イマワノキワ

TRPGやアニメのことをガンガン書き連ねていくコバヤシのブログ

オーバー30

日曜日はジュクでセッションでしたよ。会場のオケ屋の近くに新宿スポランがあるおかげで、時間つぶしが非常に楽で良い。今後はジュクでやりましょー。ともあれ、シェンツさんの30レベルガイアでした。
シナリオタイトル:されど、いとしき日々 システム:アルシャードGAIA GM:シェンツさん
浅間忍さん:堂島久生:27歳男性:ファイター20レジェンド8ソードマスター1グローリー1 一度はアスガルドを目の前にしたものの、結局ブルースフィアに残ることを選んだ元少年。理想郷を後にした跡は燻り燻り生きてきたが、黄金の日の名残を前に激しく燃え上がり、そして散った。低い市から始めてラストの驚異的な盛り上がりはマジゴッドでした。
OKINAさん:ニコロ=インヴェルノ:34歳男性:ホワイトメイジ20アルケミスト10 魔術協会の名門。普段は自分で動かない、典型的なボン、に見せかけてやるときはやる。十年刻みでエリオ→バンコラン→ペンウッド卿といやな進化を遂げた。相も変わらず入りと抜き、周囲への観察眼が素晴らしい。
赤目鴉くん:日向ユカリ:19歳男性:キャバルリー20ファイター7ソードマスター3 魔術協会に使える騎士の家系の少年。見事に真っ直ぐな気風の持ち主で、人生に疲れたりもしてしまうブルースフィアのクエスターの生き様を受け、新たなる旅に出た。とりあえずブッチギリで硬い。そして直球の速さが尋常ではなかった。流石だ。
オレ:"千年女王"アルテミシア:外見12歳女性:ジャーヘッド20オーバーランダー7ソード&ソーサリー1ヴァルキリー1センチュリオ1 異世界"アナザームスペル"創設のときから、ギアスと人々を守る偽者の神様。次元技術とギアス、砂蟲育成技術を融合させ、一人Caveシューな闘い方をする。
というわけで、シェンツマンが久々に練りに練り上げたガイアでございました。いや、ありえんぐらい面白いシナリオだった。NPC語りまくりなシナリオなんですが、置いてけぼりにせずにむしろ引き込んでいく力に変わっているあたり流石の練り。シナリオのテーマも「30レベルでただの喧嘩」「神様も偉そうなこと言わない」と、あえて外しつつ引き寄せる、ストライクの取れる変化球でした。
PLもシナリオの熱に当てられて、非常にいいキャラクターとロールでゴリゴリ押し込んでいく感じで。赤目くんの真っ直ぐが相変わらず早くてびっくりしたり、浅間さんが周囲の温度を読みつつ爆発するタイミングを合わせたり、OKINAさんの捌きの巧さが神ってたり。オレはちと想定とずれたかなと思いつつも、ゲストが神様だったので、偽者の神様設定が巧く噛みあって満足できる動きになりました。
戦闘の面白さも流石のシェンツマンであり、30レベル特有の行動回数でゴリる展開にはならず、加護とコンボで頭痛くなるがそれが気持ちのいい空間を演出してくれました。やっぱアルシャの戦闘バランスはTRPGの中でもワリと図抜けているなぁ、とか思った。ストップが即死級の危険業であることを思い出したりしましたよ。フハハ。
ともあれ面白かった。終わったのが6時に片足突っ込むぐらいだったので一本で終わらせ、紀伊国屋書店別館が非常に充実しているのに驚いたり、飯を求めて彷徨ったりと色々しました。いいセッションでした。