乙女ゲームの破滅フラグしかない悪役令嬢に転生してしまった…X を見る。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2021年7月26日
闇の魔力を宿した誘拐犯、ルーファスにも気さくな態度で接するカタリナは、次第に彼の心を捕えていく。
身分の壁を超えて、無邪気に空色の瞳を褒める言葉が、悪党の仮面を砕いた先に待つのは、危険なアバンチュール…。
そんな感じのカタリナ様貞操危機一髪ッ! 気づいてないのは当人だけッ! な、はめふらX第4話である。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2021年7月26日
心に寂しさを抱えた擦れっ枯らし特攻成分を思う存分活かし、新キャラ攻略RTAを一気に走り切るカタリナ様と、亜音速でズブズブになってくルーファスが面白い回でした。
元々チョロらされるべくしてチョロったというか、根っからの極悪人というわけでもなく、運命に流された結果敵対する岸に立ったキャラなわけで、カタリナ様と一対一、ちゃんと対話して人間相撲をとったらそうもなるわなぁ、という結末。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2021年7月26日
攫った相手の目を見ちゃう人は、誘拐犯向いてないよなー。
カタリナ様はルーファスの過去などかけらも知らず、たっぷり食ってグーグー寝て、押し倒されてもキョトン顔。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2021年7月26日
徹頭徹尾無垢で無邪気、素直で真っ直ぐな人柄一本で一気に押し込んでいく。
彼女に救われるものは皆、勝手に救われていく。救おうと思った時点で、それは高慢の罪をまとうのだろう。
超絶ハイソな社会構造の上澄みばっか寄り集まってるカタサーから見ると、スラム出身のルーファスはなかなか新しい人材で。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2021年7月26日
当然だけど、貴族制で回ってるあの世界、バキバキの差別国家だよな。それは当たり前で、特に気にするところじゃないんだろう。
恵まれてるとはとても言えない環境でも、己を憐れむことなく、やれることやって生き延びているルーファスは、悪党だが気持ちのいい男だった。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2021年7月26日
軽やかな感じの鳥海ボイスも、大変いい感じだ。
そういう人間なので、心の一番弱いところを無自覚クリティカルで殴られると、チョロっと堕ちる。
密室で異性とタイマンしても一切警戒しないカタリナ様には、年相応の教育ってやつをしておいたほうが良い気もするが、周囲全員彼女の無垢で救われてるので、それを損なうような手出しは躊躇われる感じかねぇ…。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2021年7月26日
まぁメタな話すると、彼女が”大人”になっちゃうと物語終わっちゃうからなあ。
そういう初心なネンネ要素以外にも、心のどっかでゲーム感覚というか、目の前の人間(に反射する自分)をフィクションとして捉える離人感が、微かに香ってもいる。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2021年7月26日
こと色恋が影を伸ばすと、カタリナ様唐突に攻略脳になるよな…抱かれかけても他人事、つうか。
そのホワホワした感じが、ひねくれ人間共に特攻ってのも、久方の新キャラ攻略でよく見えた。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2021年7月26日
ラーナ乱入がなければあれよあれよと貞操詰将棋だったと思うが、あのアマ、間違いなく”機”を伺っておったな?
ラファエルが余裕顔だったのも、凄腕上司が側にいるのを知ってたから、と。
今回カタリナ誘拐はあくまで盤面を動かす一手でしかなく、館の外で動いただろう政治劇の方が、事件としては本命なのよね。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2021年7月26日
焦って触っちゃいけない駒に触れた結果、一気に失脚まで持ってかれたルーファスの雇用主は、魑魅魍魎が渦を巻く宮廷を泳ぐ技量が足りなかった、と。
スラムの惨状と合わせて、結構ロクでもない世界がカタリナ様が居座るお花畑の外には広がってくると、見えても来る回だったけど。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2021年7月26日
ここら辺の重くて暗い要素、徹底的にアッパラパーであるカタリナ様の特性と、非常に食い合わせが悪い気もすんのよね。どんな状況でも、シリアスになりきれない。
無論一個人の人生と人格には、文句のつけようのない真摯な対応、完璧な答えを出せるんだけども。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2021年7月26日
そこをはみ出した社会の難しさが相手になると、無邪気だけでは戦えない部分もあって。
そこら辺、今後踏み込むのか否か。どーなんだろうね?
さておき、乙女の綱渡りをマジギリギリの所で渡りきり、胸元に婀娜な戦傷を貰ったカタリナ様。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2021年7月26日
その深刻さを知るジオルド王子が、ズギューンとKiss…キメて次回に続く、である。
いや、遅すぎるくらいだと思うよ…抜け駆けでもねぇだろコレ。いつまでも仲良しごっこやってらんねぇんだよッ!!
…って言いたいところだろうけど、選択と決断って大人の属性で、子供であることで主役やれてるカタリナ様にとって、一番遠いモンでもあるのよね。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2021年7月26日
皆仲良く、いつでも笑顔。
子供じみた夢をマジのガチで貫くからこそ、彼女を中心に世界が変わっていく説得力もあって。
さて、この接吻からどうなるか。
空色の約束、ルーファスとの再会も合わせて、二期の物語が軽快に走り出した感じを受けます。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2021年7月26日
魔法省との縁は要所要所で描写されてるので、学校を出て仕事を始める方向に、お話は転がってくのかなー。
…あの超絶おぼこ&おばかが、社会で仕事…!?(背中を走る戦慄)
さてどうなるか、次回も楽しみ。