ワッチャプリマジ! を見る。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2022年3月21日
奇跡を求め、まつりがぶち上げた秘策。
個性が強すぎるプリマジスタ達に、”全員センター”は遠い夢なのか。
ウンディーネ先生が課した最終試練に、遂に体力の限界を迎えるれもん。
果たして少女達は長かった合宿の成果を、舞台で輝かすことが出来るのか!?
そんな感じの第2クールクライマックス直前、おちゃらけ無しの合宿最終日である。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2022年3月21日
ステージスポ根の超王道を力強く進む話運びで、大変良かった。
普段はやりたい放題戯けていても、いざとなったら汗臭く泥臭く、青春のど真ん中をひた走る。
お話の根っこがよく伝わる仕上がりで、本番への期待が高まる。
お話としては寄り道なし、山登ってステージやって無限の未来にレディーゴー! って感じである。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2022年3月21日
ガツガツ衝突するフェイズは先週いい塩梅に終わらせたので、今回は合宿で得たものを確認する感じで、五人スクラム組んで進んでいく。
みるきが持ち前の面倒見を表に出して、いい先輩シてたのが大変グッド
プリマジスタ達も魅力的だったけど、マナマナ達も仲良く一緒に歩いてくれて、とってもチャーミングだった。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2022年3月21日
表舞台には立たないけども、彼らも大事な仲間であり、合宿を通じて奇妙な動物なりの友情を育んでたんだなぁと、感慨深く見守れる場面が多かった。
ここであんまウルウル感動~って感じにせず、相変わらず性格最悪なデコボコ生命体として、湿り気少なく繋がってたのが、プリマジっぽくてよかったと思う。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2022年3月21日
合体魔法打つ時も、チムムくんが我欲にまみれて遅れかけてたり、足並み揃いきらない所が”らしい”
人間サイドに目を向けるとれもんが美味しいポジションで、甘やかすばっかりじゃない厳しさを見せたきゃろんと合わせて、ダメダメだからこその伸びしろ担当として輝いていた。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2022年3月21日
初登場時の激ヤバ感は、この成長を際立たせるための計算だったわけね。
いやまぁ、剥き出しの人格でもあるけどさ…。
あんだけ他人と触れ合えず自分に自信も無かった子が、誰かと自分のためにヒーヒー言いつつ食らいつく姿は、ベタながらやっぱり心に刺さる。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2022年3月21日
人間のダメだったりヤバかったりする部分を、笑いで包んでお出しするスタイルは、こういう所で火力出るなー、と思う。
個人的には激ヤバ体育会系だったひなが、れもんのために一歩下がる提案できた所に、合宿の成果を感じもした。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2022年3月21日
あの人プリマジガチ勢過ぎて、出来ないやつの心を一切想像できない危うさが常時付きまとってたわけだが、苦楽全てを共にする合宿を経て、上手く角が取れた感じ。
それは『泣いてしまいそうな自分』を秘さず曝け出せるようになったあまねとか、可愛いだけじゃない貪欲な魂を燃やしてるみるきも同じで。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2022年3月21日
こうして終わってみると、問題山盛りの個性を殺すことなく、集団であることの意味、隣り合うこ価値を掘り下げる第2シーズンだったなぁ、と思う。
まつり個人、そこに寄り添うみゃむとの関係に強くクローズアップして、マジであることの意味を深く問うた”個”の第1クールに対して、合宿生活から群舞のエキシビジョンへと繋いでいく第2クールは”群”であることの輝きを、作品に刻みたいのかな、感じている。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2022年3月21日
フォーメーションチェンジが多用される今回のステージは、そのテストケースとして、なかなかいい仕上がりだった。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2022年3月21日
おそろいのマーチング衣装は可愛く、しかしボトムスや小物で”個”である意味もしっかり主張。
曲調も前向きに明るく、ハッピーな雰囲気が気持ちいい。
何しろ三ヶ月続いた”番組”のフィナーレなので、現実の観客にお披露目するわけにはいかない舞台だが、そこは大精霊としてマジ顔披露したウンディーネ先生の幻術で、いい塩梅にフォロー。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2022年3月21日
ああいう壮大な舞台魔術が出てくると、魔法の物語としてのスケールが広がるので、好きな場面だったな。
ここまでオモシロお姉さんとして合宿を盛り上げつつ、少女達の個性と未来を見据えて導いてくれてたウンディーネ先生が、生徒の”本気(マジ)”に応える形で魔法使いとして”魔法(マジ)”を使うの、良い合宿最終日だな、と思った。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2022年3月21日
なんだかんだ、生徒思いのいい先生だったなあの人…。
肩を組んで雄蜂に挑み、同じ焚き火と星空を眺めて、思いを確かめ合う。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2022年3月21日
ベッタベタにベタな青春友情絵巻の構図だけど、そういう基本をしっかり踏まえてクライマックスに挑むのは、好みであるし強いとも感じる。
今風でポップな部分と、古典的でコシの強い表現が同居してんのは、お話の武器よね。
商業主義ブンブンなオメガのろくでもなさも、そういうベタの強さの一環で。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2022年3月21日
”権力”って言葉が出てくる女児アニ、やっぱしんらいできるな~って感じ。
オメガの現実味と生臭さは、主人公たちが体現する”本気の魔法”のアンチテーゼとしても、お話にリアリティを与えるスパイスとしても、良く効いてる。
前回と合わせて、三ヶ月の長きに渡ってやり遂げた合宿で何が生まれたかは、良く確認できたと思う。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2022年3月21日
それを踏みにじらんとするオメガの経済力抜きでは、夢の舞台は成り立たない。
ここら辺の矛盾が次回のエキシビジョンで解決されるのか、新たな物語の軸として強調されるのか。
第3クールをどう転がしていくか、シリーズ構成の面白さも含めて、来週の総決算は大変楽しみです。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2022年3月21日
憧れの星であり絶対王者なのに、大人の世知辛さに揉まれてマジを忘れてるジェニファーを、合宿メンバーと繋げつつちょっと遠い場所に、良いヒロインとして配置できたの、良かったな…。