イマワノキワ

TRPGやアニメのことをガンガン書き連ねていくコバヤシのブログ

プレイレポート 14/12/23 二つの鍵キャンペーン最終話「あなたと綴る物語」

昨日はシェンツ先生GMのグランクレストキャンペーン、その最終話を遊んできました。

 

シナリオタイトル:あなたと綴る物語 GM:シェンツさん システム:グランクレスト

田中くん:ナガト:外見10代女性:投影体(オルガノン) かの大日本帝国海軍旗艦、その投影体。最終決戦の渦中で騎士叙勲を受け、アウリン宮廷に正式に港を定める。

浅間忍さん:ジャガーノート:47才男性:メイジ(ヒーラー) 常に落ち着いた佇まいの、宮廷の知恵袋。北方の一大勢力と化したアウリン宮廷においても、変わらず要を務める。

よねちょくん:"黒山の牙"ガリド=テリブル:外見20代男性 故郷を邪龍に焼かれ、復讐する力を得るべく傭兵になった青年。ノーザンエデン戦役終結後は、己の復讐を達成すべく旅だった。

コバヤシ:フィギエ=フロエラル:17歳男性:ロード(ルーラー) アウリンの若き英才。北方連合をまとめ上げ、ノーザンエデン戦役を勝利に導き、ゼノワイスを浄化した、アトラタン・ポリティカル・チェスボードの新たなるプレイヤー。

というわけで、全四回に及んだ北方キャンペーンも無事終了。なりふり構わぬ大攻勢に出たゼノワイス帝国と雌雄を決するべく、四方八方奔走して政治的状況を整え、煮え切らない部分をロールで突っ突き、終局に相応しい体制を作る展開でした。

前回指摘のあったプレイングの隙間を、GMがしっかりと取ってくれたおかげで、大局的な状況の変化だけではなく、個人的な心情の落とし所を探るためにシーンを作りやすくなっていました。キャンペーンだと積み上げてきたものも沢山あるので、余裕のある構成を心がけてくれたお陰で、色んな物をしっかり掬い上げ、満足度の高い終わり方が出来たと思います。

自分個人のプレイングとしては、自分の物語要素だけではなく、他PLの物語要素も触りに行くロールを心がけました。泣いても笑っても最後なので、悔いが残らないように他PLを積極的に突っついていったのが、結果的に良かった感じ。今まで触らなさ過ぎた感じもあるけど。

キャンペーンで四話やってみて思うのは、グランクレストが持ってる国家運営RPGとしてのシステム的な軽さ、的確さ。ハンディに取り回せるデータ量でありながら、プレイしてて"国"って感じがすごくする。

反面、ロードに足場を置いた展開以外のバリエーションが根本的に付けにくく、プレイヤーとキャラクターのへの負荷(≒見せ場)が特定クラスに寄りがちだなとも感じた。無論ズラすことは出来ても、国家を背負う以上あくまでズラしでしか無い印象。ここら辺は"国"感と背中合わせなので、扱いの難しいところではあるが。

久々のキャンペーンであり、大河な感覚を思う存分楽しめた、素晴らしいキャンペーンでした。GMのシェンツさん、同卓してくれたPLの皆さん、どうもありがとう!