自分はソエジマさんのＰＢeＭ企画「unscripted」の補佐ＧＭをしているわけですが。いい加減、しっかり文字が残る場所で話をしてもいいだろう、と思い立ち、日記にちまちま書いていくことにします。基本的に参加者以外には面白くない話しなので。
というわけで、自分もunscriptedのメディアの一つになろうということで書き始めましたこの文章。とりあえず、現在アップされているWistera6の試合に関する感想、裏話、小話などをちまちまと書いていこうと思います。色々ぶっちゃけますがよろしく。とりあえず今日は第一から第三試合まで。
第一試合 武塔海夕帰 VS 神宮寺まいな
時野さんの新キャラ武塔と、NPCまいなの試合。距離２での武器がある武塔が、突っ込むしか能がないまいなを粉砕した形に。
微妙に武塔さんのキャラがつかめなかった＋テーマがGMにトスされたので、まいなに足を置いて書くことにしました。その結果、必要以上にキャラが立ちすぎ、武塔が容赦なくまいなの脆い心をへし折る流れに。偽者の餓狼、敗北。
「殴り合いをするスポーツであるところの、MMAにおける敗北」をテーマに書いたわけですが、ちょっと重い流れに。武塔さんのキャラを壊していないか、時野さんに確認したりもしました。オッケーが出たので、そのままの形で上がっています。NPCのワリに動きすぎ喋りすぎているまいなですが、NPCだからと言って軽く扱いすぎると、反動で相手も軽くなってしまうかな、と思い強めにやってみました。結果、強くなりすぎ。気をつけます。
選手の今後ですが、武塔は強いキャラが強い勝ち方をしたので問題ないかと。unscriptedは強いキャラは強いデータで組まないといけないので、AクラスのPCと戦ったときにどういう戦いが出来るか、が重要でしょう。まいなはまぁNPCですから。折れても一応根性持ちなので、復活させるもよし。このまま落とすもよし。拾いたい人が拾うといいと思います。
第二試合 壬生ヶ浦果実 VS ガラティア
GMの手持ち札同士の対決。Bクラスですが、非常にガチ臭漂う試合に。
この試合は演出指針が公開されているので、どういう感じに弄られているか確認してもらうのもよいかと思います。今回の演出システムを提示する意味で、すばやく書き上げた試合です。
ソエジマさんの演出指針が、話の流れよりも試合の結果を重視したものだったので、そこに重点を置いて書きました。nscriptedに怠けている選手はいない、がコバヤシの考えなので、負けたガラティアも強かったが果実はそれ以上に強かった、という形で話を構築。実際強いですし。駆け引き効果を大きく背負う展開で寝技に入ってしまったのが厳しいところでしょうか。相手はどの位置からも極めてくる性能と戦術でした。
ガラティアの強さをメンタルに裏打ちされたテクニックに置いたせいで、この後の記述ほとんどにメンタルが絡む結果になりました。コバヤシはソエジマさんほどMMAの技術に詳しくないです。ので、そこらへんの描写はほどほどにして、情念とかメンタルの部分を試合の結果に繋ぐことを意識しています。unscriptedは漫画ではないので、気合や思いだけでは勝てません。が、気合や思いがなくても勝てません。そこらへんのバランスを提示できているかな、という感じ。
この後ですが。ガラティアはそこまでひどい負けではないですし、基本的に選手としての背骨がしっかりしているキャラクターです。丁寧に試合を積み重ね、その過程と結果をドラマにしていけば、問題なく動けると思います。果実については強いキャラが強さを表に出して勝った、という感じで。こいつも選手としての背骨はしっかりしているので、まぁ試合していけば、という感じで。
第三試合 殿久仁子 VS 柳津とおと
負けがかさんでいるどおしの対戦。試合自体は短く終わりましたが、勝敗がきつく刻まれる結果になりました。
互いに演出指針がわかりやすく、ほとんど弄らずに書きました。久仁子は熱田と二人三脚、とおとは孤独、という対比を阿部さんが提示してくれたので、全体的にメリハリが付いたかと。熱田で結構コバヤシも口出ししましたが、許容されているので問題ないかな、と思っています。
試合内容も見ての通りです。同系で、久仁子のほうがディフェンスが巧く、タフネスもあった結果ですね。それにしたがって、素直に書きました。とおとをどう負けさせるか、がそれなりに悩んだところですが、それも指針が出ていたので問題なく。開始時から相当に虚ろです。ゲア。
今後のことですが、久仁子は特に問題ないかと。次も戦い、次も勝つ。ようやくMMA選手としてのスタートラインに立った感じですか。その流れを変に歪めず、素直に流していけば面白くなると思います。とおとは結構へし折れているので、修拳の誰かがフォローに入るといいと思います。一人では立ち直れない状況だと思います。
