イマワノキワ

TRPGやアニメのことをガンガン書き連ねていくコバヤシのブログ

暴理

さて。EMのワンデイキャンペーンをやってきました。
シナリオタイトル:EMキャンペーン「ラスト・モーメンツ」、第一話「憧れの戦場」第二話「鋼鉄の嵐」最終話「天に祈りを」 システム:エムブリオマシン GM:シェンツさん
赤目鴉君:レビ:21才男性 ターバンとマントに身を包んだ、南方から来た男。強さの証を立ち上げ、故郷に錦を飾る日を夢見る若人。冷静。搭乗機体は重量射撃戦特化の「フライトラップ」
PIPさん:"伊達男"ジャック・ウィリアムス:28才男性 文明国からやってきたドンファン。痴情のもつれでブッ刺された過去から、剣の達人なのに先端恐怖症。EMでぶん回す分には問題なし。搭乗機体は汎用の「ライノ・セラ」
OKINAさん:カラール・クラート:15才女性 脅威のコマンダー9レベルを誇る、チームのリーダー。箱入りバカだが、器は大きい。通称お嬢。搭乗機体は複座のミサイリア「ツヴィトーク」
浅間忍さん:メリーベル:23歳女性 世情に長けた人情系。わっちありんす口調で喋る。通称姉御。「ツヴィトーク」のコパイであり、同時にサブマスも担当。
俺:エマヌオーレ:36才男性 いかにも傭兵なゴロッパチ。話が進むにつれ、情に流される辺りも含めて。モヒカンのインテリマッチョ。搭乗機体は軽量汎用の「アルペンローゼ
以上、傭兵団「紅い盾(ロトシルト)」のメンバーであります。うっかり引き受けた依頼のおかげで、大国に踏み潰されそうになっている国の運命を背負ってしまったろくでもない面々。何とか頑張って、確実に蒸発する流れだった情勢を覆し、独立維持で終戦させました。いやー、絶対詰んだと思ってたんだけどね。
今回はワンデイキャンペーンでした。読んで文字の如く、一日で三シナリオを終わらせ、キャンペーンを完走するという一見無謀な発想。ですが、しっかりしたシナリオの練り込み、サブマスを立てて負荷を軽減、EMという比較的軽量なシステム、最後まで消えることのなかった集中力など、さまざまな要素により大成功。個人的には十分やれると思っていましたが、それを現実にする練りこみは流石の一言です。
キャンペーンは面白いのですが、「間を置くと忘れる」「それを避けるべく、間を置かずにやるとスケジュールで埋まる」などやや困った点もないわけではなく。そこらへんの不具合も綺麗に乗り越えた形で遊べ、見た目の無茶さに反してかなりのパフォーマンスを誇ります。まぁスッゲェ疲れるし準備も気合も要るので、回数やれるものでもないですが。EMというシステムでなおざりにされがちな、じっくりと腰を据えた戦争の話がたっぷり遊べ、大満足であります。