PUI PUI モルカー DRIVING SCHOOLを見る。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2022年10月21日
モルカー監獄編も第3話、前回は”衣”にまつわる個性を抑圧され、今回は”食”ッ!
という感じで、監獄名物良くわかんないベチャベチャメシを食わされ、ドライバーの不正給餌に興奮して大暴れしたり、『案外イケるな…』とモグモグ食ったり、相変わらずのパンクス
ベチャベチャメシを口の周りにはっつけたモルの、だらしなくもチャーミングな感じが上手く描かれてて、やっぱ非-セルアニメ独特の質感はいい…とうっとり。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2022年10月21日
冒頭、テディが眼キラキラさせてんのは、後からエフェクト入れてんのかなー。
一応とは言えドライビングスクールなので、危険運転ブチかました連中への再教育もちゃんとやってた。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2022年10月21日
こうして回想してみると、ホントとんでもないことしかやってなくて、ブチ込まれて当然…って気持ちにもなる。
でもしょーがねーだろ、モルちゃんなんだからッ!
今回のレタス暴動にしても、怯えてカマす逆走暴走にしても、モルカーは”CAR”という機械であると同時に”MARmot”という動物でもあって、その本能が暴れると、色々厄介なことが起きる。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2022年10月21日
では脳みそに電極突っ込んで、彼らを機械的動物(あるいは動物的機械)に改造すれば良いのか。
このアニメが”PUI PUI モルカー”である以上、そういう合理的で乱暴な解決はしない。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2022年10月21日
監g…ドライビングスクールにブチ込んで教習を行うのも、モルカーが学び改めることが出来る生物だという信頼が前提にある。
そこを素直にゃ飲み込まない、問題児軍団な所がまた可愛いわけだが。
モルがモルである以上食欲には勝てないし、恐怖がこそ彼らを突き動かす。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2022年10月21日
小さな生き物ならその全部を『可愛いねぇ~』で飲み込めもするが、彼らは人よりデカく、講師する力とそれに伴う責任も巨大だ。
ドタバタ劇の先に、モルカー社会の在り方など想像できて、SF的でいい。
こういう動物的側面を前に押し出しつつ、個別の性格と関係性が強く滲んだ、キャラクターとしての見せ方も二期らしく濃かった。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2022年10月21日
やっぱ各モルがどういう子で、飼い主とどういう関係を築いてるかっていう、裏設定的な部分まで深く飲み込むファン層が増えてきた結果、こういう描き方になってんだろうな。
他人事っぽく語っていることから解るように、僕はモル(とドライバー)個人にクローズアップするより、作品世界全体、あるいはそれを作品(商品)として観客に見せる手付きに興味がある。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2022年10月21日
動物という異種を扱う時に、あんま自分に引き寄せて擬人化して扱いたくないって気持ちも、そこには影響している
僕はモルが身勝手な異物であることにこそ喜びを感じるけど、大概の人は理解可能な共感、自分に親しい部分を見つけて引き寄せることで、彼らとその作品、キャラクターグッズや付随する物語を愛し、消費するのだろう。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2022年10月21日
その流れをガッと掴んだからこそ、ファン待望の二期も放送されている…はずだ。
異様ながら魅力的なモルカーと作品世界を、距離を開けて冷静に見つつ、熱を込めて内側から描く。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2022年10月21日
こういうシニカルでシャープな姿勢が感じ取れたから、僕も続きを待ち望み、今楽しんでいる。
そういうスタンスは、作品の立場が切り替わる中継続され、研ぎ澄まされるのか?
そんな変遷にも注目しつつ、今後を楽しく見続けたい。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2022年10月21日
今回はモルのあさましき禽獣っぷりが良くでてて、ガツガツ餌漁ってる姿を容赦なく切り出してきて、大変良かったです。
そういう”ナマ”ひっくるめて、俺ァ奴らが好きだからよ…売れたからって、あんま消毒しないでくれよなッ!(杞憂を大咆哮END)