やっぱスゲェ漫画だよ…。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2024年2月15日
ジュレもコタローも、目の前にいる相手の”本当”を探しているのは変わらないのに、そこにあってほしいものも、あるべきだと思うものもすれ違う
[第57話]ぷにるはかわいいスライム - まえだくん | 週刊コロコロコミック #ぷにるはかわいいスライム
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ジュレが空疎な理想(妄想)を投影している場所は、他人が他人であるがゆえに自分の形を照らしてくれる場所でもあって、そこに何が映るかは非常に複雑な…でもあまりにもシンプルな力学によって決まる。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2024年2月15日
そこにぷにるはいないのだと、見たからコタローは最後に強く吠える。
”本当”は、別にあるのだと
それがぷにるの救いであるのはまず間違いないのだが、ジュレの独走を間違いだと切り捨てる強い正しさが、宿りかねない危うい立ち位置だとも思う。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2024年2月15日
自身身勝手な夢に弄ばれた側でもある中学生に望むのは重いと知りつつ、ジュレの間違いもまた、”本当”のカケラだと抱いてやってほしい。
そう思ってしまう
こんだけ”人間”を見据え、ぶつけおっ立てた話が転がっちまうと、通り一遍の正しさ持ち出して何が良いの悪いの、こねくり回す段階は過ぎてる感じもある。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2024年2月15日
ホビーと人、人類とスライム、男と女、大人と子供。
鮮明と思えた境界線は、お互いの魂と存在が発火する現場であやふやに、真実を顕にしていく。
そういう局面で可能なのは、誰かが用意している答えに乗っかることではなく、自分が本当だと思える何かを力強く突き出すことだけなのだろう。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2024年2月15日
コタローは突き出した。
ぷにるはここにはいねーと、学友が見ない彼だけの真実を、真実だと定めた。
それが、誰かの視線に傷つけれてきた彼に何を与えるのか
次回はジュレ編最終回であると同時に、コタロー編…あるいは”ぷにるはかわいいスライム”終章開始となりそうな、そんな熱を感じる回だった。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2024年2月15日
ホビーと弄れず、女のことを好きになる。
男は、大人は、こうある”べき”の鎧を引き受けて傷を癒やしてきたコタローは、見つけてしまった本当をもう裏切れない
それは孤独で嘘がなく、だから眩く、苦しい道でもあろう。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2024年2月15日
ぷにるの在り方を、本当を決めることがつまり、ぷにるの友達である自分の本当を決めることで、そういう乱反射の中にしか自分がいないのが人の定めであるのなら、今まさにコタローは自分がどう生きるか、決断しつつある。
幼年期が終わるのだ。