ルミナスウィッチーズを見る。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2022年8月28日
真夏の扶桑皇国を訪れた魔女たちは、いのりの実家で過ごすことに。
公演でのミスを引きずり、憧れのアイラ様にいいところ見せようと、エリーに突っかかるミラーシャ。
”凶”のお告げは、夏の夜の出会いは、少女たちをどこに連れて行くのか…。
そんな感じの扶桑皇国夏合宿! いつもより女学校感マシマシなルミナス第8話である。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2022年8月28日
普段よりもさらにぷにぷに可愛い感じが増していて、情景の夏感も大変豊かで、ゆったり楽しむことが出来るエピソードだった。
でもキャラ切り取る時は抜け目なく”カプ”で切ってくるの、鋭い勝負勘よね…。
なんかデカいイベントが起こるわけではなく、ミラーシャ中心にまったり魔女たちの夏休みを追いかける感じの話であったが、ここまでお話に付き合ってきた立場からすると満足度は高い。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2022年8月28日
水着とか出てくんのに、脂っこい興奮よりほほえみの方が強く出る風通しの良さは、やっぱ作品独特の強みだなぁ…。
戦時下扶桑の風景も丁寧に積み上げられ、異国の少女たちが浴衣をまとい、人々の笑顔を生み出す様子に手触りがあった。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2022年8月28日
ワールドツアー入ってから、色んな国の美しい風景に、非実在魔法少女が溶け合ってる不思議な感覚がより強調されてて、ルミナスらしい味だなと感じる。
未だ脆いSPレコード(LP普及は戦後)に悩まされ、服を清めるのは洗濯板。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2022年8月28日
そういう”あの時代”の生活をさり気なく、丁寧に追いかけることで生まれる実在感は、ルミナスウィッチーズだけが守れる心のやすらぎ、その拠り所でもある。
あの世界、あの時代の暮らしに手触りがあることで、テーマが補強される
渋谷家での暮らしは作品の、目立たぬけど大事な部分をしっかり掘り下げてくれて、大変良かった。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2022年8月28日
完璧に打ち解けたみんなが、リラックスした様子で扶桑の暑い夏を楽しんでいる様子も素晴らしい。
こういう何気ない瞬間こそ可愛いの、美少女アニメとしてもすごく良いなと思うね。
そんな中、いっとう可愛い百面相をしていたのが僕らのミラーシャちゃん。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2022年8月28日
故国を追われた辛さ(前回リトヴャク家を中心に掘り下げられたもの)を癒やしてくれた、アイラ様との絆をより深めるべく、ぺかーって笑って空回り、ションボリしては走り直す様子が眩しい。
もっとクールでツンツンしてんのかと思ったら、隊一バカで優しい子だったので、そのギャップで好きになっちゃった感もある。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2022年8月28日
この視聴者の実感を、エリーがそのまま拾ってライバル役を買って出て、その実可愛い後輩を優しく見守っている距離感も最高。
”ある”んだよなぁ”エリミラ”が…。
二人の距離感はアイラ様を真ん中に置くことで成立しているが、憧れの当人は結構な天然ポンコツであり、等身大のアイラ・ペイヴィッキ・
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2022年8月28日
リンナマーを補助できるのはエリーだけ…つう、超えられない一線もある。
お姉さんチームの絆に歯噛みしつつも、必死に追いついてくるミラーシャちゃんは可愛い。
噛みつかれる立場のエリーが、アイラとの親密だけど風通しの良い距離感を上手く保って、ミラーシャがどんな子なのか、凄く冷静に見守ってるのも良い。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2022年8月28日
飄々としているようで、故国を奪われた共通点をちゃんと解ってて、年長者として手を差し伸べに行くお姉さんぶりがたまらん。お姉さんぶってるの好き
ルミナスの魔女たちは、特別な”誰か”を視野に入れつつ、それで世界を塞いじゃう危うさがない。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2022年8月28日
立ち居振る舞いは凄く幼いんだけども、エゴの扱いを間違えて他人や自分を傷つけるアンバランスからは遠く、その立ち方は作風とよく合ってるな、と感じる。
ここら辺の清潔な安定感は、やっぱ独特。
真夏の扶桑に溶け込む使い魔達もまた可愛らしく、動物アニメとしての仕上がりも良いなぁ…と再確認。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2022年8月28日
情景がよく喋るアニメなので、無言のまま人の暮らしに寄り添う動物たちの言葉も、静かに豊かに響いてくれてる感じなんだよね。
この”四足の隣人”感は、実はかなり大事な強みだと思ってる。
作品を貫通するグランドクエストも、『打倒ネウロイ! ガリア開放!!』っていう偉大なものじゃなくて、『モフィーの友だちを見つける』だもんな…。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2022年8月28日
戦時下に呑気なこと…と思わなくもないが、呑気に生きれる日常を護り取り戻すべく、ウィッチが戦ってるのは、これまで描かれたとおりだ。
ジニーと真夏の夜の出会いを果たした西村さんは、終盤戦の重要人物となりそうだ。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2022年8月28日
今まで他のナイトウィッチに出逢ったことがなかったジニーは、同族がいないモフィーと同じ立場で、魔女と使い魔がこういうシンクロするの、詩情があって好き。
前回14年の時を飛び越えた覚醒と合わせて、ジニーが普通の魔女、普通の兵士としての資質に目覚めていってる描写は、ジワジワ積み重なっている。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2022年8月28日
闘いが当たり前の世界で、適正なきが故に銃後の心を守る使命に勤しんできた光明の魔女たちが、もし銃を握って戦えるのだとわかった時。
それでも歌い踊ることに意味はあるのか、結構シビアに問われることになろう。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2022年8月28日
それに答えてこそ、銃を握らぬ”外伝”を紡いだ意味も見えてくると思う。
西杉さんとの接触は、そんなクライマックスへの導火線なのかなと感じた。
イタチのマルちゃんが可愛かったので、悪い人じゃないと思います。
というわけで、ルミナスらしく肩の力が抜けて可愛く、でもどこかに美しい風が吹き抜ける爽やかな、良いエピソードでした。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2022年8月28日
雰囲気としては第4話に似てたかなー…あんま中心を定めすぎず、全体を幅広く魅せてくれる。
作品とキャラの魅力を再確認した所で、そろそろ終盤戦。
楽しみですね!