イマワノキワ

TRPGやアニメのことをガンガン書き連ねていくコバヤシのブログ

踊る艦隊機動

オフはやっぱ早さと的確さがあるなぁとか思いつつ、久方に一日二本シフト。やるのは最近一番キてるシステム、艦これRPGです。
シナリオタイトル:波間のボトルシップ システム:艦これRPG GM:シェンツさん
浅間忍さん:矢矧:軽巡 レア装備に身を固めた、最新鋭軽巡。面倒くさい小娘で構成された艦隊の中で、芯の強さと落ち着いた立ち回りを見せる。
田中くん:比叡:戦艦 行方不明の姉に思いを馳せる、悩める戦艦。普段は抑えているが、要所要所で金剛の幻影に悩まされ不安定化する。思いを込めて譲渡された46センチ三連装砲に思いを込め、逆襲の狼煙を上げた。
Braveoneさん:鳥海:重巡 規律と公平を重んじる、軍人らしい軍人艦むす。委員長めいた仮面の奥に、未来を夢見る心を殺していた。
コバヤシ:白雪:駆逐 縁の下の力持ち、便利屋、何でも屋。駆逐の宿命を誇りを持って受け入れた、幼き古参兵。上からの押し付けに反発し、己の道を模索し始める。
こんな感じの横須賀鎮守府のファースト・フリート、通称"暁星艦隊"の愉快な面々であります。一見優等生軍団のように思えますが、内面ネロネロしてる面倒くさいメンバーばっかだったという大惨事。艦これRPGはキャラクター・世界観両面において踏み込めない枷を背負っているので、多かれ少なかれTRPGとして遊ぶ上でお手盛りにしないと追っつかないわけで。こういうこともあるよね!
シナリオはショートキャンペーン第一話で、ルールブック内部に分散的に記述されている世界観や、ブラゲの方から推測できる状況を繋ぎあわせたら「どう考えても人類に逃げ場なし」というシリアスな結論が出てきた、という展開。OPで状況説明が終わった時、PL全員「まぁ……そうだよね……」と楽しく薄暗い顔をして頷き合ってました。太平洋戦争をベースにして各種イベントを設定している以上、艦これの戦いが追い詰められ余裕のない戦争になるのはある種の必然なわけで。(余裕のある戦争というのが歴史上あったかどうかは横に置きます)
そんな状況で鎮守府にやってきたストレンジャーに反発しあるいは共感し、ぶつかり合いながら一つのゴールに向かう展開はやっぱり面白く、ベーシックな展開というのは強いのうと実感。自分的反省点としては、この前やった雷とおんなじキャラだったのは問題。好きなコースでお手盛りにやってると、気づかぬうちに特定のパターンに嵌ってんだよなぁ……ある程度しょうがないとはいえ、ちっとは変化させたいところでした。ともあれ面白かったので、二話が楽しみでごわす。