Lostorageを見る。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2016年12月9日
出口のない悪意は加速しながら色んなものを巻き込み、しょーちゃんが青春っぽい子としてフラグを立て、清衣ちゃんが負けて、はんなちゃんには支えてくれる人がいる話。
すずが最後の一人になる過程とも言えるが、色々しっかりやってくれて良かった。
しょーちゃんは死期を悟ったかのように、千夏に必要なメッセージを残すだけ残し、子供を守って消えていってしまった。良いやつだった……良いやつばっか消えてくなこのアニメ。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2016年12月9日
ドーナがしょーちゃんの消失に涙してくれたのは、ルリグがクソ生物ばっかではないと証明してくれて有り難いんだが……。
『すず子を忘れたい』という千夏の願いはまぁ間違っているので、否定されるか否定するか、どっちにしても横にどかさないといけない。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2016年12月9日
しかし重たい感情でもあるため、燃料を沢山消費しないと動かせないので、しょーちゃんがしっかり千夏にモチベをもって、心を耕す役をしっかりやったのは良いことだ。
もう一つのバトル、里見VS清衣は現状の最強決定戦であり、すず子が最終決戦にアガる前段階としてやっておかないと行けない戦い。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2016年12月9日
これがないと『なんで最強なのに、あの人戦ってないの？』という疑問が残っちゃうからね。そういうとこしっかり塗りつぶしつつ、キャラ描写に活かすのはグッドね。
やっぱ圧をかけるとキャラの地金が見えてくるもんで、清衣のモチベーションが今回のバトルでよく見えた。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2016年12月9日
セレクターバトルのクソっぷりを身を持って知っている、前回参加者らしい願いで良かったと思います。トラウマえぐられてきっちり負けるところまで含めて、いいポジションでいい仕事。
両方のバトルをゲス顔で繋いでいる里見さんは、視聴者のヘイトを集めつつ話を回す大役をしっかりこなしていて、『はよ死ね』という感想ばかりが沸いて出て来る良いキャラ。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2016年12月9日
ブブキのギィ様といい、クズが情け容赦なくきっちりクズだと、展開に見ている側の感情が素直に乗って良いな、やっぱ。
里見が負の圧力を担当しているとするなら、覚悟を決めたすず子は正の圧力を作品に与えている感じ。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2016年12月9日
メソメソ女の立場を捨て、友のため思い出のため立ち上がる主人公の姿は、いい具合に低い所からアガってきている。仲間たちがバッタバッタとルリグ人間にされて、他に頼る柱がないとも言える。
どっちにしても主人公と宿敵に唯一性があるのは物語として大事だし、キャラを脱落させていくことでそれを加速する手筋は、なかなかうまく行っているように思う。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2016年12月9日
すずの覚悟に反比例するように、よわいいきものの本性を表してきたちーちゃんも、良いヒロインだと思うよマジ。
前回ヒドい脱落を果たしたはんなちゃん様だが、お姉ちゃんが人格者でマジ助かった。すず子の優しさが無駄にならなかったのも、世知辛い展開の中の救いである。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2016年12月9日
はんなちゃんの仕事は『一度壊れたものも、ちゃんと治る』という復元力を見せることなのかもなぁ。壊れない程度に頑張れ。
あからさまに弟の暗喩であるロボにしても、歩道橋の上の百合にしても、負けた後の清衣にしても、Lostorageは『落下』のモチーフが多い。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2016年12月9日
一期は下げ調子で終わりそうなので今後もガンガン落ちていくんだろうが、重力に逆らう希望をチラッと見せてくれると、奥行きと救いがあって嬉しい感じ。
バトルでサブキャラを掘り下げ脱落させつつ、主人公とヒロインがもう一度退治するための圧力を上げていく、優れた繋ぎのエピソードでした。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2016年12月9日
『繋ぎ』というには起こっていることが激烈ではあるんだが、まぁそれは作品の味だ。ドブ色の世界でドーナがしょーちゃんのために泣いてくれたのは、泥中の蓮。
