゃんはさらさの踏み込みを避け、クラスという小さな社会からも逃げて、一人でメロンパンを食べる。隣りに座って良いのは太一だけである。
(画像は"かげきしょうじょ!!"第3話より引用) pic.twitter.com/qOT0jfIjQH
ともすれば思春期の傲慢、愚かしい世間の狭さにも見えるそんな態度が、その実凄く血みどろな防衛闘争であることが、今回分かってくるが。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2021年7月18日
愛ちゃんが取り繕っているものの奥に、マジで洒落になっていないものがあることを、殆どの人が分かっていない。実の母親すらも。
太一が指摘するように、さらさは愛ちゃんが張り巡らせたバリアを越え、あるいは無関心の壁を越えて愛ちゃんの視線を集める特別な存在になりかかっている。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2021年7月18日
しかし、ずたずたに壊された柔らかいものを守る殻は、簡単には外せない。
それが厄介事を引き寄せるとしても、新しい自分にはなれないのだ。
悪し様に紫煙を吹きかける仕草から、君子の荒んだ人格が既に透けているが。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2021年7月18日
そんな母でも、愛ちゃんは愛し愛されようと、お人形のように愛らしい”良い子”を装っている。
事件前の彼女が、いかにも子供らしい外形を整えているのは、大変痛ましい。
(画像は"かげきしょうじょ!!"第3話より引用) pic.twitter.com/3QeTter7LU
陰口、寂しさ、欲求不満。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2021年7月18日
愛ちゃんは愛されていない自分を遠ざけるように、恵まれた自分の表層を愛らしく整え、求められる子供像を的確に演じていく。
パパ・ベアーは不在の父の代用品であり、愛された証明であり、自分を庇護してくれる妖精でもあろう。
とても幼く脆いものを寄せ集めて、愛ちゃんは一人きりの世界を、微笑みながら生き延びなければいけなかった。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2021年7月18日
空疎な嘘を引きずり出して、視線を受け入れるのではなく跳ね除ける生き方を選んでも、そのサバイバルは継続している。
愛ちゃんはずっと、一人きりの子供のままだ。
ごくごく当たり前に母がいて、ケーキを手作りしてくれる場所。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2021年7月18日
愛ちゃんが欲しいのは、見た目への賛辞でも買い置きの食事でも、ましてや未成熟な性を求められ、蹂躙される経験でもない。マジでかわいそう過ぎる…。
(画像は"かげきしょうじょ!!"第3話より引用) pic.twitter.com/Brid7iLln9
今回幾度も鍵のモチーフが顔を出すが、母が不用意に愛人に与えた鍵は、本来孤独な自分を守ってくれるはずの場所に怪物を潜ませ、守りたいものをズタズタにする。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2021年7月18日
愛ちゃんは不適切な性的接触により”女”である自分と不適合を起こす。汚れた存在だと、自分を追い込んでしまう。
それは同時に、自分を愛し守ってくれる母への信頼、愛され守られるべき子供の時分を、不適切な存在として切り捨ててしまう。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2021年7月18日
本来なら一歩ずつ、行きつ戻りつしながら掴み取っていく”私”の輪郭を、愛ちゃんはとても過酷で性急な形で、強制的に自覚させられてしまうのだ。
どうすれば、子供が出来るのか。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2021年7月18日
その意味すらわかっていない子供が己の身体に怯え、腹が膨らまないようにきつく締め付ける痛ましさ。
短絡的な行動が、むしろ手持ちの武器が全く整っていない愛ちゃんの幼さを、よく教えてくる。
(画像は"かげきしょうじょ!!"第3話より引用) pic.twitter.com/6CGoxvhvwp
世の中の仕組みも、自分の形も解っていないのに、過酷な荒野でそれでも母の愛に報いる自分を繕おうとした営みは、ハサミで壊されていく。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2021年7月18日
求められるままに”きれいな女の子”でい続け、笑顔と長く伸びた髪の毛の鎧に閉じ込めていたものが、絶望とともに溢れ出ていく。
母に守られていないことを思い知らされた愛ちゃんは、母に愛されていない自分を強制的に認めさせられた。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2021年7月18日
パパ・ベアは不在の父、魔法の妖精の役目を果たせず、幻想は引き裂かれていく。
それは子供の身には…たとえ心身が整っていたとしても、あまりにも辛い体験である。
自分で殺したパパ・ベアの面影を、ボロボロになった愛ちゃんが何処かまとっていて、毛布をかぶって迷子の小熊のようにも見えるのが、凄く悲しいシーンだった。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2021年7月18日
今までしがみついてきたものが、とても脆く弱いと思い知らされても、心の何処かがそれを求める。幸福、安心、そして愛。
愛ちゃんの魂が奈落に滑り落ちる直前で、太一が扉を開け、また鍵をかける。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2021年7月18日
愛人が暴力的に、愛ちゃんの扉をこじ開け引き剥がしたの対し、太一はしっかりノックをして、壊れかけの心が休まり、守られる場所を差し出してくる。
(画像は"かげきしょうじょ!!"第3話より引用) pic.twitter.com/3jhIBdWYu8
『姉弟揃って男の尻を追いかける』存在…太一がゲイであることが、特権的に”男性”を隣に置く一因なのは、間違いがない。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2021年7月18日
後にレッスンルームで語られる、性を超越した妖精への幻想…それ故の安心と信頼が、少しひねって太一の造形に投射されていると言えよう。
長く伸びた髪を切り、視線を跳ね除けて進む愛ちゃんは、否応なく美少女である。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2021年7月18日
容姿に恵まれ、人に羨まれることは、もはや愛ちゃんにとって暴力でしかない。反撃するように心のなかで構えてたマシンガンは暴発し、彼女をJPXの舞台から追い出す。
劇場の扉を開けた時、愛ちゃんに魔法はかからなかった
先週さらさを銀橋に導いた、花道の記憶。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2021年7月18日
祝福でもあり呪いでもある舞台に、愛ちゃんは既に立っている。
しかし、そこに答えはなかった。鍵を開ける積極性も持たず、歪んだ認知で世界と他人と男を拒絶する、間違って正しくない少女。
それを糾弾するほど、俺も人間できちゃいない。
ズタズタに引き裂かれながら、それでもかすかな光を手繰り寄せて、愛ちゃんは幾度も逃げ出し、不格好に彼女なり闘い、間違えて逃避する。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2021年7月18日
太一との関係に救いを見出しつつ、そこに耽溺せず何か…JPXなり紅華なりを求め進んでいくのは、彼女がタフな存在であることを示しているように、僕は思う。
その足掻きは、なかなかうまく行かない。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2021年7月18日
目の前に差し出されている鍵を掴むには、愛ちゃんが見据える世界と自分は歪み閉ざされているし、そんな自分を変えうる心の力も、残っていない。
パパ・ベアのハラワタを引きずり出し、愛されていない自分を認めるしかなかった時。
愛ちゃんは空っぽになったが、しかし奇妙に、人生の舞台から下りて諦めようとはしない。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2021年7月18日
髪型を変え、笑顔の仮面を外し、視線の弾丸を痛いほどに感じながら、そこをなんとか進んでいこうと彼女なり、闘争/逃走を続けている。
それは、泣けるほどに痛く偉いことだと思う。
皆が望む”いい子”であろうとしたのは、母に愛されていない自分から目をそらす擬態であると同時に、母から切り離された愛ちゃん自身の、魂が選んだ道でもあったと思う。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2021年7月18日
ウソとホントが判然としない場所から、湧き上がってくる魂の声を聞いて、愛ちゃんは美少女であることを選んだ。
それを狂暴な爪で引き裂かれてなお、彼女の魂には何処か…戦い逃げて生き延びることを諦めない、強い炎がある。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2021年7月18日
それは氷の仮面を付け、世界を遠ざける日々の中で弱っているが、消えていない。
より善く燃え盛れる出口を求め、未来への鍵を探している。
鍵は閉ざすだけではなく、開けることも出来る。
愛ちゃんが逃げ込んだ美しい鳥かごは、別に子供に優しくない。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2021年7月18日
二年後、歌劇団に就職する未来が確定した存在として、教師は…そしてファンたちは厳しく、少女たちの体型を審美する。
子どもたちもまた、その厳しさを飲み下していく。
(画像は"かげきしょうじょ!!"第3話より引用) pic.twitter.com/o3XhLN6SLe
さらさだけが、泣きじゃくる彩子に寄り添う。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2021年7月18日
だが、厳しい言葉を投げかけるものが”間違っている”わけでもなかろう。
ありのままの自分ではなく、求められる幻想を演じ抜く生き様を選んだのは、他でもない子供たち自身なのだ。
それが逃避でも、淡い夢でも、選択には責任が…否応なくつきまとう。
愛ちゃんが”男”からの突き出されるものに傷ついた描写の後に、体型を巡るシビアな視線が”女”からのものとして、彩子に投げかけられる。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2021年7月18日
痩身を是とする”女”の視線が、権力勾配の上位にいる”男”の好みを知らず…あるいは選択して引き受けた、借り物の刃である視座も含めて、非常に複雑である。
否応なく”美しい女”であることを求められる場所に立つ資格と、それがえぐり取っていくもの。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2021年7月18日
”美しい少女”であればこそ、愛ちゃんが蹂躙され簒奪されたもの。
様々なものが複雑に絡み合って、狂暴な牙を剥いている。荒野で生き延びるためには、孤独であってはいけない。
愛ちゃんは佇むオタクに怯え、逃げ出して太一に抱きつく。そこが、パパ・ベア亡き後唯一、彼女が安らげる場所である。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2021年7月18日
意地悪されて、すぐ仲良く出来るほどお人好しじゃない。
さらさが差し出す手は、彼女の言葉を既に裏切っている。
(画像は"かげきしょうじょ!!"第3話より引用) pic.twitter.com/OFQ4RzIahR
愛ちゃんは目の前の”男”が何を求めているか、恐怖にかられてしっかり見れない。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2021年7月18日
あれだけ苛烈な体験をすればしょうがない対応ではあるし、怖いものに向き合える自分を鍛えるチャンスを、愛ちゃんは剥奪もされている。
美しい仮面を一皮むけば、中にいるのは泣いてる女の子である。マジ許せねぇよ…。
さらさの別け隔てのない優しさ、大人の厳しさを知らない幼さが、そんな愛ちゃんの扉を開けるのか。差し出された手には、未来への鍵が握られているのか。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2021年7月18日
それを見据える強さは、今の愛ちゃんにはない。
舞台を降りても、物語は続く。
(画像は"かげきしょうじょ!!"第3話より引用) pic.twitter.com/UR4Fhw6j18
オタク氏が何を差し出そうとしているのか、パニックに陥った愛ちゃんは聞けない。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2021年7月18日
その自己防衛が、彼をどれだけ傷つけているかを思うと、大変にしんどい場面である。
震える愛ちゃんを背中にかばい、手を繋いで鍵を手渡そうとしているさらさの善徳が、微かな救いか。
哀しい被害者であり必死の生存者である愛ちゃんが、自分の傷に耐えきれず刃を振り回して、傷つけるべきではない人を傷つけていることが、とても辛い。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2021年7月18日
愛ちゃんは必死に生き延びる術を探しているだけなのに、目を瞑って相手の顔を見ない…見れないことが、不適切な結果を引き寄せてしまう。
それを生み出す痛みが、子供の顔を見ない大人たちの暴力で生まれてしまっていて、再生産されかけているのが、非常にシビアである。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2021年7月18日
この哀しい連鎖を、誰かに手を差し伸べる優しさが断ち切り、良い方向へと変えていけるのか。
まだまだ、物語は続いていく。
立ちすくむオタク氏が、愛ちゃんが包囲され蹂躙された厳しい場所に、”男”という不可避の属性故に踏み込めない苦しさを滲ませていた。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2021年7月18日
愛ちゃんと彩子が背負う、少女であることの苦しさを、僕は真実引き受けることは出来ない。
僕の種族は妖精ではなく、女の子を傷つける狼男なのだと思い知らされる。
そのやるせなさも含めて、物語は取り返しがつかないものをどう取り返し、引き裂かれたものを繋ぎ合わせていくかを追っていく。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2021年7月18日
逃避に選んだ場所で運命に出会い、ウザいと遠ざけたものが救いとなり、痛みを知ればこそ前に進める不思議を、幾重にも重ねていく。
世の不条理と矛盾を見据えた上で、かすかな光を追って手繰り寄せる、力強い仕草。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2021年7月18日
それが物語にあることが、僕がこの作品を好きな理由なのだな、と思わされる回でした。
ホント愛ちゃんは、一回殺されて時を止め、自分を扉の向こうに閉じ込めてしまった子供なのだな。
しかし己のものではない…しかし否定し得ない顔や家柄も含めた彼女の”華”は、否応なく人をひきつけ、輝かせる。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2021年7月18日
狂暴な衝突だけではなく、優しい出会いにも満ちている世界にどんな自分を抱えて、何を生み出しながら進んでいくか。
物語も、愛ちゃんの人生も続く。続くことを、彼女が知らず選んでいる。
その不格好で必死な闘争をこそ僕は応援したいし、そこに手を差し出してくれるさらさも太一も、マジで有り難い。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2021年7月18日
ほんと優しくしてあげてください…傷つききった子供なんです…。
どうすれば、人は強く優しく美しくなれるのか。次回も楽しみ。
追記 お伽噺が終わりきったとしても、現実の中にある夢がもう一度、彼女を守りうるのであれば……
追記
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2021年7月18日
震える自分を背中にかばう、さらさの歩み寄りはある意味、愛ちゃんが殺してしまったパパ・ベアが形を変え、もう一度彼女を来訪した、とも取れるか。
あの時はなんの力もない偶像だったが、今度の妖精はデカくてバカで、勝手に動いて壁をやる。頼もしいぞ。