イマワノキワ

TRPGやアニメのことをガンガン書き連ねていくコバヤシのブログ

俺のターン!!!

昨日はオンラインで、サイコロ・フィクション最新作、カードランカーを遊びましたよ。
シナリオタイトル:ストームタウン システム:カードランカー GM:シェンツさん
Braveoneさん:玄木黒刃:16才男性:黒 一見ホビーアニメの主役っぽい外見をしたカードキッヅ。しかしながらその実態は、モンスターを実体化する能力を一子相伝の暗殺術に昇華した家に生まれ、デュエルと書いて死合と読む時空の住人。デッキが赤だったなら、まっとうなニチアサキャラの道を歩めたものを……。カードゲームする陸奥九十九。
浅間忍さん:深谷彼岸花:15才女性:赤 魔人群れをなす、ソウルカードインハイ決勝トーナメント。それに挑む実力、名声、資金を稼ぐために、賞金稼ぎをやっている女子高生。病弱な幼馴染チームメイトのため、今日も真っ向勝負で頑張る。カードゲームする清水谷竜華。
OKINAさん:桜花:外見老人:黒 ストーリープロッティングという野心的なシステムを盛り込み、結果煩雑すぎて廃れたエキスパンションの怨念が集まった精霊。最初はなんかピンク多めの女の子イラストだったが、サポートの終わったシステムの辛酸を舐め尽くした結果、放射能の灰でも浴びたかのように枯れた外見になった。虐げられた人々とカードのため戦う、愛の戦士。カードゲームするトキ。
コバヤシ:”悪手の”リュウ:30代男性:青 ヤクザや政治家の利害をカードゲームで解決する際、代理で雇われる裏プロ。独自の勝負哲学を持つ、生粋のギャンブラー。蛇頭との勝負で商品としてもらったナターリア(Fromモバマス。仕事は外付け人情装置)と、一緒に暮らしている。今回はナターリアを人質に取られ、悪の用心棒をやるはめに。カードゲームをする哭きの竜
悪のカードランカーにより、力こそがパワーが合言葉の修羅の街、ストームタウンと化した埼玉県越谷市。運命に導かれたPCたちは、圧政を跳ね返すべく、デュエルに挑む。転がるタンブルウィード、OPで倒されるシェリフ(元駐在)、西部劇とカードゲームと竹書房とコロコロが入り混じった、地獄時空の明日はどっちだ!! という感じのシナリオ。
もともとカードゲームアニメの頭がオカシイせいか、かなり吹っ飛んだ言霊が飛び交い、笑いの絶えないセッションでした。「カード力(ちから)」「越谷には、良質のカード脈が集まるからな」「カード鉱山から捨てられた、クズコモン捨場」「街境の門柱に死体が吊るされてます」「デュエルは命のやり取り。ノセられないなら、やめなよ、ソウルカードはさ……」などなど、あふれる寝言力に失神寸前。
システムとしては、カードを引き、集め、デッキを構築するTCGの楽しさが、かなり上手くシステムに落とし込まれている感じがしました。絆をチェックする時、PCの一番根本的な部分に触れるので、PCがシナリオにいる意味がくっきりして、ロールプレイの方向がブレにくくなるのもグッド。反面、ミドルの処理や戦闘に関してはツメが甘く、それこそTCG的な一方的なロックや瞬殺があり得るバランスでした。エラッタか二版が早く出るといいなぁ。
自分は実はカードゲームアニメの文法全然知らないので、少しは知ってる麻雀漫画の文法をそのまま流し込み。「好きだから」というだけで哭きの竜を流し込み、セリフをサーチするべく読み返したら、こいつ喋らなすぎ他人拾わなすぎでTRPGのキャラとしては欠陥品だった。なので、急遽ナターリアがモバマス時空から召喚され、人情味を担うことに。そこら辺の軌道修正含め、結構上手く行ったと思う。