イマワノキワ

TRPGやアニメのことをガンガン書き連ねていくコバヤシのブログ

終わるものあれば

始まるものあり。ブレカナ3rd、SoDキャンペーン第一話が続くであります。
シナリオ:SoD第一話「潮騒の子守唄」 GM:田中君 システム:BoA3rd
シェンツさん:アデライト・ド=メーヌ:19歳女性:グラディウスディアボロス=アダマス エクセターの旧家、ド=メーヌ家出身の女騎士。宝剣クレマティオを邪剣に変えた怨敵ギヨームを追いかけて(文化的エクセター人には)蛮地ハイデルランドへ赴いた。失墜したド=メーヌでも傍流であり、近親婚を繰り返したせいでイヌガミ家みたいになってしまった家名を晴らし、名誉を回復することを望む。流麗なエクセター流剣術の達人。エルフハーフ。
多分シナリオ製作サイドとしてはあんま想定していない、平田とか隆とかの世界からやってきた武人。頑なで視線鋭く、殺気を撒き散らしまくりなクレイモーア生命体。「キャンペーンの一話だしさ! 初手から直球じゃ球筋バレバレになっちまう!」とばかりに偉そうで強そうで悪そうに動いておりました。なんかエルトリアから夢と希望を略奪するとこんな感じかな、と思った。
赤目鴉君:29歳男性:ハスフォード:フルキフェル=アルドール=アダマス オウガにしては少ない身長と、あふれんばかりの男気を併せ持った好感。かつての親友であり、十王が一人モルトゥスに魂を売ったギヨームを追いかけて、石化を解除して各地を放浪している。体面や流儀に拘らず、やるべきことを最短距離でやりきるまさに侠。
赤目くんらしい直球の速さのアルキャラでした。PC1とPC2が癖玉しか投げないので、その速さ鋭さは非常にありがたかったりかっこよかったりでMAJIゴッド。やっぱブレカナは理屈じゃなく動く生き物が必要なゲームだなぁ。あとオウガブレイドつぇぇ。あの火力だけで十分なのに、狼狽まで与えるのって正直ドウヨ。
浅間忍さん:フランツ=フリート:23歳男性:マーテル=オービスアクシス ハイデルランド史に名高きアグクラスの邪眼を継承するものだが、その異形ゆえに疎んじられ、親も知らず孤児院で育つ。が、その孤児院の母が人格者であり、捻じ曲がりつつも道は踏み外さず見事な魔術師として帰国。母を殺し、孤児院の兄妹を誘拐した悪漢を誅すべく動く。
イヤーやなヤツだった(いい意味で)。高慢ちきで人の言い分を聞かず、回りにプレッシャーかけまくリング。だけどブラザーのことには一本気。素晴らしい。ていうかハイなロールもアクシスというアルカナを考えると割りと納得だったりする。地位高いからね、天恵院帰り。いいアクの強さエグさ真の太さで、今後が楽しみです。
OKINAさん:"長靴を履いた猫"ペロー:オス:コロナ=エルス=アクシス 呪われしイドリア人、のファミリアだったのだが主人はすでに死んでおり、その髑髏を抱え、亡き主の意志をついで弱きもののため闇を狩る猫。猫人ではないことはとても大切、らしい。外見、というか本当に猫であるにもかかわらず光と闇の宿命に精通し、聖痕者たちを導く。
猫。OKINAさん特有のセンスが炸裂し、いかにもPC5っぽいピリリとしたスパイシーなテイストのキャラですよ。そのくせ腰が非常にしっかりしていて、見ていて面白いし、トスの上げ方とかが非常に巧い。流石です。ペローが一匹いると『ああブレカナだよな』という感じが非常に強まって、とてもいいなと思います。
オレ:"水切姫"フレーデグンテ:14歳女性:アルドール=フルキフェル=イノセント モルトゥスをあがめる邪宗"暗き炎の教団"に選ばれ、魔印を刻まれた"闇の御子"の一人。赤ん坊のときに水底の宮殿から浚われたので、ザルム王の血筋だがそこら辺は覚えていない。死の魔印と聖痕を刻まれた魔剣"茨冠"を操り、地のごとく赤い湖面を呼び出す能力を持つ。のだが、闇と光の宿命にも、教団との確執にも興味がない、無目的な目をした少女。
いやー始まった始まった。暗き女騎士、好漢、高慢なる魔術師、猫、暗黒剣士。なかなかハイファンタジーなメンバーで、しかもブレカナ的に癖のある変化球を投げるメンバーが約三人。たっぷり時間をかけてプレアクトしたせいもあってか、一筋縄ではいかない感じで第一話が始まりました。「まぁキャンペーンの最初も最初だしな」という感じで微妙に対立したり、モティベーションを発生させなかったりとテクニカルな動き。
シナリオ自体はまぁニザラの血脈が出てきて悪いことをする話であり、まぁブレカナはこうだよネ! という感じ。まだ各々を繋ぐモルトゥス、ギヨームアリサといった宿命の糸は絡め取られていないので、そこがどう回るか非常に楽しみであったりします。それを期待せざるを得ないメンバーだしねねね。なんというかこう、並んでるだけでドラマティックになりそうなのですよ。
データ的な話しをすると非常に優秀なコマンドポストとヒーリングポスト、ジャマーで敵を押さえ込み(<連続魔法>のチート性能のおかげでヒーリングポストが兼任)、ガチアタッカーが三枚、超分厚いブロッカーで陣営を維持。ワリとこれ以上ない、理想的なパーティーです。火力が出て、それを安定させる後方支援が分厚い。あと奇跡も強いっていうかフルキフェルの強さが異常だなやっぱ。ハイデルランドにおいては人外の血混じらない理由なし。
オラホは久々にモティベーションが分厚いキャラなので、いきせき込んで突っ走ったらちょっとコースアウトした。あまりに無目的すぎるので、シナリオからスピンするところでしたよだっはっは。まぁ一話だしね、癖玉投げないと球筋見切られますよ。最初は綾波とか長門っぽい無言ちゃんだったはずだんですが、いつの間にか00年代アニメの主役っぽい後ろ向きで自信なし根拠なしやる気なしの三ないシンジ分がが。次回当たりから毒抜きを開始しようと思いましたほんと。
そんな感じで期待に胸膨らませつつ、食事に行くとそこは夏休み真っ盛りの観光地アキハバラ。食事を求めてうろうろと彷徨い、赤目くんといっしょにフェイブル島を形成したりしました。スラスーラと口をつくろくでもないタームに赤目くんを巻き込みつつカレー食ったりした。途中で残りメンバーとも合流したのでまただらだらと。

とりあえず某24・25話は
日本がたいへん!! 助けてゼロ!
そ ん な こ と よ り ナナリーだ!
ルルッーシュゥ!! 貴様ぁああ!
の三行でイナフ。