※訂正以下の文章の多くで、『白帯』と書くべきところを『白線』と間違えています。申し訳ありません。 はねバド！ 第13話を見る。ネットの向こう側には、ただ敗北しかないわけじゃなくて。今全力でシャトルを打ち込み、打ち返してくるあなたが、それを打ち返…

はねバド！ 第12話を見る。二人きりのコート、その外に広がる無限の世界。出たい、出れない、繋がりたい、閉じこもりたい。様々な思いに縛り付けられ、綾乃の羽が重く沈む。思いの糸が切れかけた時、顔を上げて見えた世界の色は…。そんな感じの決勝第2・第3…

・前置き、あるいは言い訳。 （これからはねバド！ のアニメ感想を描いていくわけですが、その前にちと言い訳。北海道地震の影響で一話相手、何かのリズムがズレてしまって、感想を描くルーチーンから外れた結果、三週分もタメてしまいました。申し訳ない。…

・はじめにこの記事は、2018年7～10月期に僕が見たアニメ、見終えたアニメを総論し、ベストエピソードを選出していく記事です。各話で感想を書いていくと、どうしてもトータルどうだったかを書き記す場所がないし、あえて『最高の一話』を選ぶことで、作品に…

はねバド！ を見る。誰かの決戦前夜は、誰かの決戦当日。男子予選を前に、綾乃は幼い挑発を繰り返し、なぎさは進退に思い悩む。そんな才ある主役たちと、パラレルに繋がりつつ進む"モブ"の試合。どれだけ打ちのめされても、やっぱりバドが好きだから。まだ、…

はねバド！ を見る。血も孤独も超えて、真実心を通わせる。バドミントンの魔法は、金髪少女に未来を見せた。ネジ曲がった愛情の果ての光、純粋なる思い。それが世界を変えていく。嘘を言うな。勝手に一人で救われて、弱っちいのに手を差し伸べて。今度は私が…

はねバド！ を見る。インターハイ県予選準決勝、荒垣VS石澤。勝てば全国、負けられない試合…という勝敗の重たさ以上に、過去の因縁、才覚のギャップ、コーチングの差異がのしかかる。シャトルはネットを超え勝敗を超え、光は心に届くのか。なぎさの天才を見…

はねバド！ を見る。力こそが正義、勝利こそが全て。冷たい方程式を飲み込んで、県予選が踊る。人形の目をした主人公に、ピンク髪の凡人が挑む。汗まみれで決死に伸ばした手が、遠い夢に届かない時。百万の敗者たちは何を飲み込んで、明日に向って立ち上がる…

はねバド！ を見る。波乱を超えて新生なった北小町バド部。しかし勝敗の明暗は、まだまだ長い影を伸ばしてくる。格上相手に、凡人はいかに戦うのか。泉理子、最後の夏が始まる。はねバドアニメらしい、主役以外の敗者にピントを合わせた回。主役への見事な助…

はねバド！ を見る。行き交うシャトル、交錯する光と闇。母なる暗黒に囚われた二人の娘が、それぞれの明暗に向き合う。一人でも戦えるとうそぶき、差し伸べられた手を取り、あるいは過去に引きずられる。綾乃とコニーの奇妙なアンバランスを、鮮明な演出で見…

はねバド！ を見る。エレナの献身、なぎさの歩み寄りにより”部”へ踏み出した綾乃。友達との楽しいひと時、一緒に戦う喜び。長野合宿は光に満ちている。しかし心せよ。身の内に才覚を隠した獣が、人の中に混ざれるものか。同じ母を奪い合う金髪の獣が、凶暴な…

はねバド！ を見る。エレナはバドミントンを楽しむ綾乃を取り戻すべく、行ったり来たりのおせっかいに励む。シャトルを追いかけない友達が、壊れてしまった少女に何が出来るのか。いったい自分は何を見つめ、何を追いかけているのか。一少女の繊細な優しさを…

はねバド！ を見る。才能と非才、光と影。バドミントンに本気だからこそ、なぎさが沈んだ闇は深い。周りの人の優しさも、競技への真摯さも、自分自身の思いすらも見失う中で、一筋の光明を求めて…。ハイクオリティな作画と緻密な心理描写が噛み合い、見事な…

はねバド！ を見る。ライデンフィルムの総力が、少女の汗とシャトルに乗る。明暗の濃い画面の中で、努力の強制と砕けた心が混ざり合う。原作序盤を大胆に改変し、超本格スポ根アニメとして音速の出航を果たす第一話。ギスギス多め、お肉描写もあるよ！— コバ…