イマワノキワ

TRPGやアニメのことをガンガン書き連ねていくコバヤシのブログ

暁のイージス 1

七月鏡一&藤原芳秀小学館。約一年、長かった……。闇のイージスの休憩からもっそり待ち続けついに出ました、イージスサーガ最終章。うむ、素晴らしい。とりあえず終わる気配が見えてはいるので、色々と安心です。先生の中ではうみほたる事件のときで終わる予定が、キャラ回りすぎて終わらなくなっちゃったんじゃねーかな。だがそれもよし。
そんな感じで生き生きしているキャラが第一の魅力のこのマンガ。とりあえず、オープニングで甲斐が濁った目をしていてマジビビッた。DP下がりすぎだろ。アナもちひろも出てこねーので他のメンバーはわかりませんが、主役である盾君は相も変わらずかっこよい。今回は実は、今まで出ちまちまと変わっていったたてのスタイルを取りまとめるお話っぽく。死人から死人を超越する生者へと、というか。
ま、エピソードのほうは闇のイージス初期、守戸刑事初登場のエピソードと構造ほぼ同じなんですけどね。意味もなく登場人物が裸になるあたりも。やっぱ何の脈絡もなく裸を晒してこそのイージスでしょ。ロッククライミングを全裸でやる意味はサッパリ解りませんが、そういう世界律でありイナフ問題ないです。ババァがガバ二丁構えて煮えるあたりもとってもイージス。
あと相変わらず盾はモテるね。信念と実力と外見とその他諸々兼ね備えてるからしょうがないけど。仮にオレがナオンだったとして、いきなり片腕義手のスカーフェイスが現れて銃弾を弾いたら、その日の内に抱いてもらいたい。
寝言はさておき、ワリと普通にイージスイージスしながら始まった最終章。しばらくはもう一人の主人公"蝶"のオリジンを捜し求める方向みたいですね。そこをしっかり掘らないと、最終章の説得力と盛り上がりの土台が崩れてしまうわけで。そこらへん丁寧にやっていただき、ファンとしては非常に満足であります。再会の喜びと、今後の期待に胸がパンパンでありますよ。