今年も幸運とご厚意に恵まれ、沢山セッション出来ました。
つらつらと振り返ってみます。
・総論
プレイ総数 35
GM 14
PL 21
オンライン 25
オフライン 10
去年が35回だったので、プレイ総数としては少し増えている。
緋さんやライドくんにオフラインに引っ張り出していただいたこと、シェンツ先生にグランクレストキャンペーンを立ててもらったこととか影響してるかも。
GM回数も少し増えているが、これもライドオフのテストプレイや本番、後でのお呼ばれが関係してるかも。
・システム
NOVA-X 17
グランクレスト 5
艦これRPG 3
TGS 3
BBT 3
ブラッドムーン 1
サタスペ 1
シノビガミ 1
神我狩 1
圧倒的な回数でNOVA-Xがトップ。
ウチはデータバリエーションが枯れると立卓自体が怪しくなる環境なので、NOVA-Xの横幅の広さ、遊びやすさはやっぱ汐が合ってるってことなんだろうな。
キャンペーンがあったグランクレストや、艦これRPGにTGSと、新し目のシステムが多いのはミーハーなカッツェ環境らしい。
そんな中BBTが3回立っているのは、なんだかんだソウルシステムなのだと思います。
・オリジナルシナリオについて
○Wannabe!!(NOVA-X)
どチンピラが男になる話と、機械知性が困った状況になる話のハイブリッド。
僕の悪い癖なのですが、要素を盛りすぎてとっちらかり気味になって、PLのモチベーションを迷わせてしまった感アリ。
盛る技術以外にも、捨てる技術を磨かないとイカンなぁ。
○青いパンドラ(艦これRPG)
『お菓子に恋にオシャレに音楽! 今日も鎮守府はDOKI☆DOKIで大ッ変~ミ☆』みてーな艦これを食えないウチの環境。
無論俺の好みも塩味キツイほうが好みなので、クッソみたいな戦争の中でクッソ軍人にかわいそうな艦むすがクッソみたいな扱いされてるので、PCがぶっ飛ばすシナリオを書いた。
俺個人としては、艦これの戦争部分を真っ向から受け止めつつ、ギリギリ悪趣味にならない位の味付けが好き。
○晴れ、時々異星人(NOVA-X)
ライドオフでRLをすることになったので、シンプルでわかり易く、フックの有るシナリオを書くべと思って仕上げたシナリオ。
ありがたいことに色んな方に好評だったようで、素直さって大事ねと思うことしきり。
盛り込みたい部分の核を残しつつ、余分なところは極力削り、PLの遊びスペースに出来るといいんだろうなぁ。
○辺境より愛を込めて-From Marginal with Love-(BBT)
シェンツ先生の「ドラキュラZEROっぽいことしてぇ」という呟きに導かれ完成した、吸血鬼シナリオ、と思わせて街が変容していく過程がメインの池袋シナリオ。
これは比較的盛ったことが成功に繋がっているシナリオで、何らかのデータギミックを介することで、PLに取って食いやすい形で過剰な思い入れを処理できるということか。
手間を惜しんではイカンのだな、やはり。
○混沌こそ我が墓碑銘-Epitaph-(NOVA-X)
ソエジマ迎撃用に考えてたシナリオがどうにもまとまらないので、過去のネタ帳からALS用のフックを引っ張ってきて、NOVAに置き換えたシナリオ。
組織哲学の特異性から聖母殿を浮き彫りにしたいというテーマ意識は立派なのだが、いまいち処理しきれていない感じもある。
PLが前のめりになってくれたおかげでセッション自体は成功なのだが、事故率を下げたいというか、一般性がほしいというか。
とりあえず、こうして纏めて見えてきたシナリオライティングの課題は、削る技術……というより、製作工程の中に削るファイズをしっかり取ることだな。
今年もいいセッションが出来て、本当に幸せでした。
来年もよろしくお願い致します。