huke&鈴木小波、角川書店。B★RSのコミカライズ、というかスピンオフというかの一巻目。元が元だけに、BRSはいろんな展開ができる題材のようで、この漫画でBRSさんは煉獄的な所で悪さをするバッドなソウルをハントするキャラです。地球防衛ロボになったり女子中学生の憑依体になったり、BRSさんは忙しいな。
全体的にシャレオツな感じが漂う画面＆ストーリー作りで、なんとはなしに王ドロボウJING思い出した。hukeの原型が生み出すイメージとしっかり噛み合っていて、なかなか好感触です。漫画としてのキャラの立ち方もなかなか良くて、コメディ、シリアス両面でこなすバランスの良さ。
特にデッドマスターさんの髪の毛喰らい系面倒くさいレズっていう造形がいい。というか、デドマスさんはどんな時空でも面倒くさいレズか、そうか。お話自体は、黒岩さんを取り巻く世界それ自体のきな臭さが頭を出したあたりで次回に続く！ という展開。巨大オセロ盤の周りにいたゴッドハンドみたいな奴ら次第かなー。全体的に気になる引きで、二巻が楽しみです。
