ALL OUTを見る。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2017年3月23日
嶺蔭Bチームとの練習試合、マツの言葉に揺れる神高であったが、一年・二年、そして睦が武器であるがむしゃらさに火を付け、2トライの優位を保って折り返し。
選手/生徒の状況を明確に見切りつつ、あえて『待つ』強さを持った両監督が頼もしい。このままでは終わらなさそう
というわけで試合開始…の前に、マツと三年の重たい衝突が挟まる。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2017年3月23日
プレイの面でも部活としても、チームの潤滑油としてマツが機能していた様子は巧く描写されていただけに、彼が折れてしまうのはショックだった。
そら三年のプレイも質が下がるだろうが、それでもラグビーはやらなければいけない。
ゲームの一瞬一瞬を全力で駆け抜ける、狂おしいほどの集中力。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2017年3月23日
それだけが強みの神高にとって、意識が外側に向くのは致命的だ。要の赤山までヌケてしまったら試合にならないところだが、そこで『アツいプレイを見せて、マツを正気に戻してやる!』という方向に行くところが、キャプテンだなぁと思う。
そんな赤山も人の子、どうしたってプレイに精彩を欠くところを、睦が巧く埋めていた。二人の二人三脚でここまで引っ張ってきた軌跡を、巧く反映したピールオフ。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2017年3月23日
走るのが得意ではない睦がランで決める所も含めて、非常に神高らしいトライだった。ポジションから外れたことも、時には必要なのだ。
ここら辺の復調を篭さんがジーっと見守っているのは流石で、あえて支えず、自力で戻していく強さを練習試合で鍛えておこうという算段なのだろう。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2017年3月23日
それは監督としての計算であるし、教育者としての判断でもある。子供たちが自力で起てるなら、それが一番なのだ。
自力で立てない子供たちを、体を張り、自分の時間を使って支えてきたコモさんだからこそ、『見る』という選択肢に重さと理がある。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2017年3月23日
これがコモさんの独占ではなく、嶺蔭監督もおんなじように『見て』いるところが面白い。マインドのあるチームとやって、本戦前に緩みをとっておきたいのかな?
他にも諏訪の泥臭いトライあり、石清水の絞り上げるラックあり、各員が強みを活かして試合を作っていた。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2017年3月23日
諏訪くんは大原野との衝突でアツい部分を見せてくれていたので、そのうめき声が報われるような先制トライが嬉しかった。努力が報われない、強くなれないと嘆いていたけど、嶺蔭相手にトライだぞ
地味ーに小さい体で押し合いへし合いに毎回参加している祇園くん含め、前半は神高のひたむきさ、団結力がプレイに結びつき、いい仕上がりだった。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2017年3月23日
ただ、嶺蔭はあくまでBチーム。残波くんも新手のスタンド使いみたいなオーラ出してやる気十分だし、こっからどう転がるかはわからない。
残り一話、どうやら公式戦を一回もやらないまま、ALL OUTのアニメには一つの区切りがつきそうだ。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2017年3月23日
前代未聞だが、勝負論の派手さから外れた面白さが、このお話の強さだった気がする。それを描ききれるかどうかは、来週の描写にかかってくるだろう。非常に楽しみだ。
僕はマツが好きなので、個人的には『何故』の部分を解消して終わってほしいけども、試合に決着は付けなきゃいかんし、『俺達の花園はこれからだ!』せんといかんしで、きっちりは終わらなそうだなぁ…原作でもケリついてない部分かな?
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2017年3月23日
どちらにしても、神高らしく試合し、神高らしくまとめて欲しい。