アイカツフレンズを見る。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2019年1月24日
選ばれし者の恍惚と不安、二つ我にあり。天の高みから愛で全てを照らす太陽を目指し、どこまでも高く登る神城カレン。フレンズの望みを叶えるべく、全てを捧げ全てを受け止める明日香ミライ。
頂点の本気を、主人公たちは引き出せるのか。決戦前夜のパジャマパーティー。
そんな感じのダイヤモンドフレンズ決勝前夜＆先手のエピソードである。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2019年1月24日
先週全アイカツフレンズマニアに衝撃を放った『ラブミーゾーン』
期待通り、対戦相手の心を折る危険な技であり、カレンさんのメンタリティと過去が完全にレオン・グラシエーロ from”修羅の門”である。
太陽は時に人にぬくもりを与え、時にその苛烈な炎で全てを焼き尽くす。天を求めれば翼を焼かれ、地に落ちもする。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2019年1月24日
高みに登って天を掴んだように見えても、まだまだラブミーティアには先がある。その飽くなき探究しんが、彼女たちをさらに高みに上げる。
のだが、このアニメは格闘技に全てを捧げた修羅に物語ではなく、みんなに笑顔を与えるアイドルのお話である。ここ二話見てっと忘れるけどな！
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2019年1月24日
カレンさんもミライさんも、対戦相手の心を折って再起不能にするのは本意ではない。だから封じた、人間には受け止められない技。
そしてそれを抜かなければ、本気のラブミーティアと戦ったことにはならない…この理屈を敷衍していくと、リフレクトムーン戦にかなり味噌がつく気がするなコレ。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2019年1月24日
とまれ、相方が本気でじゃれてもぶっ壊れない玩具を探して、明日香ミライは東奔西走である。
刃牙時空の殺伐トークしてたと思ったら、270°スピンかけてパジャマパーティーに持っていったり、とにかくネタの速度と角度がハードなエピソード。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2019年1月24日
しかしLMの強い愛情、長年連れ添ったがゆえの湿度と覚悟は、相変わらずの質量でこっちを殴りつけてくる。
明日対戦する相手に『わりーけどよ、相方のために死んでくれね？』と言いに来るあたりミライさん、愛の戦士だなぁと思う。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2019年1月24日
ピュアパレへの過度な期待も、嫁さんの中の”獣”を開放してなお立っていそうな相手を物色していたからこそ。世界を判断する基準が、基本カレンだよあの女…。
カレンさんも世界の基準点はミライさんであり、太陽をずっと追い求めているのは、あの時の温もりを忘れられないから。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2019年1月24日
勝ちだけを求める冷たいステージを、ミライが熱い拳でぶっ壊してくれたから。その憧れが自分も他人も壊すとしても、限界を超えた場所までぶっ飛びたい。
ミライさんの『どういう結果になっても、ラブミーゾーンを出そう』ってのは、要するに『一緒に地獄に落ちてあげるよ』って話であり、惚れた腫れたの領域から三歩ほど踏み込んだアイカツ修羅道を、ラブミーティアは軽やかに背負ってステージに挑むわけだ。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2019年1月24日
ラブミーティア物語に集約される『アイドル・ラブミーティアの伝説を求める視点』を、二人は笑って許容する。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2019年1月24日
それよりも、現実の中積み重ねた血の色、重なる鼓動のほうが熱くて面白いと知っているから、ファンの求める虚像を本気で演じられる。二人だけの秘密が、太陽を捏造していく。
極小の関係を限界まで突き詰めた結果、とんでもなく広く高い場所にたどり着く。まさにビッグバンであり、起点はあくまで眼の前の女、手を伸ばせば触れられる身体にある。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2019年1月24日
ここら辺のロジックが凄く温度高くスマートで、『そらLMつえーわ』って思った。
恋の先の天国だけじゃなく、地獄や修羅道も含めてフレンズならOK。四年間の時間だけが生み出す分厚い密着感は、しかし時間に擦り切れてはいない。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2019年1月24日
初めてのトキメキをいつでも反芻しながら、眠る貴方に手を伸ばす。星を見るたび、太陽を見上げるたび、また初恋に出会う。
擦れっ枯らしのくせに一生ピュアであり続けるその心意気は、アイドルの天井、永遠の挑戦者に相応しいもので、ピュアパレットの強さには非常に太い説得力がある。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2019年1月24日
”プライド”の曲の強さ、パフォーマンスの良さもそれを裏打ちしている。
ここら辺の話だけガッツンガッツン追い込んでいくと、楽しい要素が完全に蒸発するので、唐突なパジャマパーティーだったのかな、と思った。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2019年1月24日
カレンさんのぶっ飛んだ漫画金持ちっぷりとか、挑戦をダシに何かとあいねの体に触りたがる湊みおとか、いい感じにライトでポップであった。
結成当初のどっかよそよそしい感じが完全に抜けて、ちょっと下品であけすけな距離感も共有できるようになった、ピュアパレの日常。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2019年1月24日
ラブミーティアの高みと同時に、主人公たちの現状もよく見え、なかなか良かった。いい意味で、フレンズへの幻想が消えている感じだ。
他人の家でお泊りしてラブミーゾーン（隠語）する破天荒ガールズ相手に、ピュアパレットはどんなロジックで食い下がるのか。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2019年1月24日
アイツラほんっと金にならない場所でイチャコライチャコラし過ぎなんで、誰か止めたほうが良いとは思うけども、実力的にも立場的にも止めれないよね…やりたい放題し放題だ。
カレンさんも本気を思う存分ブッパし大満足、ミライさんもお嫁さんが鎖を引きちぎってありがとう。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2019年1月24日
結果観客席は感動の焼け野原であるが、ここにピュアパレはどう自分たちの花を咲かせるか。鍵になるのはトモダチカラか。
あ、謎のエモい草原で太陽見上げるシーン、秋桜が印象的でした。花言葉は”調和”と”乙女の純情”。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2019年1月24日
心音シンクロで初手から最大戦速、完璧なユニゾン…を超えた個性ある調和を見せた”プライド”に相応しいモチーフだったと思います。ダイヤモンドフレンズたるもの、鼓動くらい操れんとね。
プロなはずの司会者も言葉を忘れる、王者の太陽のステージ。これを吹き飛ばすくらいの説得力で次回、総決算のステージを描ききれるか。非常に楽しみです。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2019年1月24日
”そこにしかないもの”の曲質がやや軽い感じなのを、どう活かすかが大事かなぁ…”文脈”はイヤってほどあるからねあの激重プレゼントOP。
