NIGHT HEAD 2041を見る。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2021年8月19日
直人の異能を公開することで、社会の基盤を揺るがさんとする同盟のテロルは、マイクの裏切りによって破綻した。
邂逅する二人の兄と、二人の弟。
炸裂する力の渦が全てを飲み込み、全てが消えた。
運命の行く先は、未だ無明の先…。
そんな感じのサヨナラ風間さん! 同盟編決着の2041第6話である。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2021年8月19日
何処かノンキ漂ってた同盟のテロは当然のように失敗し、キレ芸兄貴二人が駐車場を舞台に大暴れ、弟二人も接触すんのかなー…と思ってたら、イヤボーンワープで水入りとなった。
鋼歪みまくり車叩きつけまくりのスーパーサイキックバトルは最高中の最高であったが、NIGHT HEADが活性化すると言語野が沈静化するのか、お互いの事情をちゃんと話すことなく、邂逅は意志と暴力のドッジボールとなった。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2021年8月19日
まぁ、和解はまだ先だよな…誤解と謎が話のエンジンだし。
トチ狂った同僚が鉄パイプでボコ殴りキメてきても、銃が暴発しないよう冷静に引き金から指外してるところとか、反政府テロ組織の奇妙なお行儀の良さ、トンチキな落ち着きはキライではなかった。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2021年8月19日
脅迫材料殺しちゃダメってのは判るが、エミリは撃ってもいいだろ、覆面さん…。
しかしその甘いところを保安隊に突かれて、ベストタイミングでマイクが裏切り、呆気なく同盟は瓦解。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2021年8月19日
あそこのサラッとした暴力、呆気なく奪われる命の描写は結構好き。小林親弘さんの飄々として感じが、大変いい味出していた。
因縁出来たし、今後もマイクは目立って欲しい。
暴力と抑圧で物理社会を維持してる政府に、暴力的異議申し立てを突き立てようとした同盟。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2021年8月19日
それ自体が手段を目的化し、倒すべき敵と同じ存在に”転移”してた…てのが、風間さんの死で描かれるものだと思う。
理念なき力は暴走し、力なき理念は踏みにじられる。では、何処に己を置けば良いのか。
抑圧的政治権力(に対抗するテロル)と、個人が持つ異能が同じ難しさを持って描かれているのは、ディストピアに舞台変更して上手く機能しているところだと思う。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2021年8月19日
チカラというものは、常に制御を忘れて暴走する。駐車場の二人のように。
調子くれてた道夫くんを鎧袖一触、モノホンのサイキックで壁にピン留めした直人兄さんは最高であったが、それと同等の大暴走で超絶バトル展開するタクヤ兄さんにも、待ってましたの大興奮。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2021年8月19日
やっぱメリメリコンクリがめくれ、不可視の力で車がボールになるのは最高だ。
兄VS兄頂上決戦は、お互い主張をぶつけ合うだけで、相手の話を聞く気がない。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2021年8月19日
直人が指摘する社会の矛盾、異能者を否定する権力に異能者が買われている矛盾をタクヤは気にもとめないし、タイムトラベラーである直人はタクヤが当然視している、歪な社会のルールを全否定する。
弟人質に取られ、銃弾で追われてる時に『相手の事情も考えろ』ってのも、また難しいが。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2021年8月19日
あからさまにおかしい物理JAPANの成り立ちとか歪みとか、落ち着いて考えて情報交換するタイミング、全然ないからな。
権力側に与してる連中は、それを疑問視する切っ掛け自体がない、という。
結果あからさまに狂ってる状況でボタンは掛け違い、誤解は加速し、沸騰した血液が衝突を生む。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2021年8月19日
直人兄さん、外見だけ見ると落ち着いてそうでもあるけど、中身相当な火薬庫だからな…。
思い込みと狭い視野で行動しがちなので、情報を整理するタイミングがない。
これは不穏当な謎を転がしながら、サスペンスを留めずに展開していく物語の傾向と、主役の造形を噛み合わる作劇でもあるんだろうが。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2021年8月19日
そろそろ落ち着いて、世界の謎と自分たちの行く末を考えてくれると、視聴者としてはありがたいかな。次回ワープした先でやりそうだけど。
一方君枝に導かれたユウヤは直也と接触…すると思いきや、謎の力の発動でニーさんごと虚空に消えてしまった。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2021年8月19日
一緒に消えた美紀ママンと、鉄パイプ女の処遇はどうなることやら。
状況はけして落ち着くことなく、ゴロゴロと転がり続ける。さーて、どうなるかな。
駐車場の激闘を見ても、異様な体制に取り囲まれて育ち、それを当然視してるタクヤの認識はなかなか動かない。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2021年8月19日
オマケに両親を巡る誤解(?)と能力覚醒の不安定もあって、二つの兄弟は現状、出逢っても対立しか出来ない。
ここが今後、色々調べて変わってくるのか。
とりあえず、桐原兄弟の浦島太郎状態、黒木兄弟の過去を掘り下げて、対話の足場を作らんと、出逢ってはバチバチ、いがみ合ってはバチバチが続くなぁ…。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2021年8月19日
バキバキのサイキックバトル見れるのは嬉しいが、登場人物の相互理解が停滞するのは、ダイナミズムが無くていかん。
この作品の異能は情緒を揺るがし、運命を沸騰させるものなので、”落ち着く”つうことが難しい作風ではあるんだが。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2021年8月19日
そろそろ舞台の背景、キャラクターの過去を掘り下げてほしいなぁ…って欲求を汲んで、ワープで水を入れたんだろうけども。
さて何処に転がって、何を知るのか。次回も楽しみ。