イマワノキワ

TRPGやアニメのことをガンガン書き連ねていくコバヤシのブログ

プレイレポート 15/12/20 BAR『鮮血の魔女』

昨日はブレカナのオンセを遊びました。GF付属シナリオだよ。

シナリオタイトル:鮮血の魔女 システム:ブレイド・オブ・アルカナ リインカーネーション GM:シェンツさん

よねちょくん:"枯れた柊"ウッド・スカイラーク:67歳男性:アングルス=マーテル=アクシス 言葉一つで仲間を死地に追い込む王佐の宿命に疲れ果て、希望を枯らした死にたがり。だったのだが、若き闘魂に触れ、もう一度立ち上がるべく拳を握り直した元気なジジイ。

浅間忍さん:ナハト・オイレ:"騎士忍"20代男性:アルドール=アダマス=ディアボロス 奇怪な仮面に身を包み、悪あるところに疾風のごとく駆けつける正義の男。その過去は謎に包まれているが、剣術と堅い信念は本物。

新米くん:クリスタ=ヘイリン:22歳女性:デクストラ=レクス=イグニス 天才錬金術師として名を馳せるも、家庭教師をしていた貴族の子弟を殺戮者に皆殺しにされ、乾いた復讐の人生を選んだ女銃士。ソリッドな性格の中に情の湿り気を残す。

コバヤシ:"聖血機械"アデリーナ・サングィヌス:外見10代女性:マーテル=エフェクトス=クレアータ 旅の戦士として100年間世界を放浪する、生きた奇跡。その正体は聖女の血液をベースに作られた液体型クレアータであり、教皇謹製の人造聖女である。無垢故の峻厳さを宿した、殺戮者を殺す機械。

というわけで、GF付属シナリオを遊んできました。BARの公式シナリオとしては三本目になるわけですが、相当変化球なのにストライクが取れる面白いシナリオでした。ネタバレになるので細かいところはいえませんが、このネタの捻り方はとても面白い。メタっぽいけどちゃんと世界観の真ん中に切り込んでいて、モチベーションも上がる。

シナリオの方は安心して乗っかることがデキるイベント進行シナリオで、余計ごとに気を使わず集中できました。ちょっとメインヒロインの処理が弱いというか、世界観が要求するハードさにナァナァでオチをつけてしまってる印象もあるけど、ここら辺はGMのシェンツさんが巧くアレンジしてくれたおかげで、満足度高くプレイ出来たな。

自分は二度目のブレカナRなんですが、やっぱりいろいろ最新鋭の部品に取り替えつつも、根幹システムが旧世代のゲームなのは否めない。具体的に言うと奇跡の処理がオンでやるには重くて、致死級のデータが飛び交う中で鎖があって束縛があって……と色々処理するのは、高速安定の新世代システムに慣れた体には大変だった。具体的には、クライマックスの鎖処理を参加者全員が忘れていた。無論僕らがオッサンになったってのもあるんだが、手渡しするタロット抜きのオンセでは、大量の割り込みとスタックが発生するBARの戦闘は大変だな。

しかしやっぱり世界観の魅力はBAR独特のもので、聖痕者と闇の鎖を絡めたロールプレイをとろとろと楽しむ瞬間は、素晴らしく面白い。この暗くて乾いた感じはやっぱ、BARの強みだなぁと思いながら掛け合いしてました。他PLの皆さん、付き合ってくれて有り難とうございました。

というわけで、ブレカナをたっぷり楽しみました。"お約束"を逆手に取った巧いシナリオで、とても良いと思います。同卓していただいたみなさん、ありがとうございました。良いセッションだった。