イマワノキワ

TRPGやアニメのことをガンガン書き連ねていくコバヤシのブログ

セッションもしたんでごたるよ

わりと高速で「やろう、やろう、そういうことになった」という獏文法でセッションをしました。ガイアクラフト+しっかりしたハンドアウト&オープニング+ある程度固めた展開という新手法ですよ。
シナリオタイトル:明日の神話 システム:アルシャードGAIA GM:シェンツさん
赤目鴉君:サトリ:外見20代後半男性:ルーンナイト14ダンピール1ファイター1 日本政府の対奈落組織"化け物邸(スプークハウス)"に所属する鬼札。奈落に一家を皆殺しにされた後、"化け物邸"の人造ダンピールとして蘇生、強化装備の被検体として戦い続ける。眠りを略奪されていたが、時空と世界の命運を戦い抜いた末、偉くなって呪いを克服した。あと偉くなった。
デッドマン一号。赤目くんガイアの顔キャラ、ついに16レベルに成長して登場です。組織導入枠で入ってきたんですが、周りをよく見ながら、組織と決別する動きを選択。組織がどうのとか言ってる場合じゃない、ガイアにしか出来ないでかさの話の中、あえて現実に立脚した動きを担当しました。やっぱクエストが変わるようなセッションは、輝きますよね。
浅間忍さん:御刀 克斗:永遠の17歳男性:ブラックマジシャン11ミスティック4レジェンド1 ブルースフィアのアバター、ニュミエに直接仕えるガイアの戦士。17歳で死亡したが、ニュミエに見出され現在の地位に付いた。真っ直ぐで一本気な性格。あくまでガイアの守護者として戦い抜き、未来を勝ち取った。
デッドマン二号。真っ直ぐ少年系でありながら、ギラギラした出会い系シーンでいい変化球投げつけられましたよ。自分が抜きを担当したので、ビッシッと背骨に一本鋼入ったかっこいいロールを担当していただきました。かっこよかったであります。あと高レベルブラックマジシャンの動きの幅広さはやっぱスゲェ。
OKINAさん:"灰使い"ウィルド:40歳男性:オラクル10オーバーランダー6 亡き妻の灰をシャードとし、男性でありながらオラクルの力を使う導き手。異世界ミッドガルドにおいて"ルシファー戦役"を戦い抜いた歴戦の戦士でもある。界渡りの術を習得し、さまざまな世界でクエスターを導いてきた。今回は片っ端から消滅するブルースフィアの命運を繋ぐべく、勇者達を導く。
ブラナイキャンペーンからレジェンドがブルースフィアにお引越し。流石に、FEAR製キャンペーンの中でも一二を争う熱さを潜り抜けただけあって、ロールが徹底して安定したキャラクターでした。トスの投げ方と煮え方がごっそり分厚くて、いるだけで場が煮える感じで。同時に自分リソースであるオーバーランダー枠の使い方も上手。流石です。
オレ:"黒の地平線(ブラック・ホライゾン)":死亡時24歳男性:ダークワン14リターナー1ソードマスター1 人類60億とそのほかの生命全てが死滅した未来から来たノーライフキング。元タナトスの人造霊媒で、世界の滅びが始まってから流入する霊たちに押しつぶされそうになったが何とか奮起。戦って戦って戦ったが、自分以外の全生命は死滅し、その未来を帰るため、自身をアンデッドに、奈落に沈んだ死者たちを己の軍勢に変えた。アバター"ニュクス"に選ばれた最強の奈落種であるが、存外に軽い性格。デッドマン三号。
いやすばらしかった。まず、形式の軽さと話の重厚さが両立するこの遊び方が凄く面白い。メガテンといい、シェンツマンのシステムセンスはほんまゴッド領域やで山岡はん……。そして、16レベルガイアにふさわしいスケールの大きな話と、それに振り回されないモティベーションの高さ。キャラクターの3/4が死人という厨房レベルが相当やばい中、みんなが安かったり高かったりするところにしがみついてふざけんじゃねえよタチムカウ、と戦う姿は面白かったしかっこよかったでよ。
あと戦闘がな。10レベル越えるとアルシャードは別のゲームに変化するわけですが、それをよく見切って、丁寧に丁寧にバランスを調整してくれました。一撃で100点とか普通に出るからね、16レベルキャラクター。加護まで含めて、ギリギリの戦いを組み立ててくるシェンツマンのデータセンスはホンマゴッド領域やで山岡はん(天丼)
おいらはハンドアウト見て、ずっとやりたかった「高レベルダークワンでリッチ」をやることにしまんた。高火力、高HP、高防御力と善戦の仕事を十分果たせる仕上がり。狙い済ましたように設定もずばずば刺さり、「これ天羅?」つう感じの熱いロールをシナリオクラフトで楽しませていただきましたよ。厨房っぽいキャラ設定なわけですが、地面に足をつけるよう頑張ったつもり。個人的には巧くいった。いや、楽しかったすばらしかった。