七月鏡一&藤原芳希、小学館。リアル系超人病患者の巣窟漫画七巻目。今まではJESUS外伝というか、宴の始末って色合いが強い漫画でしたが、新たな敵組織TPCの本格的なアタックが始まって、ようやく独自の流れが見えてきた感じ。同時に、イージスのあの人が見え見えの正体をようやく晒したりもしましたが。やったぜ伊健。
今回の敵ラバーマンが出てきたときは、正直｢ハイハイ、オモシロ殺し屋ね」という反応だったわけですが。だって七月レルムには、サラリーマンよりオモシロ殺し屋の方が多いくらいなんだもの。さておき、その反応はいい方向に裏切られた感じで、渋めのオリジンを持った哀しみの戦士であり、TPCとのファーストコンタクトとしてインパクトのあるキャラでした。
土方がおざなりに調子に乗ったり、巽がおざなりに調子に乗ったりもした。まぁ超人どもが調子に乗るのはいつものこと、っていうかジーザス、女王一派、ナイトゴーンツ、エレメンツネットワークにTPCと、思惑も立場も違う組織が各々超人を出してきて、藍空市はパンク寸前です。温度上がってきて面白いです。龍門幇も絡んできたし、いやはや盛り上がってきたなぁ。
