ALLOUTを見る。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2017年1月19日
伊勢くん家の世知辛い事情ってわけで、先週に引き続き退部の話。
部活モノでここまで家庭事情に踏み込むのも珍しいと思うが、モブと思っていた少年たちの顔が見えてきて、試合を勝ち抜く仲間になっていくのは群像劇としてとても面白い。チームスポーツだから、こういうの大事だ
サポートを受けきれず去っていった気多君と、親友の経済支援で脈を繋いだ伊勢くん。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2017年1月19日
差異はどこにあるのか悩ましいが、一年と二年、部活の中で積み上げてきたものの差なのかな、と思う。
あと止めるやつと残るやつの対比を作りたい、作劇的な狙いか。止めるばっかだとドンドン気分下がるからな。
伊勢の兄に関しては、『いやお前らホモだろ』とツッコんでくれるひとがこの世界にいることにまず驚いた(世界律で『そういうもの』で、みんなセクシーなのが当然なのだと思っていた)が、わりかし分厚くフォローが入っていた。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2017年1月19日
時間を使ってでも、ただの悪役にしきらなかったのは、個人的には好きな味
伊勢が言葉にしたフォロー以外にも、クタクタの靴とか普段の振る舞いとか、弟を大事に必死にやってる感じはよく見えて、それでもなお経済事情はシリアスでシビアだ。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2017年1月19日
伊勢≒ラグビー部を一方的に『善人』にしない仕上げ方は、逆に描写の誠実さを上げていたように思う。
残るやつもいれば、止めるやつもいる。色んな事情を飲み込んで神高ラグビー部は前に進んでいく。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2017年1月19日
前回と合わせて、部活として、たくさんいる高校生のポートレートとして、作品の独自性を上げるエピソードだった。生活の一部としての部活、スポーツをちゃんと睨むのは、良いアングルだと思う。