まちカドまぞく 2丁目を見る。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2022年6月26日
嵐のように夏休みが過ぎ去り、新学期を迎えたシャミ子達。
新たな環境に馴染めるか、不安だったミカンを学友は優しく受け入れる。
しかし呪いが暴走し、ミカンは心に深く傷を負う。
ダチの哀しみ放っておいちゃ、闇の魔族の名がすたる。
かくしてシャミ子、友情に起つ!
そんな感じの二丁目ラストエピソード前編、ミカンの不幸体質をぶっ飛ばすぞ! という第11話。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2022年6月26日
『このピンッピンの尻尾アクションだけで解る…”彼”だ』って感じの岡本監督コンテが唸り、騒々しくも可愛らしい物語が展開した。
(画像は"まちカドまぞく 2丁目"第11話から引用) pic.twitter.com/kSV6joLhD0
こうしてキャプ並べると、ホント尻尾がよく喋ってて、まぞくの可愛い感情表現を更にブーストしてくれているのが解る。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2022年6月26日
それ以外の表情も全体的に丸っこくて、普段より萌え力高めにグイグイ押してきて、なんかいい感じだった。甘さ強めであざといの、良い。
お話は『楽しくて不思議なことがいっぱい』な夏休みを終えて、新しい環境に受け入れられるかドキドキなミカンを、多魔のすっとぼけ善良人間どもが優しく受け入れる感じで転がっていく。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2022年6月26日
そうかシャミ子…夏休み楽しかったか。ニコニコで良かったね…。
(画像は"まちカドまぞく 2丁目"第11話から引用) pic.twitter.com/hsym1bD5A7
想定してたより佐田が人間力分厚く立ち回ってて、めっちゃ学校に馴染めるようグイグイ間合い詰めてくるし、過去回想でも病弱シャミ子にめっちゃ優しいし。残り二話なのにもっと好きになっちゃうな…。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2022年6月26日
小倉の人格破綻力が暴れるほど、杏里ちゃんの良さが際立つ構図なの、ある意味残酷な。
今まで”ばんだ荘”の楽しい夏休みが長く続いていたので、お馴染みのメンバー以外出番が少なかったわけだが、今回はミカンが学校という新たな環境と向き合うお話。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2022年6月26日
そこにも優しい人達がたくさんいて、フィジカルがチートな魔法少女であっても、不幸撒き散らし体質だろうが気にせず接してくれる。
杏里ちゃんはそういう、多魔特有の緩くて優しい人達の代表なのだと思う。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2022年6月26日
ミカンだから優しいわけではなく、あらゆる存在に等しく優しくあろうとして、実際平らかに向き合ってくれる。
そういう体験は、多魔の外だと思いの外貴重なのかも…と、ミカンの対応を見てて感じた。
今回はミカンのノーブルな部分がさり気なく演出されてて、新たな居場所で他人との距離感を測りつつ、柑橘娘特有の爽やかさで人を引き付けていく人格が、良く見えたと思う。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2022年6月26日
転校早々爆モテ委員長に成り上がる展開が、しっくり腑に落ちる…というか。
高嶺の花と憧られるのが、なんか自然なのだ。
そしてその身に呪いが刻まれている限り、大きな喜びは大きな不幸を連れてきてしまう。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2022年6月26日
体力少ないシャミ子も、溢れすぎて”普通”にはなれない魔法少女たちも、皆で作る体育祭実行委員会。
そんな平穏が不幸に乱れても、ミカンの新しい友達は優しい。
(画像は"まちカドまぞく 2丁目"第11話から引用) pic.twitter.com/2Usld1jAyR
そしてその優しさが、同じく優しいミカンを傷つけ、一人にしてしまう。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2022年6月26日
不幸が暴走した時、桃がノータイムで魔法少女に変身して、友達を守ったのが俺凄く心に響いて。
シャミ子と出会って、そういうことにこそ力を使うと固めた決意が、すぐさま行動に現れたわけじゃない。
ここで”普通”じゃない姿を晒しても誰も責めないし、傷つけさせない。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2022年6月26日
そういう気持ちがスパルタン魔法少女に宿っとるから、ミカンが望まない結末を未然に防げた。
それで結果オーライとなるほど、このお話の子供たちは気楽に生きてはいないが、重荷は減らせた。
むき出しの背中が、マジでデケェ。
暗く己を責めるミカンをみて、シャミ子は全てが元通りになる都合のいい魔法を一瞬夢想するけど、それは今の自分に使える力ではないと思い直し、今の自分に出来ることを必死に考える。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2022年6月26日
マジカルな異能を各キャラに背負わせつつも、それに出来る事も出来ない事もシビアに用意されてる感じは、凄く好き
桃は強い異能を持つ魔法少女だから、ミカンの力が誰かを傷つけるのを防げた。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2022年6月26日
シャミ子は夢を操るまぞくだけど、現実の全てを書き換えることは出来ない。
そしてふたりともとても心の優しい人で、友達のために自分に出来ることを必死に探す。
その心こそが、一番の魔法なのだ。
というわけでまぞくと眷属の心は一つ、危険を承知で潜るぞ心の迷宮!
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2022年6月26日
ベランダで共に思いを馳せるシャミ子の真っ直ぐな瞳が、決意に満ちててとても眩しい。
んでなー…あんだけダウナーだった桃が、同じ熱さで扉を開けとるわけよ自発的に。
(画像は"まちカドまぞく 2丁目"第11話から引用) pic.twitter.com/fckx7xrmuC
眷属への福利厚生を建前に、ダチの為にまっずいヤバ薬をジャリジャリかじり、危険を承知で夢に潜る。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2022年6月26日
時に不幸も連れてくる特別な力を、ちょっとでも自分の人生を、他人の世界をよくするために使うのだという決意が、ピンピンの尻尾にもう現れちまっとるワケよ。
こういうお人好しな積極性に桃も救われ、手のひらサイズの”まちカド”を護る誓いを携え、グイグイ優しいお節介をしとるわけ。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2022年6月26日
もーねー…夢の冒険がどうなるにしろ、この前のめりの友情力で、この子らがどう紐帯しどう成長したのか、今までの話が何を繋いだのか、しっかり解るわけですよ。
そういう実感携えて、最終話を待てるのはありがたい限りと、つくづく思います。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2022年6月26日
桃を護衛に携えて、シャミ子がまず呪いの元凶と”交渉”するつもりなのが、優しく強いまぞくの鑑過ぎて、大変良かった。
傷つけるよりも、みんなで幸せになる道を探したい。そういう人よ、吉田優子…。
呪いの中心にあるウガルルが、どんなつもりで不幸を蒔いているのか。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2022年6月26日
次回予告に漂う悲壮な感じだと、悪意よりも悲しいすれ違いで困ったことが起きてる感じで、そういうの解決するのは、この子ら大の得意だからな…。
必ず何かが前に進む、良い最終回になるでしょう。
とても楽しみです!