イマワノキワ

TRPGやアニメのことをガンガン書き連ねていくコバヤシのブログ

ミス・モノクローム -The Animation 3-:第7話『DISGUISE』感想

アイドルすごろくアニメも終盤戦、ツアーも始まり今回は大阪!
なんだが、焦点はライブではなく終わった後のKIKUKOとのデート。
ライブシーンはそれなりのカロリーで入れ込みつつ、そこには拘泥しない、そんなミス・モノクローム

お話としてはスーパースターKIKUKOをモノクロームダヨーで隠しつつ、二人でキャイキャイする展開。
舞台となる大阪の描写は少し歪んでいる気がしないでもないが、まぁ岡山もそうだったからね……。
モノクロさんは、本当にKIKUKOが好きだなぁ……あのじゃれ方は『懐いている』という表現が相応しいんだが、アンドロイドゆえの宿命とか色々背負って、それを表には出さずにいる加減とかこのお話っぽい。
マネオの見守り方といい、この作品が持っているゆるっとした暖かさが今回良く出ていて、好きな話です。

出だしのリムジン、帰りのプライベートジェットと、『足』の描写でKIKUKOのスーパースターっぷりが際立つ話でもありました。
対するモノクロさんは徒歩と新幹線(みかん付き)と庶民的であり、桁を間違えた数字ネタで笑いを取りつつも、『モノクロさん、まだまだアイドル双六途中です』と地道に感じ取らせる描写を入れ込んでいて、好きなシーンでした。
ネタ方向に飛びつつ、地味な感情を絵で見せるモノクロさんらしさは、ファン的には気持ちが良いですな。