イマワノキワ

TRPGやアニメのことをガンガン書き連ねていくコバヤシのブログ

1-1でいこうじゃないの

もぞもぞと土日を過ごしている僕の元に、東京連セッション帰りの田中君が来たので話したりアニメを見たり幻想の宴したりTRPGの1-1セッションしたりした。のでレポを書くよ。
シナリオタイトル:王女の帰還、英雄の誕生 GM:田中君 システム:BoA3rd×SRS 年代:1067年
オレ:"赫鋼の"アルフォンス・ローテアイゼン:25歳男性:ディアボロス=コロナ=アダマス(相当のキャバルリー1ソ−ド&ソーサリー1オーバーランダー18) フォーゲルヴァイデ直系の名門、ローテアイゼン家の若き当主。67年はヴィンス戦争にて有名を馳せた後、エステルランド王カール、バルヴィエステ皇帝アンゼル両雄の誘いを頑なに断っていた時代である。元神聖騎士団長フランシス・ノエル=エルマーと共に、たった二騎にてブリュッケンに幽閉されていた彼唯一の主、ヒルデガルド王女を救出。アルフォンスがローテアイゼン家家名の元である名剣中の名剣"赫鋼"を手に戦ったのは、歴史上この一回のみである。一説に寄れば、黄金杯の魔人ルートヴィッヒ・ライトが秘術によって復活させた"嵐剣"カーネージの欠片と死闘を繰り広げ、"赫鋼"もまた魔印を刻まれ闇に塗られたとある。ともあれほぼ単機にてヒルデガルドを救出し、リザベート・バーマイスター伯収めるケルバーまで無事護送。69年にヒルデガルドが出産した男児の父がこの中心アルフォンスであるという説もあるが、真相は明らかではない。
「オレのかっこいいキャラのかっこいいエピソードをやりたいけど、それに他のPLつき合わせてゲンナリ顔させるのはドウよ」という問題に対し、「1−1シナリオクラフトで好きなだけやればいいじゃない」というソリューションを実戦で試すべぇ、という野望に満ちたセッションでありました。オマケにSRSでブレカナを遊んでみるテストも兼任。なんと言う野望。
結果から言うと、野望は成功でありました。1−1というスタイルは、濃い話しをがっつりやりこむシナリオとの相性が非常によく、加えてシナリオクラフトつう形式の「決まってないことは流れの中で当意即妙に決めて行きましょう」という側面がエピックの伝奇力と化学変化を起こし、67年ヒルダ救出の真相から、カーネイジの欠片が復活した理由、ノエルの死に様、三王会戦の真の黒幕まで決まってしまういう濃厚なセッションになりました。
キャラの話しをすると、使ったのはGoBキャンペーンでの使用キャラ、ローテアイゼン。ルルブにある"英雄"ってのはキャラ作成段階から決まっていたのですが、そこの部分はロマサガ2バリの年代ジャンプで飛んだので一度やってみたかったわけです。でもTRPGで恋愛ネタてぶっちゃけキモイじゃないですか。ので自粛していたものの、俺の中のエピック熱とロマネスクへの狂騒は病むことを知らないので田中君に無理いって1−1でねじ込みました。やっぱアダマス=コロナ最高ですわガッハッハー。ワリと堪能しました。
データ的には、まずSRSの異常なまでの底力に驚愕。実は前にも一度SRSでNOVA1−1をやってるわけですが、下手すると元システムよりストレスなく廻せるぐらいに違和感がない。まぁこれは大本のffがテクノ&マジックな世界観だから、ファンタジーだろうとサイバーパンクだろうとドンと来いな部分に大きな意味があるのかもしれませんが。まあSRSはたいていのシステム流し込んでも、両方読み込んでエッセンス抽出できるなら一切問題ないと思いました。
SRSキャラとしては、オーバーランダーの特徴である異常なタフネスを活かしつつ、加護クラスの回数制限特技を<異界の技Ⅲ>でパチった上で<異界の守り>力で回数増やして使いまわすスペック。が先にあったので、回数制限特技相当の魔印をカーネージから略奪するハメになったりした。1ターンに9回斬って2回復活できる理論値をほぼ完全に実践し、ブレカナ特有の魔印刻みマンの極悪性能が再現されておりました。
まとめると、1−1は飛び道具ですが使用の仕方によっては十分人が殺せる威力の飛び道具ですわ。廻す相手、廻し方、やることやりたいことをしっかり把握する目。このあたりを押さえると、とんでもなく濃厚なくせに軽いTRPGが楽しめます。オススメ。