リーマンズクラブを見る。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2022年4月11日
遂にたどり着いた、S/Jリーグ決勝戦。
緒戦のダブルスを快勝したサンライズビバレッジは、続くシングルスにて伊吹と対峙する。
ブランクを越え、孤高の王者に挑む碓山。
そして傲慢なる若き王者との決戦が、幕を開けた…。
そんな感じのクライマックス開幕! 今週も飛ばす所はぶっ飛ばすゾ! な、リーマンズクラブ第11話である。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2022年4月11日
トマリ戦のフォローどころか、緒戦のダブルスを景気良くかっ飛ばす超絶カットに悶絶するも、そこで開いたスペースでじっくり碓山 VS 伊吹を書く構成は良かった。
最後の戦いとなるミツホシ戦、焦点は”孤独”にあるようで、闘い前のバチバチもそんな感じで演出される。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2022年4月11日
ダブルスなのに一人で闘い、不器用に兄を待ち続ける琢磨が飲み込まれる暗い影と、白鳥くんがたどり着いた明るい場所。
(画像は”リーマンズクラブ”第11話から引用) pic.twitter.com/VLVvc9FHba
今回のシングルスは、碓山さんというキャラクターの総決算であると同時に、作品を総まとめするダブルスの前奏でもある。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2022年4月11日
伊吹さんは人生経験も豊富で、対戦相手に敬意を払えるし、多様な価値観を肯定できる。
目の前に自分と違うものがあっても、罵倒することでそれが欲しい気持ちを誤魔化したりしない
この闇こそが自分が選んだ場所であり、自分らしく強くなれる玉座であり、暗くても寂しくはない場所なのだと納得して、体重を預けている。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2022年4月11日
若い琢磨はこじれにこじれた兄との関係に縛られ、光に惹かれつつも這い出せず、闇に吸い込まれていく。
シングルスである意味、ダブルスである意味。
トラウマコースに放り込まれた一球を、白鳥くんが見事に跳ね返したことからも解るように、主役ペアは既に超えるべき問題をほぼ解決し、答えを得ている。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2022年4月11日
最終決戦は二人の王者の孤独に、碓山さんと白鳥くん達が手に入れた答えを投げかけ、作品全体に敷衍していく形で進行していきそうだ。
そういう話を展開するなら、主役が手に入れた答えを受け止め跳ね返すライバルは強くあるべきで、今回の試合作画は良くそれに応えていた。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2022年4月11日
第2セット開始時、ギリギリを攻め合う鋭い攻防にはスピード感とハッタリがあり、孤独で冷たい強さにファミリー戦士が食らいついてる様子を、巧く浮き彫りにする。
地上最速のスポーツたるバドミントン特有の、シャープな緩急と瞬発力。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2022年4月11日
それが試合描写にしっかり宿っていることが、何かと色んなところをぶっ飛ばすこのお話を、なんとか成立させてる感じもある。
あのラリーに挑めるなら、確かに碓山さんが手に入れたものも、伊吹さんが身を置く場所も強かろう。
そう思わされてしまう説得力があるのは、とても良いことだ。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2022年4月11日
果敢なスタイルチェンジ、意地と情熱、一球にしがみつく泥臭さ。
自分を置き去りに世界の頂点まで登った元ライバルに、碓山さんが差し出すもの。
それを伊吹山は堂々、力強く切って落とす。
しかしそれは、琢磨のように敬意のない”遊び”ではない。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2022年4月11日
自分が一人で立つとしても、目の前の相手はそれを選ばないかもしれない。
強さには様々な形がありえて、お前が選び取ったものも、俺が身を置く場所も、別々だけど意味がある。
シングルス世界王者は、そういう気持ちでシャトルに向き合う。
それはソロであることの大事な答えであり、闇の中にも独特の光があるのだと、試合の過程、付いた勝敗、その先にある『またやろう』の全部で語る行為でもある。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2022年4月11日
若く愚かな琢磨が踏みつけにしているもの、答えだと勘違いしているものを既に超えた場所に、伊吹さんは立っている。
だからこそ碓山さんは泣くし、その涙は冷たいものではない。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2022年4月11日
パパも全てを出し尽くし、感動と悔しさの入り混じった涙を皆の前で流すものなのだと、我が子が知れたこと…必死にバドやって、それを見せれたことには、大きな意味があったと思う。
こういう形で、碓山さんと家族の物語を落着させるの好き。
ソロの極点に立つ伊吹さんも、一人きりそこに立つわけではない。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2022年4月11日
眼の前にいる相手に敬意を評してこそ、冷たく暗い闇は揺るがぬ強さをくれる。
ましてや隣に立つ仲間を無視して、シャトルが未来を切り開いてくれるはずもなし。
琢磨が闇に食われるようにみえるのは、光の側に立っているからだ。
強がりな態度の奥に隠した、誰かを求める強い気持ち。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2022年4月11日
兄貴しか見えてない琢磨の視界を拓くには、白鳥くん達が怪物的な実力に牙を突き立て、出雲さんが『俺だって、お前のパートナーだ』と、目を開かせる必要がある。
それを成し遂げるのは、バドの実力だけなのだ。
ここはコートだから。
というわけで最終戦、どういう”ダブルス”をやるかは重要になる…んだが、今ん所琢磨の舐めプを切り崩せない。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2022年4月11日
あんだけ別次元でバドしてたら、そらー他人も踏みつけにしたかろうよ…て感じもするけど、唯一対等な面白さを感じれたのが、兄貴とキャッキャしてた時代なんだろうなぁ…。
琢磨はある意味、サンビバに来る前の白鳥くんの影であり、その傲慢を打ち崩すことはこの物語で主人公が何を手に入れたかを、自分に問いかける行程でもある。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2022年4月11日
辛いこともある人生の中で、それでも自分の足で踏み出すこと。
そう出来る誰かの心を、強く信じること。
泥臭く諦めず、一球を追うこと。
かつて公園で、人生に疲れたバドリーマンに取り戻させた情熱が、巡り巡って白鳥くんに帰ってきたから、彼は今回血を流す。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2022年4月11日
失敗に怯え、他人を信じず、つまりは自分も信じれない状態のままだったら、あのアクシデントは起きてない。
生きていれば、そういう事もまま起きる。
それでも人生のどん詰まり…に思える場所から立ち上がって、新しく掴めた出会いに揺れ動きながら、手を差し伸べてくれる誰かに敬意を払うこと。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2022年4月11日
暗い闇の中でも、孤独ではないと知ること。
それをここまでのお話の中学んできたから、白鳥くんは必ず立ち上がるだろう。
そう思える形でこのヒキを迎えれたのは、結構良いことだな、と思う。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2022年4月11日
闇に食われていく琢磨のカットがやっぱ良く聞いてて、『あのクソガキァ、とっとと負かせて光落ちさせろッ!!』という気持ちにもなってる。
露悪的で挑発的な態度は、要は人格の発育不全だからな…。
なまじっか結果しか評価されない領域に身を置いてしまった結果、バドで勝たないと不健康な増上慢をへし折れないトコまで登ったが、そこは琢磨の望む椅子ではない。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2022年4月11日
そこから負かせて降ろしてあげるのが、バドリーマン最後の仕事になりそうだ。
兄貴はその資格、最後の最後で掴みそこねたからな!
そしてこれは主役二人だけで出来ることではなく、サンビバから巣立った出雲さんが『俺はデクじゃねー!』と存在証明を吠えることが、絶対必須となる。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2022年4月11日
今回かなり存在消えてたけども、それは最終話での大逆襲の前フリ…だと信じたいよ。
”ダブルス”なんだぜ…?
急に出てきたように思えるネタでもいい温度まで煮込める実力は、今回の碓山 VS 伊吹で見事に証明した。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2022年4月11日
俺は出雲さんが古巣と今の居場所、傲慢な天才児に何考えてるか、その感情濁流を存分に受け止めて、このアニメを見終わりたいのッ!!!
つうわけで、よろしくお願いしますネ。
競技への情熱と敬意を結構大事に話作ってるのは、スポーツの物語としてこのアニメの好きな所で。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2022年4月11日
自分の本心含む全てを踏みにじってる琢磨を、”勝敗”という残酷で誠実な剣で引き裂いて、自由にして欲しい。
その事が、悩める白鳥青年を新たな場所へ連れていき、物語をフィナーレに導くと思う。
そういうテーマ総括的な意味合いが、最終決戦にしっかり乗っかって最終話…てのは、とても良いことだと思います。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2022年4月11日
競技に仕事に人生に、全方向に全力疾走を続けたバドリーマン達の到達点。
この血溜まりから白鳥くんが、何処まで翔ぶか。
来週、とても楽しみです。